2018年06月02日

Klaus Schulze/Moondawn (1976)

クラウス・シュルツェ/ムーンドーン

元タンジェリン・ドリーム(Tangerine Dream)、アシュ・ラ・テンペル(Ash Ra Tempel)のメンバーで、クラウトロックの流れの中で電子音楽を開拓したドイツの作曲家・ミュージシャン、クラウス・シュルツェ(Klaus Schulze)の6作目のアルバム。シンセを駆使したスペイシーでアンビエントな音風景が特徴のいわゆる「ベルリン・スクール」スタイルのエレクトロニック・ミュージックの古典的傑作の1つ。モーグやARP等のシンセと効果音、ドラムによる、耽美的で浪漫的なニューエイジ・ミュージック風の音。再発盤はオリジナル・マスターとリミックス・ヴァージョンの2種類があるので注意が必要

Moondawn

2017年05月22日

Simon and Garfunkel/Bridge Over Troubled Water (1970)

サイモン&ガーファンクル/ブリッジ・オーヴァー・トラブルド・ウォーター(明日に架ける橋)

1964年にデビューしたアメリカ合衆国のフォークロック・デュオ、サイモン&ガーファンクル(Simon and Garfunkel)の5作目(最後)のスタジオ・アルバム。アメリカ、イギリス、オーストラリア、フィンランド、フランス、ドイツ、日本、オランダ、ノルウェー、スウェーデンの各国のアルバムチャートで1位。シングル曲、「The Boxer」(全米7位、全英6位)、「Bridge Over Troubled Water」(全米・全英1位)、「Cecilia」(全米4位)、「El Condor Pasa (If I Could)」収録。「The Boxer」は美しいフォークロック・バラード。タイトル曲「Bridge Over Troubled Water」(明日に架ける橋)はゴスペルに影響された曲で、ピアノ伴奏のみで始まり、3コーラス目からリズム隊とストリングスが合流するダイナミックな展開が印象的。「El Condor Pasa (If I Could)」(コンドルは飛んで行く)はペルーの作曲家ダニエル・アロミア・ロブレス(Daniel Alomia Robles)がアンデスの伝統民謡に基づいて作曲した曲に英語の歌詞を付けたカヴァーで、アルゼンチンのグループ、ロス・インカス(Los Incas)の録音を使用している。「So Long, Frank Lloyd Wright」はボサノヴァ風。「Bye Bye Love」はジ・エヴァリー・ブラザーズ(The Everly Brothers)のヒット曲のカヴァー

Bridge Over Troubled Water

2017年03月23日

Steely Dan/Can't Buy a Thrill (1972)

スティーリー・ダン/キャント・バイ・ア・スリル

1972年にカリフォルニア州ロサンゼルスでドナルド・フェイゲン(piano, electric piano, plastic organ, vocals)とウォルター・ベッカー(electric bass, vocals)を中心に結成されたアメリカ合衆国のロックバンド、スティーリー・ダン(Steely Dan)のファーストアルバム(全米アルバムチャート17位)。後のアルバムよりもポップで歌中心。R&Bやジャズロック、フォークロック、ラテン音楽の要素を含む、ソフトロック風の洗練された音楽。スティーリー・ダンのアルバムとしてはデイヴィッド・パーマーがリードヴォーカルを担当した曲(「Dirty Work」と「Brooklyn (Owes the Charmer Under Me)」)を含む唯一のアルバム。シングル曲、「Do It Again」(全米6位)、「Reelin' in the Years」(全米11位)収録。プロデュースはゲイリー・カッツ

Can't Buy a Thrill

2016年12月30日

Sailor/Trouble (1975)

セイラー/トラブル

ノルウェー出身のゲオルグ・カヤナス(12-string guitars, charango, Veracruzana harp and lead vocals)を中心とするイギリスのポップバンド、セイラー(Sailor)の2ndアルバム(全英アルバムチャート45位)。12弦ギターやチャランゴ、ギタロン、アコーディオン、マリンバなどのアコースティック楽器、オリジナル楽器のニッケルオデオン(アップライトピアノ2台がシンセサイザー、グロッケンシュピールと連動する)、シンセサイザー・ベース、コーラスをフィーチュアした、エキゾティックでシアトリカルなブリティッシュ・ポップ。1970年代ブリティッシュ・モダン・ポップの傑作の1つ。シングル曲、「A Glass of Champagne」(全英2位)、「Girls, Girls, Girls」(全英7位)収録。プロデュースはジェフリー・レッサー。副プロデューサーはルパート・ホルムズ。10ccやXTCを好む方におすすめ

Trouble

2016年09月08日

The Streets/A Grand Don't Come for Free (2004)

ザ・ストリーツ/ア・グランド・ドント・カム・フォー・フリー

1978年生まれ、バーミンガム出身のイギリスのラッパー・ミュージシャン・プロデューサーのマイク・スキナーによるヒップホップ/UKガラージ・プロジェクト、ザ・ストリーツ(The Streets)の2ndスタジオ録音アルバム(全英アルバムチャート1位)。「UKガラージ」と呼ばれるイギリスのハウス系ダンスミュージックにヒップホップやダンスホール・レゲエの要素を加えた「グライム」の様式をベースにした、イギリス独自のヒップホップの古典的名作。フォーク/ソウル風の美しいメロディーを含むポップ志向の音。イギリスの地方都市の若者の生活を題材に、日常英語で綴られるリリック。アルバム全体が1つの物語であり、ラップ・オペラのようなトータル・アルバムとなっている。シングル曲、「Fit But You Know It」(全英4位)、「Dry Your Eyes」(全英1位)、「Blinded By the Lights」(全英10位)、「Could Well Be In」収録

A Grand Don't Come for Free

2016年07月12日

Screaming Trees/Dust (1996)

スクリーミング・トゥリーズ/ダスト

1985年にワシントン州エレンズバーグで結成されたアメリカ合衆国のロックバンド、スクリーミング・トゥリーズ(Screaming Trees)の7th(ラスト)アルバム(全米アルバムチャート134位。全英32位)。1990年代初頭のグレンジ・ムーヴメント期に人気を博し、1960年代のサイケデリックロックと1970年代のハードロックの要素を融合させたオルタナティヴ・ロックで知られているが、本作はフォークやブルースの要素を含む、伝統的なアメリカン・ロック色を強めた音で、美しいメロディーの楽曲が多い。シングル曲、「All I Know」、「Dying Days」、「Sworn and Broken」収録。「Dying Days」ではパール・ジャム(Pearl Jam)のギタリスト、マイク・マクレディがギターソロを弾いている

Dust

2016年03月03日

Sepultura/Arise (1991)

セパルトゥラ/アライズ

マックス(vocals, rhythm guitar)とイゴール(drums)のカヴァレラ兄弟を中心として1984年に結成されたブラジルのヘヴィメタルバンド、セパルトゥラ(Sepultura)の4thアルバム(全米アルバムチャート119位。全英40位)。スピードと重厚さ、陰鬱な格好良さ、キャッチーなギターリフとメロディックなギターソロを含む、スラッシュメタル/デスメタルの名盤の1つ。インダストリアル・ミュージックやハードコア・パンクの影響もあり。シングル曲、「Arise」、「Under Siege (Regnum Irae)」、「Dead Embryonic Cells」収録。歌詞は英語。1997年のリマスター盤はボーナス・トラック4曲を追加収録

