2016年01月22日

Mott the Hoople/All the Young Dudes (1972)

モット・ザ・フープル/オール・ザ・ヤング・デューズ(すべての若き野郎ども)

1969年にロンドンで結成されたイギリスのロックバンド、モット・ザ・フープル(Mott the Hoople)の5thアルバム(全英アルバムチャート21位)。当時は商業的に振るわず解散状態だったが、ディヴィッド・ボウイ(David Bowie)が楽曲「All the Young Dudes」の提供と本アルバムのプロデュースによってバンドを復活させ、タイトル曲「All the Young Dudes」(全英3位/全米37位)はグラムロック期を代表する有名曲の1つとなった。グラムロックの範疇に分類されるが、基本的にはザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)の影響を受けたライヴ演奏主体のロックンロールバンドである。「Sweet Jane」はザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド(The Velvet Underground)の曲のカヴァー。2006年のリマスター盤CDはボーナストラック7曲を追加収録

All the Young Dudes

2015年04月11日

The Monks/Black Monk Time (1966)

ザ・モンクス/ブラック・モンク・タイム

1964年にドイツ駐在の米軍のGIたちがゲルンハウゼンで結成したガレージロックバンド、ザ・モンクス(The Monks)の唯一のオリジナル・アルバム(1965年にケルンで録音)。電子オルガン(Philips Philicorda)、ファズ/フィードバック・ギター、エレキ・バンジョーなどを使用したアヴァンギャルドな音のガレージ/サイケ・ロック。1960年代後半以降のクラウトロックのようなミニマルな反復ビート。このアルバムは商業的に成功しなかったが、その後「最初のパンク・レコード」、プロトパンクの古典、クラウトロックの先駆として再評価された。シングル曲「Complication」収録。コンピレーション・アルバム「Nuggets」のようなUSガレージロック、カン(Can)やファウスト(Faust)等のクラウトロックを好む方におすすめ

Black Monk Time

2015年03月06日

The Mothers/Over-Nite Sensation (1973)

ザ・マザーズ(フランク・ザッパ&ザ・マザーズ)/オーヴァーナイト・センセーション(興奮の一夜〜オーヴァーナイト・センセーション)

フランク・ザッパ(Frank Zappa)とザ・マザーズ・オブ・インヴェンション(The Mothers of Invention)による17thスタジオアルバム(全米アルバムチャート32位)。ザッパ/マザーズの1970年代以降のポップな歌モノ路線への転換点となった作品。ジャズロックやソウルミュージックの影響が色濃い小品集。複雑精緻だがポップでファンキーな楽曲。ザッパ/マザーズ作品の中では比較的聴きやすい。ミュージシャンはフランク・ザッパ(guitar, vocals)、イアン・アンダーウッド(clarinet, flute, alto & tenor saxophone)、ルース・アンダーウッド(percussion, marimba, vibraphone)、ジャン=リュック・ポンティ(violin, baritone violin)、ジョージ・デューク(synthesizer, keyboards)他。ティナ・ターナーとジ・アイケッツ(Tina Turner and the Ikettes)がバッキング・ヴォーカルで参加(アンクレジット)。シングル曲「I'm the Slime」と有名曲2曲、「Montana」「Dinah-Moe Humm」収録

Over-Nite Sensation

2014年05月02日

M.I.A./Kala (2007)

M.I.A./カラ

スリランカ・タミル系イギリス人のミュージシャン、M.I.A.(エム・アイ・エー)の2ndアルバム(全米アルバムチャート18位。全英39位)。1stアルバム「Arular」と同様のヒップホップ・ベースのエレクトロなオルタナティヴ・ダンスミュージックだが、クラブミュージック寄りだった前作よりスケールが大きく「ワールド・ミュージック」寄りでビートが強力。インド、トリニダード島、リベリア、オーストラリアで録音された歌やラップなどの音源を含む。楽曲の大半はM.I.A.とイギリスのハウスDJ・プロデューサーのスウィッチ(Switch)が共同で曲作りとプロデュースを行っている。シングル曲、「Bird Flu」、「Boyz」、「Jimmy」(1982年のインド映画「ディスコ・ダンサー」の挿入曲「Jimmy Jimmy Jimmy Aaja」のカヴァー)、「Paper Planes」(全米4位。ザ・クラッシュ(The Clash)の「Straight to Hell」をサンプリング)収録。「Bird Flu」と「Boyz」ではインドのタミル・ナードゥ州の音楽で使われるドラムを使用。「Bamboo Banga」はザ・モダン・ラヴァーズ(The Modern Lovers)の「Roadrunner」をサンプリング。「20 Dollar」はピクシーズ(Pixies)の「Where Is My Mind?」をサンプリング

Kala

2012年08月11日

Motörhead/Ace of Spades (1980)

