2016年06月24日

WestBam/We'll Never Stop Living This Way (1997)

ウエストバム/ウィル・ネヴァー・ストップ・リヴィング・ディス・ウェイ(ネヴァー・ストップ・リヴィング・ジス・ウェイ)

1980年代前半からドイツのハウス/テクノ・シーンの主導者として活動し、ドイツのテクノレーベル、ロウ・スピリットの創設者、エレクトロニック・ダンス・ミュージック・フェスティヴァル「ラヴ・パレード」「メイデイ」の創始者として知られる1965年生まれのドイツのテクノDJ、ウエストバム(WestBam)(本名:マキシミリアン・レンツ)の1997年のアルバム。通称の「WestBam」は生まれた場所のヴェストフェリア(Westphalia)とアメリカ合衆国のDJ、アフリカ・バンバータ(Afrika Bambaataa)に由来。シンプルでミニマルな音のエレクトロ(エレクトロ・ファンク)を基調に、テクノ/ハウス曲が切れ目なくノンストップで続いてゆく構成。1997年のラヴ・パレードのテーマ曲「Sunshine」(ドイツ5位。ドクター・モテとの共作)、1997年のメイデイのテーマ曲「Sonic Empire」(メンバーズ・オブ・メイデイ名義)収録。「Free Me」はアメリカ合衆国のヒップホップDJ、アフリカ・イスラム(アフリカ・バンバータの息子)が参加した曲。日本盤はボーナストラックとして石野卓球との共作「Cherry Blossom Dub」を収録

We'll Never Stop Living This Way

2014年06月13日

Kanye West/The College Dropout (2004)

カニエ・ウェスト/ザ・カレッジ・ドロップアウト

ロッカフェラ・レコードのプロデューサーとしてジェイ・Z(Jay-Z)の「The Blueprint」(2001年)のプロダクションを手がけたことで知られるアメリカ合衆国のヒップホップMC、プロデューサーのカニエ・ウェスト(Kanye West)の1stアルバム(全米アルバムチャート2位)。クラシックなソウル曲のヴォーカルを速回しして高いピッチでサンプリングする手法が特徴の、メロディックでソウルフルなヒップホップ。キャッチーな歌メロ重視で聴きやすい音。シングル曲、「Through the Wire」(全米15位。チャカ・カーン(Chaka Khan)の1985年のシングル「Through the Fire」をサンプリング)、「All Falls Down」(全米7位。歌手のセリーナ・ジョンソン(Syleena Johnson)参加。ローリン・ヒル(Lauryn Hill)の「Mystery of Iniquity」の引用を含む)、「Jesus Walks」(全米11位。ARCクワイアによるゴスペル曲「Walk with Me」の歌唱をサンプリング)、「The New Workout Plan」収録。米国だけで300万枚以上を売り、グラミー賞(最優秀ラップ・アルバム)を受賞したヒット作

The College Dropout

2014年04月11日

The Who/The Who Sell Out (1967)

ザ・フー/ザ・フー・セル・アウト

1964年に結成されたイギリスのロックバンド、ザ・フー(The Who)の3rdアルバム(全英アルバムチャート13位)。1960年代のイギリスの海賊ラジオ局へのトリビュートとして制作されたコンセプト・アルバムで、海賊ラジオ局のレイディオ・ロンドンの放送を模しており、偽のコマーシャルや本物のジングルがメロディックなサイケデリック・ポップの楽曲の曲間に挿入されている。シングル曲「I Can See for Miles」(全英10位、全米9位)収録。「Rael」はアルバム「Tommy」(1969年)の原型のようなロック・オペラ風の曲。ピート・タウンゼンド(Pete Townshend)の繊細なソングライティングとギタープレイが聴きどころ

The Who Sell Out

2013年06月22日

White Noise/An Electric Storm (1969)

ホワイト・ノイズ/アン・エレクトリック・ストーム

アメリカ人のデイヴィッド・ヴォーハウスを中心とするロンドン拠点の電子音楽のプロジェクト、ホワイト・ノイズ(White Noise)の1stアルバム。Island Recordsから発売。テープレコーダーによる編集技術と原始的なアナログシンセ(EMS VCS 3)を使用したサイケデリック・ポップ。電子効果音とミュージック・コンクレート/サウンド・コラージュ的な人力サンプリングを多用した実験的な音楽だが、メロディックなヴォーカルとビーチ・ボーイズ(The Beach Boys)のようなコーラスを導入したポップ志向の音でもある。1960年代後半のサイケ/電子音楽のカルトな名盤。2007年にデジタル・リマスター盤が発売されている。シルヴァー・アップルズ(Silver Apples)などを好む方におすすめ