Arise

2015年01月16日

The Soft Boys/Underwater Moonlight (1980)

ザ・ソフト・ボーイズ/アンダーウォーター・ムーンライト

1976年にロビン・ヒッチコック(songwriting, vocals, guitar)を中心にケンブリッジで結成されたイギリスのロックバンド、ザ・ソフト・ボーイズ(The Soft Boys)の2ndアルバム。ザ・バーズ(The Byrds)やシド・バレット(Syd Barrett)等の1960年代サイケ/フォークロックの影響下、シタールやヴァイオリンなども導入したネオサイケなポストパンク。このアルバムは当初イギリスでは商業的に成功しなかったが、その後ネオサイケの傑作として再評価され、1980年代以降のギターロック、特にR.E.M.やザ・リプレイスメンツ(The Replacements)等のジャングル・ポップ、ザ・バングルス(The Bangles)等のL.A.のペイズリー・アンダーグラウンド勢に多大な影響を与えた

Underwater Moonlight

2014年12月06日

The Shaggs/Philosophy of the World (1969)

ザ・シャッグス/フィロゾフィー・オブ・ザ・ワールド(シャッグスの世界哲学)

1968年にアメリカ合衆国ニューハンプシャー州フリーモントでドロシー、ヘレン、ベティーのウィギン3姉妹が父親の意向で結成した全員女性のロックバンド、ザ・シャッグス(The Shaggs)の1stアルバム。鼻歌のようなメロディー、ユニゾンで唱うヘロヘロのヴォーカルとギター、フリージャズのように自由なドラム、不安定で天然ポリリズムなビート、バラバラのアンサンブルが特徴のプリミティヴな音。素人が音楽的素養と演奏技術のなさによって図らずも独自のアヴァンギャルドな音楽を生み出した一例。シャッグスの音楽は後にローファイ(lo-fi)/アヴァンギャルド/アウトサイダー・アートの文脈で再評価され、フランク・ザッパ(Frank Zappa)は彼女等を「better than The Beatles」と評した。ローファイなインディーポップやフランク・ザッパ、キャプテン・ビーフハート(Captain Beefheart)等のアヴァンギャルド系を好む方におすすめ

Philosophy of the World

2014年10月17日

Sebadoh/Bubble & Scrape (1993)

セバドー/バブル・アンド・スクレイプ

1986年にマサチューセッツ州ウェストフィールドでエリック・ガフニー(guitar, bass, drums, keyboards, harp, vocals)とダイナソーJr.(Dinosaur Jr.)でベースを弾いていたルー・バーロウ(guitar, vocals)によって結成されたアメリカ合衆国のインディーロックバンド、セバドー(Sebadoh)の4thアルバム。シアトルのインディーズレーベル、サブポップ(Sub Pop)から発売。ローファイ(lo-fi)と呼ばれた初期のチープで荒削りな作風と「Bakesale」(1994年)以降の洗練された作風の中間の音で、ヘロヘロでぶっ壊れたような感覚がまだ残っており、メロディックでフォーキーなギターポップとローファイなインディーロックの両方が楽しめる。シングル曲「Soul and Fire」収録。ダイナソーJr.やペイヴメント(Pavement)を好む方におすすめ。2008年の再発盤はボーナストラック15曲収録

Bubble & Scrape

2013年10月18日

Slayer/Reign in Blood (1986)

スレイヤー/レイン・イン・ブラッド(血の王朝)

1981年にカリフォルニア州ハンティントン・パークでケリー・キング(guitar)とジェフ・ハンネマン(guitar)を中心に結成されたアメリカ合衆国のスラッシュメタル・バンド、スレイヤー(Slayer)の3rdアルバム。アンスラックス(Anthrax)の「Among the Living」(1987年)、メガデス(Megadeth)の「Peace Sells... but Who's Buying?」(1986年)、メタリカ(Metallica)の「Master of Puppets」(1986年)と並ぶ1980年代スピードメタル/スラッシュメタルの傑作の1つと目されるアルバム。非常に速いテンポの短い楽曲、執拗にたたみかけるギターリフ、トレモロ奏法による高音ギターソロが特徴のエネルギッシュな爆走サウンド。シングル曲、「Raining Blood」、「Angel of Death」、「Postmortem」収録。プロデュースはリック・ルービンとスレイヤー。1998年の再発盤はボーナストラック2曲収録

Reign in Blood

2013年09月27日

Simple Minds/New Gold Dream (81-82-83-84) (1982)

シンプル・マインズ/ニュー・ゴールド・ドリーム (81-82-83-84)(黄金伝説)

1977年にグラスゴーで結成されたスコットランドのロックバンド、シンプル・マインズ(Simple Minds)の5thスタジオ録音アルバム(全英アルバムチャート3位)。ケニー・ハイスロップ(drums)在籍時にリリースされた初期の出世作であり、多くのファンから最高傑作と評されている。ロキシー・ミュージック(Roxy Music)的なアートロックとエレクトロ・ダンスポップを混合した、抒情的でニューロマンティック寄りのニューウェイヴ/シンセポップ。シングル曲、「Promised You a Miracle」(全英13位)、「Glittering Prize」(全英16位)、「Someone, Somewhere in Summertime」収録。8曲目「Hunter and the Hunted」ではハービー・ハンコック(Herbie Hancock)がシンセソロを弾いている

New Gold Dream (81-82-83-84)

2013年07月13日

The Sugarhill Gang/The Best of the Sugarhill Gang (1979-1984)

ザ・シュガーヒル・ギャング/ザ・ベスト・オブ・ザ・シュガーヒル・ギャング

シュガーヒル・レコードの創設者の1人であるプロデューサー、シルヴィア・ロビンソンによって集められたニュージャージー州イングルウッド出身の3人組によって1979年に結成されたアメリカ合衆国のヒップホップ・グループ、ザ・シュガーヒル・ギャング(The Sugarhill Gang)のベスト盤。アフリカ・バンバータ(Afrika Bambaataa)、グランドマスター・フラッシュ(Grandmaster Flash)と並ぶオールドスクール・ヒップホップの中心的なグループの1つ。ディスコ寄りのハッピーでダンサブルなヒップホップ。シック(Chic)のファンキーなディスコヒット「Good Times」のインストゥルメンタル・トラックを使用した「Rapper's Delight」(全米36位)はトップ40ヒットとなった最初のヒップホップのシングル曲。「Apache」はインクレディブル・ボンゴ・バンド(Incredible Bongo Band)の曲をサンプリングした曲。「Showdown」はザ・フューリアス・ファイヴ(The Furious Five)との共演。「8th Wonder」はジョニー・テイラー(Johnnie Taylor)の「Ever Ready」とセブンス・ワンダー(7th Wonder)の「Daisy Lady」をサンプリングした曲。「Rapper's Reprise (Jam, Jam)」と「Rapper's Delight」のリミックス(Ben Leibrand DMC Remix)も収録

