2018年07月11日

Elis Regina/Vento de Maio (1980/1983/1997)

エリス・レジーナ(エリス・ヘジーナ)/ヴェント・ヂ・マイオ(五月の風)

主に1960年代〜1970年代にポピュラー/ジャズの分野で活動したブラジルの歌手、エリス・レジーナ(エリス・ヘジーナ)の最後のスタジオ録音アルバム「Elis」(1980年)の全9曲を曲順を変えて収録し 、シングル曲「シ・エウ・キゼール・ファラール・コン・デウス(神と話したい時)」(ジルベルト・ジル作曲)と未発表曲3曲を追加した再発編集盤(EMI)。エリスのしなやかで力強いヴォーカルとファンキーなフュージョン/アダルトコンテンポラリー風のバッキング、洗練されたアレンジによるヴォーカル・ポップ。エリスの後期の傑作でありMPB(ムジカ・ポプラール・ブラジレイラ)の良作。「ヴェント・ヂ・マイオ(五月の風)」、「サイ・デッサ」、「オ・トレン・アズール(青い列車)」、ミルトン・ナシメントの「 オ・キ・フォイ・フェイト・デヴェーラ(オ・キ・フォイ・フェイト・ヂ・ヴェーラ)(なされるべきであったこと/ヴェラにおいてなされたこと)」他収録

Vento de Maio

2018年06月28日

Radiohead/Kid A (2000)

レディオヘッド/キッド A

1985年に結成されたオックスフォードシャー出身のイギリスのロックバンド、レディオヘッド(Radiohead)の4作目のアルバム(全英・全米アルバムチャート1位)。エイフェックス・トゥイン(Aphex Twin)等のWarpレコーズのアーティストのインテリジェント・ダンス・ミュージック(IDM)の影響が色濃い、エレクトロニカ/アンビエント寄りのオルタナティヴ・ロック。ギターロック色はほとんどないが、トム・ヨークのエモーショナルなヴォーカルを中心とするレディオヘッド特有のメランコリックでメロディックなスタイルは健在。チャールズ・ミンガス(Charles Mingus)等のジャズや1970年代のクラウトロックの要素を含む曲もあり。プロデュースはナイジェル・ゴッドリッチ(Nigel Godrich)

Kid A

2018年01月22日

Ramones/Rocket to Russia (1977)

ラモーンズ/ロケット・トゥ・ロシア

1974年にニューヨーク市で結成されたアメリカ合衆国のパンクロック・バンド、ラモーンズ(Ramones)の3作目のスタジオ録音アルバム(全米アルバムチャート49位)。サーフ・ロックやバブルガム・ポップの影響が色濃い、キャッチーでポップ志向のパンクロックの傑作。シンプルでミニマルな音。ハスカー・ドゥ(Hüsker Dü)やグリーン・デイ(Green Day)などのメロディックなポップ・パンクのルーツのような音楽。シングル曲、「Sheena Is a Punk Rocker」(アルバム・ヴァージョン)、「Rockaway Beach」、「Do You Wanna Dance?」収録。「Do You Wanna Dance?」はザ・ビーチ・ボーイズ(The Beach Boys)もカヴァーしたボビー・フリーマン(Bobby Freeman)のヒット曲のカヴァー。2001年にボーナス・トラック5曲を含む拡張版CDが発売されている

Rocket to Russia

2016年04月23日

R.E.M./Automatic for the People (1992)

R.E.M./オートマチック・フォー・ザ・ピープル

1980年にジョージア州アセンズで結成されたアメリカ合衆国のオルタナティヴ・ロックバンド、R.E.M.の8thスタジオ録音アルバム(全米アルバムチャート2位。全英アルバムチャート1位)。最高傑作と評されることが多い。フォークやバロック・ポップに近い、内省的でメランコリックなオルタナティヴ・ロック。ストリングスやアコースティックギターを使った、優しく包み込むような音。シンプルだが抒情的で美しいメロディー。シングル曲、「Drive」、「Man on the Moon」、「The Sidewinder Sleeps Tonite」、「Everybody Hurts」(全英1位)、「Nightswimming」、「Find the River」収録。レッド・ゼッペリン(Led Zeppelin)のジョン・ポール・ジョーンズがオーケストラ・アレンジで参加

Automatic for the People

2013年03月29日

Rush/Moving Pictures (1981)

ラッシュ/ムーヴィング・ピクチャーズ

1968年に結成されたカナダのロックバンド、ラッシュ(Rush)の8thスタジオ録音アルバム(全米/全英アルバムチャート3位)。ゲディー・リー(vocals, bass, keyboards)、アレックス・ライフソン(guitar)、ニール・パート(drums, percussions)の3人組。ラッシュのアルバムの中では最も商業的に成功したアルバム。モーグシンセを多用したハードロック寄りのプログレッシヴ・ロック。ハイトーンヴォイスで歌われるポップな歌メロ、変拍子を多用した複雑なリズムとベースラインが特徴。ラッシュの音楽は、メタリカ(Metallica)他のスラッシュメタル勢、ドリーム・シアター(Dream Theater)他のプログレッシヴ・メタル勢、ザ・スマッシング・パンプキンズ(The Smashing Pumpkins)他のオルタナ勢等に広範な影響を及ぼしている