An Electric Storm

2013年01月26日

Amy Winehouse/Back to Black (2006)

エイミー・ワインハウス/バック・トゥ・ブラック

ハスキーな声の低音ヴォーカルとジャズ・ソウル・R&Bを混合した音楽性で知られる英国のシンガー・ソングライター、エイミー・ワインハウス(Amy Winehouse)の2ndアルバム(全英アルバムチャート1位、全米2位)。古いヴォーカル・ジャズ、1960〜1970年代ソウル、ヒップホップ、1990年代以降のネオソウル、コンテンポラリーR&Bの要素を包括するポップなヴォーカル・アルバム。全世界で2000万枚以上の売上を記録したヒット作。グラミー賞(最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム)受賞作。シングル曲5曲、「Rehab」(全英7位)、「You Know I'm No Good」、「Back to Black」(全英8位)、「Tears Dry on Their Own」、「Love Is a Losing Game」収録。プロデュースは英国人DJのマーク・ロンソンとヒップホップ/レゲエ系の仕事で知られる米国のプロデューサー、サラーム・レミ

Back to Black

2012年05月19日

Wilco/Yankee Hotel Foxtrot (2002)

ウィルコ/ヤンキー・ホテル・フォックストロット

1994年に結成された、イリノイ州シカゴを拠点とするアメリカ合衆国のロックバンド、ウィルコ(Wilco)の4thアルバム(全米アルバムチャート13位)。ニール・ヤング(Neil Young)等のカントリーロックの要素を含み、実験的な音響とポップな歌メロが同居するオルタナティヴ・ロック。レディオヘッド(Radiohead)のような内省的で陰鬱なムード。ミックスはジム・オルーク(Jim O'Rourke)。67万枚以上を売ったヒット作

Yankee Hotel Foxtrot

2011年02月13日

Weekend/La Varieté (1982)

ウィークエンド/ラ・ヴァリエテ

元ヤング・マーブル・ジャイアンツ(Young Marble Giants)の女性ヴォーカリスト、アリソン・スタットンが結成したウェールズのインディーポップバンド、ウィークエンド(Weekend)の唯一のスタジオ録音アルバム。ラフ・トレードからの発売(UKインディーチャート4位)。ジャズ、ラテン音楽(サンバ、ボサ・ノヴァ)、アフロビート、フォークなどをベースにしたアコースティック志向のインディーポップ。プロデュースはロビン・ミラー。日本では「ネオアコ」の名盤の一つとして有名。2006年にチェリーレッドから出た再発盤は、デモ、12インチ・ヴァージョン、シングル曲「Past Meets Present/Midnight Slows」(プロデュースとアレンジはペンギン・カフェ・オーケストラ(The Penguin Cafe Orchestra)のサイモン・ジェフス)を含むボーナストラック8曲を収録。エヴリシング・バット・ザ・ガール(Everything but the Girl)、ヘアカット100(Haircut One Hundred)を好む方におすすめ

La Varieté

2010年11月03日

Wham!/The Final (1982-1986)

ワム!/ザ・ファイナル

ジョージ・マイケルとアンドリュー・リッジリーが1981年に結成したイギリスのポップ・デュオ、ワム!(Wham!)の全ヒット曲を収録した編集盤(全14曲)。スモーキー・ロビンソン、シュープリームス等のモータウン・サウンドや1970年代のソウル、ディスコの影響が強い、ブルーアイド・ソウル/アダルト・コンテンポラリー風のダンスポップ。キャッチーなメロディー。「Bad Boys」(全英2位)、「Wake Me Up Before You Go-Go」(英米1位)、「Freedom」(全英1位/全米3位)、「Everything She Wants/Last Christmas」(両A面シングル。全英2位)、「I'm Your Man」(全英1位/全米3位)、「The Edge of Heaven」(全英1位)他ヒット曲多数収録。特に「Wake Me Up Before You Go-Go」と「Freedom」はモータウン風の佳曲。「Last Christmas」は世界中で多くのアーティストにカヴァーされたクリスマスの定番曲。「Young Guns (Go For It!)」(全英3位)と「Wham Rap! (Enjoy What You Do)」は初期のラップ曲。「Club Tropicana」(全英4位)はヘアカット100風のラテン・ファンク曲。「Where Did Your Heart Go?」はウォズ(ノット・ウォズ)のカヴァー。「Careless Whisper」(英米1位)はジョージ・マイケルのソロ名義のデビュー曲