The Best of the Sugarhill Gang

2013年04月27日

Silver Apples/Silver Apples (1968) *

シルヴァー・アップルズ/シルヴァー・アップルズ

1967年にニューヨークでシメオン(the Simeon, vocals)とダニー・テイラー(percussion, vocals)によって結成されたアメリカ合衆国のサイケデリック・エレクトロニック・デュオ、シルヴァー・アップルズ(Silver Apples)の1stアルバム(全米アルバムチャート193位)。自作の原始的なシンセサイザー「ザ・シメオン」(9個の発振器と86個のコントロール部からなる)による電子音、人力ドラムによるパルス/ループ的なビート、フォーク風のポップな歌メロ、サンプリング的なサウンド・コラージュの手法を導入した実験的でミニマル的なサイケデリック・ロック。後のクラウトロック、ポスト・パンク、インディーロック、エレクトロニカ等の予兆のような革新的な音。特にクラフトワーク(Kraftwerk)、スーサイド (Suicide)、スペースメン3(Spacemen 3)、ステレオラブ(Stereolab)への影響は大。1997年に2nd「Contact」(1969年)とカップリングされた2 in 1 CDとして再発されている

Graceland

2012年09月21日

The Supremes/Gold (2005/1963-1976)

シュープリームス(ザ・スプリームズ)/ゴールド

1960年代に12曲の全米No.1ヒットを生んだモータウン・レコードのアフリカ系アメリカ人女性ヴォーカル・グループ、ザ・スプリームズ(The Supremes)のベスト盤。2005年にモータウン・レコードから発売された2枚組CD(全40曲)。白人向けのポップなソウル。軽快で洗練された音。キャッチーなメロディーと美しいコーラスハーモニー。1960年代はダイアナ・ロスをリードシンガーとする3人組で、1967年にはダイアナ・ロス&ザ・スプリームズ(Diana Ross & the Supremes)と改名(ダイアナ・ロスは1970年にグループを脱退)。1960年代のヒット曲の大半は、モータウンの作曲家・プロデューサーのチーム、ホーランド=ドジャー=ホーランド(Holland-Dozier-Holland)が作曲・プロデュースしている。「Where Did Our Love Go」(全米1位)、「Baby Love」(1位)、「Stop! In the Name of Love」(1位)、「Back in My Arms Again」(1位)、「Come See About Me」(1位)、「I Hear a Symphony」(1位)、「Love Is Here and Now You're Gone」(1位)、「The Happening」(1位)、「You Keep Me Hangin' On」(1位)、「You Can't Hurry Love」(1位)、「Reflections」(2位)、「Someday We'll Be Together」(1位)、「Love Child」(1位)、「I'm Gonna Make You Love Me」(テンプテーションズ(The Temptations)とのジョイント・シングル。2位)他収録

Gold

2012年08月26日

Siouxsie and the Banshees/Juju (1981)

スージー・アンド・ザ・バンシーズ/ジュジュ(呪々)

1976年にロンドンでスージー・スー(vo)とスティーヴ・セヴェリン(b)を中心に結成されたイギリスのロックバンド、スージー・アンド・ザ・バンシーズ(Siouxsie and the Banshees)の4thアルバム(全英アルバムチャート7位)。元マガジン(Magazine)のギタリスト、ジョン・マッギオークの正式加入後にリリースされたポストパンクの名盤の一つ。ジョン・マッギオークの独創的なギター(甲高い音色、鋭利なカッティング、アルペジオとエフェクト(フランジャー)の多用が特徴)とバッジーのトライバルなドラムが印象的。アートロック寄りの音。シングル曲、「Spellbound」「Arabian Knights」収録。2006年にボーナストラック3曲を含むリマスター盤CDが発売されている

Juju

2012年02月26日

Paul Simon/Graceland (1986)

ポール・サイモン/グレイスランド

ポップ・デュオ、サイモン&ガーファンクルとしての活動で知られるアメリカ合衆国のシンガー・ソングライター、ポール・サイモン(Paul Simon)の7thスタジオ録音ソロアルバム(全英アルバムチャート1位、全米3位)。南アフリカのズールー人起源の音楽スタイル(ムバカンガ、イシカタミア)にインスパイアされ、ヴォーカル・グループのレディスミス・ブラック・マンバーゾ他多数の南アフリカのミュージシャンと共にヨハネスブルク、ニューヨーク、ロンドンで録音されたポップアルバム。1986年度グラミー賞(最優秀アルバム)受賞作品。非常にスムーズで聴きやすく、ハッピーで開放的な音。アコーディオンとアカペラ・コーラスが印象的。エヴァリー・ブラザース(vo)、リンダ・ロンシュタット(vo)、エイドリアン・ブリュー(guitar synths)、ユッスー・ンドゥール(perc)他参加。「That Was Your Mother」はルイジアナのグッド・ロッキン・ドプシー・アンド・ザ・トゥイスターズとの共作。「All Around the World or the Myth of Fingerprints」はロス・ロボスとの共作

Graceland

2011年08月29日

Supergrass/I Should Coco (1995)

スーパーグラス/アイ・シュド・ココ

1993年にオックスフォードで結成されたイギリスの3ピースのオルタナティヴ・ロックバンド、スーパーグラス(Supergrass)のデビューアルバム(全英アルバムチャート1位)。イギリス国内で50万枚以上、全世界で100万枚以上を売ったヒット作。バズコックス(Buzzcocks)、ザ・ジャム(the Jam)、ザ・キンクス(the Kinks)の影響が色濃いブリットポップ/パンクポップ。シングル曲、「Caught by the Fuzz」、「Mansize Rooster」(全英20位)、「Lose It」、「Lenny」(全英10位)、「Alright/Time」(全英2位)収録

I Should Coco

2011年07月02日

Scissor Sisters/Scissor Sisters (2004)

シザー・シスターズ/シザー・シスターズ

2001年にニューヨークで結成された米国のロックバンド、シザー・シスターズ(Scissor Sisters)のデビュー・アルバム(全英アルバムチャート1位。2004年に英国で一番売れたアルバム)。1970年代後半〜1980年代前半のニューウェイヴの影響を受けたエレクトロ・ダンス・ミュージック(「エレクトロクラッシュ(electroclash)」と呼ばれるスタイル)。特にデヴィッド・ボウイ(David Bowie)等のUKグラムロック、ビー・ジーズ(Bee Gees)等のディスコ、エルトン・ジョン(Elton John)、クイーン(Queen)等のUKポップ、デュラン・デュラン(Duran Duran)、ブロンディー(Blondie)等のニューウェイヴ、ダンスポップの影響が強い。全英トップ20ヒットシングル5曲、「Laura」、「Comfortably Numb」、「Take Your Mama」、「Mary」、「Filthy/Gorgeous」収録。「Comfortably Numb」はピンク・フロイド(Pink Floyd)の曲のディスコ風カヴァー

Scissor Sisters

2011年05月08日

The Specials/More Specials (1980)