Moving Pictures

2012年04月21日

The Replacements/Let It Be (1984)

ザ・リプレイスメンツ/レット・イット・ビー

ポール・ウェスターバーグ(g、vo)を中心にミネソタ州ミネアポリスで1979年に結成されたアメリカ合衆国のロックバンド、ザ・リプレイスメンツ(The Replacements)の3rdアルバム。ルーツミュージック(ロックンロール、ブルース、カントリー)寄りでソングライティング重視のオルタナティヴ・ロック。ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)、ビッグ・スター(Big Star)、ザ・クラッシュ(The Clash)、同郷のハスカー・ドゥ(Hüsker Dü)などの影響大。ジャングリーなギターポップ(「I Will Dare」)、ハードコアパンク(We're Comin' Out)、アコースティックなバラード(「Unsatisfied」「Sixteen Blue」)他収録。R.E.M.のピーター・バックがギターで「I Will Dare」に参加。「Black Diamond」はキッス(Kiss)のカヴァー

Let It Be

2010年08月28日

Little Richard/The Very Best of Little Richard (2008/1955-1964)

リトル・リチャード/ザ・ベリー・ベスト・オブ・リトル・リチャード

ロックンロールの創始者の一人で、ゴスペル、ブギウギ、ニューオーリンズR&Bをベースにした、エネルギッシュなシャウト唱法と叩きつけるようなピアノ奏法の刺激的な音楽により、1950年代のR&Bからロックンロールへの移行を主導し、創成期のロックに多大な影響を与えたアフリカ系アメリカ人のシンガーソングライター、リトル・リチャード(Little Richard)の主要曲を網羅する全25曲収録の編集盤(Specialty)。「Tutti-Frutti」、「Long Tall Sally」(全米6位)、「Slippin' and Slidin'」、「Rip It Up」、「The Girl Can't Help It」(映画「女はそれを我慢できない」主題歌)、「Lucille」、「Jenny, Jenny」(全米10位)、「Keep A-Knockin'」(全米8位)、「Good Golly, Miss Molly」(全米10位)他収録

The Very Best of Little Richard

2007年10月16日

The Rolling Stones/Sticky Fingers (1971)

ザ・ローリング・ストーンズ/スティッキー・フィンガーズ

「Beggars Banquet」、「Let It Bleed」、「Exile on Main Street」と並んでストーンズの最高傑作の一つと目されるアルバム(英米アルバムチャート1位)。ブルース、カントリー等のアメリカ南部のルーツミュージックの影響が強い音。「Brown Sugar」(英米1位)はルーズなロックンロール曲。「Wild Horses」はカントリー風のバラード曲。「You Gotta Move」はテネシー州出身のブルースシンガー、フレッド・マクダウェルの曲のカヴァー。「I Got the Blues」はメンフィス・ソウル風のオリジナル曲。いかにもストーンズ的なダーティーなロックンロール曲「Bitch」もかっこいい

Sticky Fingers

2006年08月27日

Redd Kross/Third Eye (1990)

レッド・クロス/サード・アイ

ジェフリー(vo、g)とスティーヴン(b、vo)のマクドナルド兄弟を中心とするアメリカのロックバンド。カリフォルニア州ロサンゼルス郊外のホーソーンで結成。1990年にメジャー・レーベルのアトランティックからリリースされたアルバム。バブルガム/パワーポップ風のメロディックなギターロック。4曲目の「Shonen Knife」は日本のパンクポップ・バンド、少年ナイフにインスパイアされたパンクっぽい曲

Third Eye

2006年03月25日

Rainbow/Rising (1976)

元ディープ・パープルのギタリスト、リッチー・ブラックモアがアメリカ人ヴォーカリストのロニー・ジェイムス・ディオ(元エルフ)と組んだハードロック/ヘヴィーメタル・バンド。元ジェフ・ベック・グループのドラマー、コージー・パウエル加入後の2ndアルバム。ファンのあいだではハードロック/ヘヴィーメタルの様式美を極めた名盤として高く評価されており、イギリスのロック雑誌「ケラング!(Kerrang!)」の1981年の読者投票では史上最高のヘヴィーメタル・アルバムに選ばれている

Rising

2005年08月13日

Otis Redding/The Very Best of Otis Redding (1962-1968)

1960年代の南部(メンフィス)ソウルを代表するソウル・シンガー、オーティス・レディングのシングル曲を集めたベスト盤。全米1位「(Sitting' On) The Dock of the Bay」その他のR&Bヒット曲を収録。感情のこもったヴォーカル

The Very Best of Otis Redding

2005年08月06日

Linda Ronstadt/Heart Like a Wheel (1974)