The Final

2009年09月13日

Wire/Pink Flag (1977)

ワイアー/ピンク・フラッグ

1976年にロンドンで結成された英国のロックバンド、ワイアー(Wire)のデビューアルバム。セックス・ピストルズ(Sex Pistols)のデビューからわずか1年後にリリースされ、アートスクール系パンクをベースにしているが、伝統的なロックの楽曲構造を短く圧縮し、機械的でミニマルなリズムで再構築したような、ポストパンク的な特異な音楽性。ワイアーの最初のアルバム3枚、特にこの1stはポストパンクや1980年代USインディーロック、ハードコアパンク、1990年代のブリットポップなど、後の音楽シーンに広範な影響を及ぼした。プロデュースはマイク・ソーン。2006年にデジタル・リマスター盤CDが発売されている。初期のジョイ・ディヴィジョン(Joy Division)やザ・キュアー(The Cure)を好む方におすすめ

Pink Flag

2008年11月09日

The White Stripes/Elephant (2003)

ザ・ホワイト・ストライプス/エレファント

1997年にミシガン州デトロイトで結成されたアメリカのオルタナティヴ・ロックバンド、ザ・ホワイト・ストライプス(The White Stripes)の4thアルバム(メジャーデビュー盤。全英アルバムチャート1位、全米6位)。ジャック・ホワイト(g、vo)とメグ・ホワイト(ds)の2人組。ガレージロック、ブルース、パンクを基調にしたシンプルでローファイな音。ヴォーカル、ギター、ピアノ、ドラムスのみというミニマルな編成。シングル曲「Seven Nation Army」(全英1位)、「The Hardest Button to Button」(全英2位)収録。グラミー賞(最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム賞)受賞作。「I Just Don't Know What to Do with Myself」はバート・バカラックとハル・デイヴィッドが作曲し、トミー・ハント、ダスティ・スプリングフィールド、ディオンヌ・ワーウィック他が歌った曲のカヴァー

Elephant

2008年06月10日

War/The World is a Ghetto (1972)

ウォー/ザ・ワールド・イズ・ア・ゲットー(世界はゲットーだ!)

1969年にカリフォルニアで結成された米国のファンク・バンド、ウォー(War)が元アニマルズのエリック・バードン脱退後にリリースした3rdアルバム(全米アルバムチャート1位)。ジャズ、ファンク、ロック、R&B、ラテン、レゲエを融合させたフュージョン・サウンド。ラテン・ソウル/カリビアン・ファンクの秀作。「The Cisco Kid」(全米2位)、「The World is a Ghetto」(全米7位)収録

The World is a Ghetto

2007年08月28日

Stevie Wonder/Songs in the Key of Life (1976)

スティーヴィー・ワンダー/ソングス・イン・ザ・キー・オブ・ライフ

野心的な音楽性と大衆性の両方を兼ね備えていた1970年代のスティーヴィー・ワンダーの傑作の一つ。2枚組LP+4曲入りEPという変則的な形式でリリースされた21曲入りの大作。最高傑作との世評も高い。14週連続で全米ポップアルバムチャート1位となり、グラミー賞(年間最優秀アルバム、最優秀男性ポップヴォーカル)を受賞した大ヒット作。「Love's in Need of Love Today」、「Sir Duke」、「I Wish」、「Pastime Paradise」、「Isn't She Lovely」、「As」、「Another Star」他印象的な曲多数。ジョージ・ベンソン(g、vo)、ハービー・ハンコック(key)他参加

Songs in the Key of Life

2006年01月28日

Wishbone Ash/Argus (1972)

1970年代前半の英国で人気があったハードロック・バンドの一つ、ウィッシュボーン・アッシュの3rdアルバム。ジャズやプログレッシヴ・ロックに影響された器楽アンサンブル、特にテッド・ターナーとアンディ・パウエルによるツイン・リードギターのハーモニーが特徴の抒情的かつ繊細な音

Argus

2005年10月22日

The Who/Who's Next (1071)