ザ・スペシャルズ/モア・スペシャルズ

ジェリー・ダマーズ(key)、テリー・ホール(vo)を中心とするイングランドの2トーン/スカ・リヴァイヴァル・バンド、ザ・スペシャルズの2ndアルバム。パンクっぽい1stよりポップ志向の音で、リズムボックスとホーンセクションを駆使した、エキゾチックなラウンジ・ミュージック風またはキンクス風の音。シングル曲、「Rat Race」(全英5位)、「Stereotype」(6位)、「Do Nothing」(4位)収録。「Enjoy Yourself」はカール・シグマン作曲、ガイ・ロンバード&ロイヤル・カナディアンズ録音の1949年のポピュラーソングのカヴァー。「Sock It to 'Em J.B.」はレックス・ガーヴィンの1966年のレアグルーヴ・クラシックのカヴァー。ジャマイカのトロンボーン奏者、リコ・ロドリゲス、マッドネスのリー・ジェイ・トンプソン(sax)、ザ・ボディスナッチャーズのローダ・デイカー(vo)、ザ・ゴーゴーズ(background vocals)参加

More Specials

2011年04月24日

Britney Spears/The Singles Collection (1998-2009)

ブリトニー・スピアーズ/ザ・シングルズ・コレクション(コンプリート・ヒット・シングルズ)

1998年に16歳でシングル「...Baby One More Time」でデビュー後、ヒット曲を量産したアメリカ合衆国のダンスポップ歌手、ブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)のシングル曲17曲(日本盤は18曲)を収録した編集盤。楽曲は打ち込みのリズムのダンスポップとバラード。鼻にかかったような独特のセクシーヴォイス。「...Baby One More Time」(全米1位)、「(You Drive Me) Crazy」(The Stop Remix!)(10位)、「Oops!... I Did It Again」(9位)、「Stronger」(11位)、「Toxic」(9位)、「Everytime」(15位)、「Gimme More」(3位)、「Womanizer」(1位)、「Circus」(3位)、「3」(1位)他。作曲・プロデュースはマックス・マーティン他。「Me Against the Music」はマドンナ(Madonna)との共作

The Singles Collection

2011年01月01日

The Sisters of Mercy/First and Last and Always (1985)

ザ・シスターズ・オブ・マーシー/ファースト・アンド・ラスト・アンド・オルウェイズ(マーシーの合言葉)

1980年にリーズで結成されたイギリスのゴス・ロックバンド、ザ・シスターズ・オブ・マーシー(The Sisters of Mercy)の1stフルアルバム(全英アルバムチャート14位)。ウェイン・ハッセイ(元デッド・オア・アライヴ(Dead or Alive)。シスターズ脱退後はザ・ミッション(The Mission)を結成)がギタリストとして在籍していた頃の録音。1980年代前半のイギリスのゴシック・ロックの典型のような暗鬱な音で、サイケでメロディックなギター、アンドリュー・エルドリッチの低音ヴォーカル、ドラムマシンを使用した無機的なビートが特徴。シングル曲、「Walk Away」、「No Time to Cry」収録。バウハウス(Bauhaus)、ザ・キュアー(The Cure)、スージー&ザ・バンシーズ(Siouxsie and the Banshees)などを好む方におすすめ

First and Last and Always

2010年09月23日

Spiritualized/Ladies and Gentlemen We Are Floating in Space (1997)

スピリチュアライズド/レディース・アンド・ジェントルメン・ウィ・アー・フローティング・イン・スペース(宇宙遊泳)

元スペースメン3(Spacemen 3)のジェイソン・ピアースを中心に1990年に結成されたイギリスのロックバンド、スピリチュアライズド(Spiritualized)の3rdスタジオ録音アルバム(全英アルバムチャート4位)。ノイズギター、シンセ、管弦楽、ゴスペル・コーラスなどをフィーチュアしたサイケなスペースロック/ドリームポップ。バラネスク・カルテット(ロンドン拠点の弦楽四重奏団)、ロンドン・コミュニティ・ゴスペル・クワイア、ドクター・ジョン(Dr. John)他参加。シングル曲、「Electricity」、「I Think I'm in Love」、「Come Together」収録。このアルバムは1997年にレディオヘッドの「OK Computer」やザ・ヴァーヴの「Urban Hymns」を押しのけてNME誌のアルバム・オブ・ジ・イヤーを受賞した

Ladies and Gentlemen We Are Floating in Space

2010年06月30日

Spacemen 3/Playing with Fire (1989)

スペースメン3/プレイング・ウィズ・ファイアー

1982年に結成された英国のロックバンド、スペースメン3(Spacemen 3)の3rdアルバム。ディストーション・ギター、フィードバック・ノイズ、オルガン、シンセを使用した、ミニマルでドラッギーなサイケデリック・ドローン・ミュージック/スペースロック。アコースティックでメロディアスな曲もあり。マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン(My Bloody Valentine)等のシューゲイズ系バンドへの影響は大。シングル曲「Revolution」(英インディーズチャート1位)収録。2001年にSpace Age Recordingsから出た再発盤は、デモトラックやレアトラックを収録したボーナス・ディスク付きの2枚組

Playing with Fire

2010年06月05日

Sigur Rós/Ágætis Byrjun (1999) *

シガー・ロス/アゲイティス・ビリュン

ジョンジー・バーギッソン(g、vo)を中心とするアイスランドのポストロックバンド、シガー・ロス(Sigur Rós)の2ndアルバム。ヴァイオリンの弓を使ったボウイング奏法による深く残響するベース、シンフォニックなストリングス、オルガン、ピアノ、ジョンジーのファルセット・ヴォイスによるキャッチーな歌メロなどをフィーチュアした、アンビエント/ミニマル・ミュージック風の幽玄なオーケストラ・ポップ。1999年にアイスランドで発売され、その後2000年にイギリスのインディーズレーベル、ファットキャット・レコーズからリリースされ世界的なヒット作となった。歌詞は主にアイスランド語で、一部は独自の言語「ヴォンレンスカ」(ホープランド語)で歌われている。プロデュースはコクトー・トゥインズ(Cocteau Twins)、シュガーキューブス(The Sugarcubes)などを手がけたケン・トーマス。ブライアン・イーノ(Brian Eno)、コクトー・トゥインズ、レディオヘッド(Radiohead)などを好む方におすすめ

Ágætis Byrjun

2010年05月20日

Shack/H.M.S. Fable (1999)

シャック/H.M.S.フェイブル

1983年に奇跡の名盤「Pacific Street」を生んだリヴァプールのカルトなインディーポップ・バンド、ペイル・ファウンテンズ(The Pale Fountains)の中心人物だったマイケル・ヘッド(vo、g)が1988年に結成した英国のロックバンド、シャック(Shack)の3rdアルバム。ペイル・ファウンテンズと同様の美メロとバート・バカラック風の流麗なストリングス・アレンジが堪能できるが、オアシス(Oasis)にも通じるストレートなブリティッシュ・ギターポップでもあり、ペイル・ファウンテンズよりアーシーでレイドバックした、カントリー/フォークロック寄りの音。ペイル・ファウンテンズは商業的には成功しなかったが、シャックのこのアルバムはイギリスではかなり売れた(全英アルバムチャート25位)。シングル・カットされた最初の2曲、「Natalie's Party」と「Comedy」は佳曲

H.M.S. Fable

2010年04月10日

The Sonics/Here Are the Sonics!!! (1965)

ザ・ソニックス/ヒア・アー・ザ・ソニックス(ソニックス登場!)