カリフォルニア州ロサンジェルスのカントリー/フォークロック・シーン出身の女性歌手、リンダ・ロンシュタットの1974年の大ヒット作(全米アルバムチャート1位)。「You're No Good」(全米1位)、「Heart Like a Wheel」、「When Will I Be Loved?」収録。グレン・フライ(g)、ドン・ヘンリー(ds)他LAの優れたミュージシャンが多数参加。プロデュースはピーター・アッシャー

Heart Like a Wheel

2005年07月18日

Radiohead/OK Computer (1997)

英国オックスフォード出身の5人組。プログレ/エレクトロ寄りのオルタナティヴ・ギターポップ。極めてメロディアスで陰鬱な音。1997年の米国グラミー賞(オルタナティヴ・ミュージック部門)を受賞した3rd。1990年代ギターロックの傑作の一つ

OK Computer

Rage Against the Machine/Rage Against the Machine (1992)

パンク、ヒップホップ、ヘビィメタルを融合させた「ラップ・メタル」の傑作。ラップ+メタリックなギターリフ+ヒップホップ調のグルーヴ。左翼思想と反体制の姿勢に立脚した政治的なメッセージを含む歌詞。この1stはかっこいいです

Rage Against the Machine

Ramones/Ramones (1976)

シンプルな3分間R&R。ビーチボーイズ風のポップな曲調

Ramones

Red Hot Chili Peppers/Mother's Milk (1989)

ハード・ロックをベースにラップ、ファンク等を取り入れた体育会系な音

Mother's Milk

R.E.M./Murmur (1983)

「ローリング・ストーン」誌で83年の最優秀アルバムに選ばれた1st

Murmur

R.E.M./Fables of the Reconstruction (1985) *

3rdは陰鬱なサイケデリック風の音&フォーク・ロック風の曲

Fables of the Reconstruction

Renegade Soundwave/Soundclash (1990)

米国のラップ、ヒップ・ホップの影響を強く受けた英国テクノの一例

Soundclash

The Residents/The Commercial Album (1980)

ザッパ/ビーフハート的な不思議な感覚のテクノ。1分の曲を40曲収録

The Commercial Album

Ride/Nowhere (1990)

オックスフォード出身のギター・ポップ・バンド。1st。ノイジーなフィードバック・ギターをフィーチャーしたメロディアスな音

Nowhere

Smokey Robinson & the Miracles/Ooo Baby Baby: The Anthology (1958-1975)

初期モータウンの立役者。ポップなメロディに美しいファルセット・ボイス

Ooo Baby Baby: The Anthology

The Rolling Stones/Through the Past, Darkly (Big Hits Vol.2) (1964-1969)

「Jumpin' Jack Flash」「She's a Rainbow」他収録の2ndベスト

Through the Past, Darkly (Big Hits Vol.2)

The Rolling Stones/Aftermath (1966) **

メロディアスで繊細な感じの曲が多くて好きです。「Out of Time」収録

Aftermath

The Rolling Stones/Beggars Banquet (1968) *

ブルース、R&Bの影響下、独自のスタイルを確立した頃のアルバム

Beggars Banquet

The Rolling Stones/Let It Bleed (1969)

ミック・テイラー(g)加入時の作品。「ベガーズ〜」と並ぶ60年代の代表作

Let It Bleed

The Rolling Stones/Exile on Main Street (1972)

ブルース、R&R等、ルーツに立ち返ったような粗削りでダーティーな音

Exile on Main Street

Roxy Music/Roxy Music (1972) *

ブライアン・フェリーのボーカルがかっこいい1st。B・イーノ(synths)在籍

Roxy Music

Roxy Music/Avalon (1982) **

後期の最高作。ドナルド・ファイゲンの「ナイトフライ」と並ぶアダルト・コンテンポラリー風ロックの傑作

Avalon

Todd Rundgren/Runt (1970) *

ナッズ解散後の1stソロ。「We Got To Get You A Woman」収録

Runt

Todd Rundgren/Runt. The Ballad of Todd Rundgren (1971)

キャロル・キング等のシンガー・ソングライター的なシンプルな音。名曲「Wailing Wall」収録

Runt. The Ballad of Todd Rundgren

Todd Rundgren/Something/Anything? (1972) **

最高傑作です。ビートルズ、フィリー・ソウル直系のポップ・センスの結晶

Something/Anything?

Todd Rundgren/A Wizard, a True Star (1973)

ドラッグっぽい、「意識の流れ」的な作品。ライヴではおなじみの「Just One Victory」収録

A Wizard, a True Star

2005年07月17日

Todd Rundgren/A Cappella (1985) **

打ち込みのパーカッションに多重録音ボーカル。これはすごくいいです

A Cappella

Run D.M.C./Raising Hell (1986)

ハードロックなノリのラップ。エアロスミス「Walk This Way」のカヴァー収録の3rd

Raising Hell

The Rutles/The Rutles (1978)

ビートルズのパロディ・バンド。盗作スレスレの作風。佳曲が多いです

The Rutles