英国のロックバンド、ザ・フーが2つの「ロック・オペラ」、「Tommy」と「Quadrophenia」の間にリリースしたアルバムで、フーのスタジオ録音アルバムの最高傑作と目される一枚。ピート・タウンゼントのギター、キーボード、ARPシンセ(シーケンサー)とキース・ムーンのオフビート・ドラムをフィーチュアした爽快なハードロック。「Baba O'Riley」「Won't Get Fooled Again」収録

Who's Next

2005年08月28日

Scott Walker/Boy Child (1967-1970)

米国のアイドル・ポップグループ、ザ・ウォーカー・ブラザーズのヴォーカリストとして知られるスコット・ウォーカー(本名:スコット・エンゲル)のソロ作品を集めたベスト盤。深みのある低音ヴォイスと暗く内省的な作風で、ディヴィッド・ボウイ、ブライアン・イーノ、ディヴィッド・シルヴィアン(ジャパン)、マーク・アーモンド(ソフト・セル)、ジュリアン・コープ(ティアドロップ・エクスプローズ)等の英国のアーティストに影響を与えた人

Boy Child

2005年07月29日

Tom Waits/The Heart of Saturday Night (1974)

ブルース&ジャズ風の曲にダミ声のボーカル。場末の酒場風。2nd

The Heart of Saturday Night

The Waterboys/This is the Sea (1985)

アイリッシュ・トラッド寄りになる前の作品。ボブ・ディランの影響大。エモーショナルかつスピリチュアルな音。U2、アラームを好む人におすすめ。「The Whole of the Moon」は佳曲

This is the Sea

Muddy Waters/The Chess Box (1947-1972) *

シカゴ・ブルースです。ロックへの影響は大。3枚組CDボックス

The Chess Box

2005年07月28日

Weezer/Weezer (Blue Album) (1994)

チープ・トリック等のパワーポップ、ピクシーズ等のノイジーなギターバンドに影響された米国のオルタナティヴ・ギターポップバンド、ウィーザーの1stアルバム。リーダーのリヴァース・クオモ(vo、g)を中心として1993年に結成。甘く切ないメロディ、ヘヴィなギター、パンクなビート、ビーチ・ボーイズ風のコーラス・ハーモニー。「オタク系ロック」(Geek Rock)とも形容された独特の音。「Buddy Holly」「Undone-The Sweater Song」「Say It Ain't So」収録。プロデュースは元カーズのリック・オケイセック

Weezer (Blue Album)

The Who/The Who Sings My Generation (1965)

初期ブリティッシュ・ビートの典型的な音。ジェイムズ・ブラウン「I don't Mind」「Please, Please, Please」のカヴァー収録の1st

The Who Sings My Generation

Hank Williams/40 Greatest Hits (1947-1953?)

ブルース色あふれるカントリー。怪しいヨーデル唱法。2枚組CD

40 Greatest Hits

Brian Wilson/Brian Wilson (1988)

精神病とドラッグ中毒による約11年のブランクを経て奇跡的なカムバックを果たした元ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンの1stソロアルバム。1960年代中頃のビーチボーイズを髣髴とさせるメロディライン。ラス・タイトルマン、ジェフ・リン、レニー・ワロンカーが共同プロデューサーとして参加。シングル曲「Love and Mercy」収録

Brian Wilson

Wire/Chairs Missing (1978)

パンク、エレクトロ、アヴァンギャルド、アコースティック・ポップ…「ロックじゃなければなんでもいい」的な、ポスト・パンク期を象徴するような音。2nd

Chairs Missing

Stevie Wonder/Innervisions (1973)

モーグ・シンセの歌うような音。名曲「Livin' for the City」収録

Innervisions

2005年07月27日

The Wonder Stuff/Construction for the Modern Idiot (1993)

英国のパワフルなギターポップバンド。一般的には1st「The Eight Legged Groove Machine」(1988年)がおすすめかも。でもこの4thも悪くないです

Construction for the Modern Idiot

The Woodentops/Wooden Foot Cops on the Highway (1988)

性急なダンス・ビートとアコースティックな感覚のミスマッチ。3rd

Wooden Foot Cops on the Highway

Robert Wyatt/Nothing Can Stop Us (1982)

世界各地のトラディショナル・ソングのカヴァーを多数収録。共産党賛歌「Red Flag」も収録

Nothing Can Stop Us