1960年にワシントン州タコマで結成された米国のロックバンド、ザ・ソニックス(The Sonics)の1st。1960年代中頃の米国ガレージロックの古典的名盤。有名なオリジナル曲3曲、「The Witch」、「Psycho」、「Strychnine」の他、「Do You Love Me」(ザ・コントゥアーズ)、「Roll Over Beethoven」(チャック・ベリー)、「Have Love, Will Travel」(リチャード・ベリー)、「Money」(バレット・ストロング)、「Walkin' the Dog」(ルーファス・トーマス)、「Night Time is the Right Time」(レイ・チャールズ)、「Good Golly Miss Molly」(リトル・リチャード)などの初期ロックンロール、R&B曲のカヴァーを多数収録。1999年にボーナス・トラック4曲を含むデジタル・リマスター盤CDが発売されている。ガレージロック・ファンは必聴

Here Are the Sonics!!!

2010年01月03日

Patti Smith/Horses (1975)

パティ・スミス/ホーセス

シカゴ出身のシンガー・ソングライター/詩人、パティ・スミス(Patti Smith)の1stアルバム。ニューヨーク・パンクの有名盤の一つ。1960年代のガレージロックのようなシンプルなロックンロールと詩の朗読のようなヴォーカル。「Gloria」はゼム(Them)のカヴァー(ヴァン・モリソン作)。「Redondo Beach」はレゲエ・ビートの曲。「Free Money」はドアーズ(The Doors)風。「Break It Up」はテレヴィジョン(Television)のトム・ヴァーレイン(g)との共作。「Elegie」はブルー・オイスター・カルト(Blue Öyster Cult)のアレン・レイニア(g)との共作。「Land of a Thousand Dances」はクリス・ケナー(Chris Kenner)のR&B曲のカヴァー。プロデュースは元ヴェルヴェット・アンダーグラウンド(The Velvet Underground)のジョン・ケイル

Horses

2009年04月26日

System of a Down/System of a Down (1998)

システム・オブ・ア・ダウン/システム・オブ・ア・ダウン

1995年にカリフォルニア州ロサンゼルスで結成されたアメリカのロックバンド、システム・オブ・ア・ダウン(System of a Down)の1stアルバム。メンバーは全員アルメニア系移民のコミュニティ出身。中近東風のメロディーを導入した、ハードコア/ゴス寄りのダークなオルタナティヴ・メタル。政治的な歌詞。シングル曲「Sugar」「Spiders」収録。プロデュースはリック・ルービン。デッド・ケネディーズ(Dead Kennedys)、ジェーンズ・アディクション(Jane's Addiction)、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine)等のカリフォルニアのハードコア/ヘヴィロックの系譜に連なるオルタナティヴ・メタルの傑作

System of a Down

2008年07月20日

Sade/Diamond Life (1984)

シャーデー/ダイヤモンド・ライフ

ナイジェリア生まれ、英国育ちの女性シンガー・ソングライター、シャーデー・アデゥ(Sade Adu)を擁する英国のポップグループ、シャーデー(Sade)の1stアルバム。R&Bとジャズをベースにしたアダルト・コンテンポラリー/クワイエット・ストーム風のソフィスティケイテッド・ポップ。非常にスムーズで聴き易い音。シングル曲「Your Love is King」(全英6位)、「When Am I Going to Make a Living」、「Smooth Operator」(全米5位)、「Hang on to Your Love」収録。プロデュースはロビン・ミラー。スウィング・アウト・シスター(Swing Out Sister)やエヴリシング・バット・ザ・ガール(Everything but the Girl)を好む方におすすめ

Diamond Life

2008年07月06日

Ravi Shankar/The Sounds of India (1968)

ラヴィ・シャンカル/ザ・サウンズ・オブ・インディア

インドのシタール奏者、作曲家で、フィリップ・グラスやザ・ビートルズ等にも影響を与え、サタジット・レイ監督の「大地のうた」三部作他の映画音楽でも知られるラヴィ・シャンカルの1968年の作品。ラヴィ・シャンカルのシタール(弦楽器)にタブラ(打楽器)、タンブーラ(通奏音(ドローン)用の弦楽器)の伴奏を加えた器楽演奏。インド/ヒンドゥスターニーの古典音楽を西洋人に向けて紹介した優れた作品として知られており、インド音楽の「ラーガ」と呼ばれる旋律的旋法、音階、リズム、楽曲構造、拍子などをラヴィ・シャンカルが英語で説明する音声解説付き

The Sounds of India

2008年05月31日

The Strokes/Is This It (2001)

ザ・ストロークス/イズ・ディス・イット

1998年にニューヨークでジュリアン・カサブランカス(vo、作詞作曲)を中心に結成されたロックバンド、ザ・ストロークスの1stアルバム。ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド(The Velvet Underground)やザ・テレヴィジョン(The Television)に似た、ガレージ・ロック/ポスト・パンク風のシンプルでメロディックなギターロック。英国の音楽誌、ニュー・ミュージカル・エクスプレス(NME)は本作を2001年度の最優秀アルバムに選出した

Is This It

2008年04月05日

Soft Machine/Third (1970) *

ソフト・マシーン/サード(3)

1960年代後半〜1970年代前半のカンタベリー・シーンを代表する英国のサイケ/プログレッシヴ/ジャズ・ロックバンド、ソフト・マシーンの3rdアルバム。ホーンセクションを導入した、1st・2ndよりもジャズロック色が強い音。ロバート・ワイアットのヴォーカルをフィーチュアした「Moon in June」以外は全部インストゥルメンタル曲。マイルス・デイヴィスの「Bitches Brew」のようなフュージョン風のインタープレイ、現代エレクトロニック・ミュージックの要素、ソフト・マシーン独自のサイケ・ポップを総合した、カンタベリー系プログレ/ジャズロックの傑作

Third

2007年12月15日

Slint/Spiderland (1991)

スリント/スパイダーランド

1987年に米国ケンタッキー州ルイビルで結成されたロックバンド、スリントの2ndアルバム。トータスやモグワイ等の後のポストロック/マスロック・シーンに多大な影響を与えた先駆的な作品。重く沈みこむようにシンコペイトするビートが生み出す快感。極端な音量の変化(静寂と轟音、呟きと絶叫ヴォーカルの交錯)。「Good Morning Captain」収録

Spiderland

2007年05月29日

Soundgarden/Superunknown (1994)

サウンドガーデン/スーパーアンノウン

1984年にワシントン州シアトルでクリス・コーネル(vo、g)とキム・セイル(g)を中心に結成されたオルタナティヴ・ロックバンド、サウンドガーデンの5枚目のアルバム(全米1位)。「グランジ」と呼ばれた1990年代米国ギターロックの代表バンドの一つ。独特のグルーヴ感のあるヘヴィ・ロック。ミドル/スローテンポのうねるような音。レッド・ゼッペリンやブラック・サバスのようなギターリフ。高音と低音を使い分けるエモーショナルなヴォーカル。ニルヴァーナよりも重厚な音。「Spoonman」、「The Day I Tried to Live」、「Black Hole Sun」収録

Superunknown

2007年01月13日

Dusty Springfield/Dusty in Memphis (1969)

ダスティ・スプリングフィールド/ダスティ・イン・メンフィス

英国ロンドン出身の女性ポピュラー歌手、ダスティ・スプリングフィールドがプロデューサーのジェリー・ウェクスラー、トム・ダウド、アリフ・マーディンとともにテネシー州メンフィスで録音し、米国のアトランティック・レコードからリリースした有名盤。洗練されたソフトな音作りのポップなソウル。ヒット曲「Son of a Preacher Man」(全英9位/全米10位。クエンティン・タランティーノの映画「パルプ・フィクション」で使われていた曲)収録

Dusty in Memphis

2006年10月07日

Stereolab/Emperor Tomato Ketchup (1996)

ステレオラブ/エンペラー・トマト・ケチャップ

1991年にロンドンで元マッカーシーのリーダー、ティム・ゲイン(g、key)とフランス生まれの女性ヴォーカリスト、レティシア・サディエール(vo、key)を中心に結成された英国のオルタナティヴロック/インディーポップ・バンド。メアリー・ハンセン(key、vo)在籍時の4thフルアルバム。アルバムのタイトルは寺山修司の実験映画「トマトケチャップ皇帝」に由来。ファウスト、ノイ!等のジャーマン・ロック、ボサ・ノヴァ、ラウンジ・ポップ等の影響を消化した、ポップ志向で聴きやすい音楽。オルガンやモーグ・シンセを使用した奇妙で浮遊感あふれる音。単調な反復リズム。トータスのジョン・マッケンタイアが5曲のプロデュースに参加。「Cybele's Reverie」収録

Emperor Tomato Ketchup

2006年09月24日

System 7/Power of Seven7 (1996) *

システム7/パワー・オブ・セブン

元プログレ・バンドのゴングのギタリスト、スティーヴ・ヒレッジと妻のミケット・ジロディ(key)による英国のエレクトロ・ダンス・ミュージック・プロジェクト、システム7の1996年のアルバム。シカゴ・ハウスやデトロイト・テクノにインスパイアされたトランシーなアンビエント・テクノ。ジ・オーブのアレックス・パターソン、デリック・メイ、カール・クレイグ他参加。1曲目の「Interstate」ではジャーマンロックバンド、ノイの「Hallogallo」をサンプリング

Power of Seven7

2006年09月03日

Frank Sinatra/In the Wee Small Hours (1955)

フランク・シナトラ/イン・ザ・ウィー・スモール・アワーズ

アメリカのジャズ/ポピュラー歌手、フランク・シナトラの1955年のアルバム。キャピトル・レコードからの発売。深夜の寂寞感や失恋の悲しみを歌ったメランコリックなバラード曲を集めたコンセプト・アルバム。「In the Wee Small Hours of the Morning」(デイヴィッド・マン作曲)、「I Get Along Without You Very Well」(ホーギー・カーマイケル作曲)、「What is This Thing Called Love」(コール・ポーター作曲)等のポップなスタンダード曲を収録。アレンジ・指揮はネルソン・リドル

In the Wee Small Hours

2006年08月06日

Slade/Get Yer Boots On: The Best of Slade (1971-1984)

スレイド/ゲット・ヤー・ブーツ・オン〜ザ・ベスト・オブ・スレイド

英国のグラムロックバンド、スレイドの1970年代前半の全ヒット曲を網羅し、1980年代初頭の復活ヒット曲2曲、「Run Runaway」と「My Oh My」も収録したベスト盤。本国イギリスでは国民的人気を誇るバンド。グリッター感覚とキャッチーなメロディーが満載のシンプルでストレートなバブルガム・ハードポップ。全英1位のヒット曲6曲、「Coz I Luv You」、「Take Me Bak' Ome」、「Mama Weer All Crazee Now」、「Cum on Feel the Noize」(クワイエット・ライオットやオアシスのカヴァーでも有名)、「Skweeze Me, Pleeze Me」、「Merry Xmas Everybody」収録

Get Yer Boots On: The Best of Slade

2006年07月15日

Saint Etienne/Foxbase Alpha (1992)

セイント・エティエンヌ/フォックスベース・アルファ

英国のダンスポップ・トリオ、セイント・エティエンヌのデビュー・アルバム。1960年代英国ポップとディスコ、ハウス等のクラブ/ダンス・ビートを融合させたインディー・ポップ。シンセ、サンプラーを使用し、女性ヴォーカリストのサラ・クラックネルの囁きヴォーカルをフィーチュアしたおしゃれで優雅な音。ヒット曲「Only Love Can Break Your Heart」はニール・ヤングのカヴァー。「Kiss and Make Up」はザ・フィールド・マイスの「Let's Kiss and Make Up」のカヴァー

Foxbase Alpha

2006年07月06日

Mark Stewart/As the Veneer of Democracy Starts to Fade (1985)

マーク・スチュワート/アズ・ザ・ヴェニア・オブ・デモクラシー・スターツ・トゥ・フェイド(剥がれゆく虚飾)

元ザ・ポップ・グループのヴォーカリスト、マーク・スチュワートの2ndソロ。ミュート・レコードからのリリース。ヒップ・ホップ風のインダストリアル・ノイズ/エレクトロ・ファンク。ズタズタに切り刻まれた音のコラージュ。タックヘッドのキース・ ルブラン(ds)、ダグ・ウィンビッシュ(b)、スキップ・マクドナルド(g)参加。エイドリアン・シャーウッドとの共同プロデュース

As the Veneer of Democracy Starts to Fade

2006年05月09日

Stuff/Stuff (1976)

ニューヨークを中心に活動していたスタジオ・ミュージシャン、ゴードン・エドワーズ(b)、スティーヴ・ガッド(ds)、エリック・ゲイル(g)、コーネル・デュプリー(g)、リチャード・ティー(key)が結成したオールスター・フュージョン・バンド、スタッフの1stアルバム。R&Bをベースにしたファンキーなリズムのインストゥルメンタル・サウンド

Stuff

2006年04月15日

Scorpions/Virgin Killer (1976)

ドイツのヘヴィーメタル・バンド、スコーピオンズの4thアルバム。ウリ(ウルリッヒ)・ジョン・ロートの流麗なリードギターとクラウス・マイネのハイトーン・ヴォーカルをフィーチュアしたジャーマン・メタルの傑作。「Pictured Life」「Virgin Killer」収録。物議を醸したオリジナルのジャケットはヨーロッパでは発禁になったが、日本ではそのまま発売された

Virgin Killer

2006年03月11日

The Sundays/Reading, Writing and Arithmetic (1990)

女性ヴォーカリストのハリエット・ウィーラー在籍の簡素で清涼感あふれるギターポップ・バンド。ザ・スミスやコクトー・トゥインズに似た音。ラフ・トレードから出た1stアルバム(全英4位、全米39位)。ヒット曲「Here's Where the Story Ends」収録

Reading, Writing and Arithmetic

2006年02月18日

Suicidal Tendencies/Suicidal Tendencies (1983)

ヴォーカリストのマイク・ミュアーを中心にカリフォルニア州ヴェニスで結成されたロックバンド。シングル曲「Institutionalized」収録の1stアルバム。ヘヴィーメタル寄りのハードコア・パンク。スケートボーダーに人気があったため「スケートパンク」とも呼ばれていた

Suicidal Tendencies

2005年12月17日

Strawberry Alarm Clock/Incense and Peppermints [Collection] (1967-1969)

カリフォルニア・ベースのポップ・グループ、ストロベリー・アラーム・クロックがUNIレコードに残した4枚のアルバムから10曲を選曲した編集盤。ソフト・ロック寄りのサイケデリックなバブルガム・ポップ。タイトル曲「Incense and Peppermints」は全米1位になった1967年の大ヒット曲。中心ソングライターはベースのジョージ・バンネル。リード・ギタリストのエド・キングは後にレイナード・スキナードに加入

Incense and Peppermints [Collection]

2005年12月03日

The Small Faces/The Small Faces [Deram] (1966)

スティーヴ・マリオット(g、vo)を中心とする英国のモッズ・バンド、ザ・スモール・フェイセズの1st(デラム・レーベルからの発売)。フランス盤EPからのレア・トラック5曲を追加収録したデジタル・リマスター盤。初期のThe Whoに似たR&B色の強い音だが、ザ・フーの「My Generation」(1965年)よりもソウルフルでかっこいい。全英14位「What'cha Gonna Do About It」、全英3位「Sha-La-La-La-Lee」収録。「Shake」はサム・クックのカヴァー

The Small Faces [Deram]

2005年09月24日

Stray Cats/Greatest Hits (1980-1989)

1980年代初頭のロカビリー・リヴァイヴァルの中心バンド、ストレイ・キャッツのベスト盤。ブライアン・セッツァー(g、vo)率いる3人組。「Rock This Town」、「Stray Cat Strut」、「(She's) Sexy + 17」、「Runaway Boys」収録。「Race With the Devil」はジーン・ヴィンセントのカヴァー

Greatest Hits

2005年09月17日

SPK/Leichenschrei (1982)

オーストラリアの実験的なインダストリアル/ノイズ・ロックバンド。メタル・パーカッションをフィーチュアした、スロッビング・グリッスルに似た音

Leichenschrei

2005年07月22日

Santana/Caravanserai (1972)

メキシコ生まれのギタリスト、カルロス・サンタナをリーダーとするラテン系ロックバンド、サンタナの4枚目のアルバム。インストゥルメンタル中心でフュージョン/ジャズ寄りの音。ファンキーなラテン・パーカッション

Caravanserai

Boz Scaggs/Silk Degrees (1976)

元スティーヴ・ミラー・バンドのメンバーだったシンガー・ソングライター、ボズ・スキャッグスの6枚目のアルバム。全米アルバムチャート2位の大ヒット作。「アダルト・コンテンポラリー」と呼ばれた大人向けロックの記念碑的な作品。「ブルーアイドソウル」風の都会的で洗練された音。大ヒットシングル2曲、「Lowdown」と「Lido Shuffle」、バラードの名曲「We're All Alone」収録

Silk Degrees

Scraping Foetus off the Wheel/Hole (1984) *

J.G.(ジム)サールウェル、通称フィータスはオーストラリアのメルボルン出身のミュージシャン。「Scraping Foetus off the Wheel」名義でリリースされた3作目のアルバム。ポストパンク・インダストリアル・ロックの傑作。ノイジーで超パワフルだけどジャンク・アートのように美しい作品。金属的なパーカッションやヒップ・ホップ的な手法を導入した、当時としては革新的な音。かっこいいです

Hole

Scritti Politti/Songs to Remember (1982)

グリーン・ガートサイド(g、vo)在籍のUKニューウェイヴバンド。ラフ・トレードから出た1st。レゲエ、ファンク、ジャズ、ソウルの語法を自家薬籠中のものにした、ポップで洗練された音

Songs to Remember

Scritti Politti/Cupid & Psyche 85 (1985) *

ヴァージンから出た2nd。ソウル風のダンサブルなシンセ・ポップ。「Absolute」「Wood Beez」「Hypnotize」等ヒット曲多数

Cupid & Psyche 85

Pete Seeger/Pete Seeger's Greatest Hits (?)

米国のフォーク・シンガー。ライヴ録音を集めたもの。「Where Have All the Flowers Gone」(反戦歌)「We Shall Overcome」(南部公民権運動のテーマ・ソング)「Turn! Turn! Turn!」(バーズのヒット曲として有名)収録

Pete Seeger's Greatest Hits

Sex Pistols/Never Mind the Bollocks (1977) *

ロンドン・パンクです。プロデュースはクリス・トーマス

Never Mind the Bollocks

The Shamen/En-Tact (1990)

UKアシッド・ハウスの傑作「Progen」(別名「Move Any Mountain」)、「Omega Amigo」、「Hyperreal」収録

En-Tact

2005年07月21日

Silicon Teens/Music for Parties (1980)

ダニエル・ミラーの1人ユニット。チープな音のキュートなテクノポップ。曲は50s、60sのオールディーズのカヴァーが大半

Music for Parties

Simon and Garfunkel/Sounds of Silence (1966) *

ポール・サイモンの作曲センスが光る2nd。佳曲が多いです

Sounds of Silence

Simply Red/Picture Book (1985)

マンチェスターの白人ソウル。英米1位「Holding Back the Years」収録の1st

Picture Book

Siouxsie and the Banshees/The Scream (1978)

NYパンクのようなクールな音の英国ニューウェイヴ。1st

The Scream

The Slits/Cut (1979)

1976年に結成されたガールズ・パンクバンド。結成当時ヴォーカリストのアリ・アップは14歳だった。1977年のザ・クラッシュの英国ツアーで前座を担当。デニス・ボーヴェル・プロデュースのデビュー・アルバム。ダブ/レゲエ風の簡素なポスト・パンク・サウンド。後にスージー&ザ・バンシーズに加入するバッジーがサポートドラマーとして参加

Cut

Sly & Robbie/Taxi Fare (1986)

ジャマイカ、キングストン出身の屈指のリズム・セクション/プロデューサー・チーム、スライ・ダンバー(ds)とロビー・シェイクスピア(b)がプロデュースしたレゲエのシングル曲を集めた編集盤

Taxi Fare

Sly & the Familystone/There's a Riot Goin' On (1971)

リズムボックスを多用したルーズでファンキーなリズム感が出色。70年代ファンクやプリンスへの影響は大

There's a Riot Goin' On

Sly & the Familystone/Fresh (1973)

ラスティ・アレン(b)とアンディ・ニューマーク(ds)によるリズム・アンサンブルがファンキーでかっこいい

Fresh

Smashing Pumpkins/Siamese Dream (1993)

ビリー・コーガン(vo、g、songwriting)を中心として1988年にシカゴで結成されたオルタナティヴ・ロックバンド。この2ndアルバムは400万枚以上を売った大ヒット作。アコースティック/ディストーション・ギターと囁くような叫ぶようなヴォーカル。叙情的でメランコリックな音

Siamese Dream

The Smiths/The Smiths (1984)

マンチェスターのギター・バンド。ジョニー・マー(g)、モリッシー(vo)在籍。1st

The Smiths

The Smiths/"Hatful of Hollow" (1984) *

既発表曲の再録(ライヴテイク)やアルバム未収録曲を集めた作品集

Hatful of Hollow

The Smiths/The Queen is Dead (1986)

スタジオ録音のアルバムとしてはこの3rdあたりが代表作

The Queen is Dead

Soft Cell/Non-Stop Erotic Cabaret (1982) *

歌モノのエレポップ。大ヒット曲「Tainted Love」収録の1st。傑作です

Non-Stop Erotic Cabaret

The Soft Machine/Volume Two (1969)

ロバート・ワイアット(vo、ds)在籍のプログレ/アートロック・グループ。変拍子とジャズ風のインプロビゼーション

Vols. 1 & 2

Sonic Youth/Daydream Nation (1988)

1981年にニューヨークでサーストン・ムーア(g、vo)、キム・ゴードン(b、g)、リー・ラナルド(g)を中心に結成されたオルタナティヴ/ノイズロックバンド。ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、ストゥージズ等の1960年代末の実験的なノイズロック、1970年代後半〜1980年代前半のハードコアパンク/ポスト・パンク/ノーウェイヴの影響は大。フィードバックノイズ、不協和音を多用したギター中心の音。アナログLP2枚組でリリースされたインディーズ時代の傑作

Daydream Nation

Sonic Youth/Goo (1990)

メジャーレーベルのゲフィン移籍後の第1弾アルバム。前作「Daydream Nation」よりも濃縮された、シャープで小気味のよい音。パブリック・エネミーのチャック・D参加のシングル曲「Kool Thing」収録

Goo

Soul II Soul/Club Classics Vol.One (1989)

グラウンド・ビートと呼称されたクールな打ち込みのリズム

Club Classics Vol.One

Sparks/Kimono My House (1974)

米国の屈折ポップ。チープなオルガンにオペラチックなヴォーカル

Kimono My House

Sparks/No.1 in Heaven (1979) *

テクノポップの傑作。プロデュースはジョルジオ・モロダー

No.1 in Heaven

2005年07月20日

The Specials/Specials (1979) *

ジェリー・ダマーズ(key)、テリー・ホール(vo)を中心とするイングランドの2トーン/スカ・リヴァイヴァル・バンド、ザ・スペシャルズの1stアルバム。スカ/レゲエのビートを導入したパンクっぽい音。キャッチーなメロディー。プロデュースはエルヴィス・コステロ
Specials

Phil Spector/Back to Mono (1958-1969) *

フィル・スペクターがプロデュースした曲を集めたもの。4枚組CD。クリスタルズ「Da Doo Ron Ron」、ロネッツ「Be My Baby」収録

Back to Mono

The Jon Spencer Blues Explosion/Orange (1994)

元プッシー・ガロアのギタリスト、ジョン・スペンサーによるノイズ/ジャンク・ロックバンド。ディストーションギター2本のベースレス・トリオ。ブルース、R&Bを基調にしたノイジーな音がかっこいいです

Orange

2005年07月19日

The Spinners/A One of a Kind Love Affair- the Anthology (1972-1982)

ポップなフィラデルフィア・ソウル。ソフィスティケイトされた都会的な音

A One of a Kind Love Affair- the Anthology

Bruce Springsteen/Born to Run (1975)

ボブ・ディランに影響を受けたロックンローラー/シンガーソングライター。3rd。初期のヒット作(全米3位)。激情的で疾走感あふれる音。「Thunder Road」「Tenth Avenue Freeze-Out」「Born to Run」収録

Born to Run

Squeeze/Cool for Cats (1979)

「80年代のレノン=マッカートニー」と称賛された抜群のポップ・センス。2nd

Cool for Cats

Squeeze/East Side Story (1981) *

メロディラインの素晴らしさは圧倒的。エルヴィス・コステロ参加の4th

East Side Story

Steely Dan/Aja (1977)

ジャズっぽいハイブロウなソフィスティケイテッド・ロックの名盤

Aja

Sting/The Dream of the Blue Turtles (1985)

「If You Love Somebody Set Them Free」他ヒット曲多数収録の1st

The Dream of the Blue Turtles

The Stone Roses/The Stone Roses (1989)

マンチェスターのギター・バンド。通俗メロディとダンサブルなビート感覚

The Stone Roses

2005年07月18日

The Style Council/Café Bleu (1984)

ポール・ウェラー(vo、g)在籍。ジャズやソウルの語法を導入したオシャレな音

Cafe Bleu

The Style Council/Our Favorite Shop (1985)

全英1位になった2nd。「Walls Come Tumbling Down!」他

Our Favorite Shop

The Sugarcubes/Life's Too Good (1988)

英国でブレイクしたアイスランドのポップ・バンド。ニューウェイヴ風の音。ビョーク(vo)在籍

Life's Too Good

Suicide/Suicide (the first album) (1977)

ニューヨークのパンク・バンドの一つ。アラン・ヴェガ(vo)とマーティン・レヴ(instruments)の2人組。アラン・ヴェガの奇怪なヴォーカルとマーティン・レヴが操るリズムマシン、キーボード、シンセによる実験的な音。ミニマル的な単調な反復ビート。1st

Suicide (the first album)

Matthew Sweet/Girlfriend (1991)

良質の米国ギターポップ。パワーポップのような音。甘く切ないメロディ。3rd。ロイド・コール(g)、ロバート・クワイン(g、元リチャード・ヘル&ザ・ヴォイドイズ)、リチャード・ロイド(g、元テレヴィジョン)参加。日本のアニメが好きな人。日本では「腕に『うる星やつら』のラムの刺青をしている男」として知られている

Girlfriend

Swing Out Sister/The Best of Swing Out Sister (1986-1995)

全英4位「Breakout」他。オシャレなBGMとしては非常に重宝する曲多数

The Best of Swing Out Sister

David Sylvian/Brilliant Trees (1984) *

ジャパン解散後の1stソロ。渋いです。「Red Guitar」収録

Brilliant Trees

System F/Out of the Blue (2000)

オランダのロッテルダム出身のDJ兼プロデューサー、フェリー・コーステンのソロ・プロジェクトの一つ、システムFの1stアルバム。全英トップ20ヒット2曲、「Out of the Blue」と「Cry」の他、元ソフト・セルのヴォーカリスト、マーク・アーモンドとの共作シングル「Soul on Soul」も収録。「Out of the Blue」(1999年)は世界的に有名なトランスのヒット曲の一つ。「トランス」はアシッドハウスとデトロイト・テクノを源とするヨーロッパ風のメロディアスでスペイシーなダンス・ミュージック

Out of the Blue