モーターヘッド/エース・オブ・スペーズ

1975年に元ホークウインド(Hawkwind)のレミー(bass, vocals, songwriting)を中心に結成されたイギリスのヘヴィーメタルバンド、モーターヘッド(Motörhead)の4thアルバム(全英アルバムチャート4位)。ヘヴィーメタルとパンクを融合させたラウドでヘヴィーなロックンロール。レミーのダミ声ヴォーカルとパンク的な疾走感が特徴。スラッシュメタルやスピードメタルの先駆のような音。ヒットシングル「Ace of Spades」(全英15位)収録。プロデュースはヴィック・メイル

Ace of Spades

2012年06月30日

Minutemen/Double Nickels on the Dime (1984)

ミニットメン/ダブル・ニッケルズ・オン・ザ・ダイム

1980年にカリフォルニア州ロサンゼルスのサンペドロでD・ブーン(vo、g)とマイク・ワット(b)を中心に結成されたアメリカ合衆国の3ピース・ロックバンド、ミニットメン(Minutemen)の3rdアルバム。インディーズレーベルのSST Recordsから発売。ギャング・オブ・フォー(Gang of Four)に影響されたファンクっぽいハードコアパンク/ポストパンク。マイク・ワットのファンキーでメロディックなベース、ジョージ・ハーレーの速射ライフルのような手数の多いドラム、D・ブーンのシャープで歯切れのよいスタッカート・ギターが特徴。バカテクな演奏。ミニットメンの音楽はソニック・ユース(Sonic Youth)、ピクシーズ(Pixies)、ダイナソーJr.(Dinosaur Jr.)、フガジ(Fugazi)、パール・ジャム(Pearl Jam)、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)等の多くのUSオルタナティヴ・ロックバンドに多大な影響を与えた。「Don't Look Now」はクリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(Creedence Clearwater Revival)のカヴァー。「Ain't Talkin' 'bout Love」はヴァン・ヘイレン(Van Halen)のカヴァー。「Dr. Wu」はスティーリー・ダン(Steely Dan)のカヴァー。「Corona」は米国のTV局、MTVの番組「ジャッカス」のテーマ曲に使用された

Double Nickels on the Dime

2012年05月04日

John Mayall & the Bluesbreakers/Blues Breakers with Eric Clapton (1966)

ジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズ/ブルースブレイカーズ・ウィズ・エリック・クラプトン

イギリスのブルース歌手・ソングライター・マルチ奏者、ジョン・メイオール(vocals, piano, Hammond organ)のバンド、ザ・ブルースブレイカーズの2ndアルバム(全英アルバムチャート6位)。ザ・ヤードバーズを脱退したエリック・クラプトン(guitar)在籍時の唯一のスタジオ録音アルバム。アメリカのブルースをベースにしたブリティッシュ・ブルース、エレクトリック・ブルースの古典的名盤。レスポールをマーシャルのアンプに繋いでオーヴァードライヴさせた、歪んだギターの音が革新的だった。「All Your Love」はオーティス・ラッシュのカヴァー。「Hideaway」はフレディー・キングのカヴァー。「What'd I Say」はレイ・チャールズのカヴァー。「Ramblin' on My Mind」はロバート・ジョンソンのカヴァー

Blues Breakers with Eric Clapton

2012年04月07日

The Mamas & the Papas/All the Leaves Are Brown: The Golden Era Collection (2001/1966-1968)

ザ・ママス&ザ・パパス/オール・ザ・リーヴズ・アー・ブラウン:ザ・ゴールデン・エラ・コレクション(夢のカリフォルニア〜ママス&パパス・コレクション)

1960年代にカリフォルニアを拠点として活動したヴォーカル・グループ、ザ・ママス&ザ・パパス(The Mamas & the Papas)の編集盤。1960年代にリリースした全アルバム4作、「If You Can Believe Your Eyes and Ears」(1966年)、「The Mamas & the Papas」(1966年)、「Deliver」(1967年)、「The Papas & The Mamas」(1968年)の全曲に、「I Saw Her Again」「Words of Love」「Creeque Alley」のモノラル・シングル・ヴァージョンとアルバム未収録のシングル「Glad to Be Unhappy」を加え、デジタル・リマスターを施した2枚組CD。男女混声4部による美しいヴォーカル・ハーモニーが特徴のサイケデリックなフォーク・ロック/サンシャイン・ポップ。シングル曲、「California Dreamin'」(全米4位)、「Monday, Monday」(1位)、「I Saw Her Again」(5位)、「Words of Love」(#5位)、「Dedicated to the One I Love」(2位)、「Creeque Alley」(5位)他収録

All the Leaves Are Brown: The Golden Era Collection

2011年10月09日

M.I.A./Arular (2005)

M.I.A./アルラー

スリランカ・タミル系イギリス人のミュージシャン、M.I.A.(エム・アイ・エー、本名マータンギ・"マーヤー"・アルルピラガーサム)のデビューアルバム(XL Recordings)。ヒップホップ、ダンスホールレゲエ/ラガマフィン、UKクラブミュージック(ガラージ、グライム)、ブラジルのバイレファンキ(ファンキカリオカ)、エレクトロクラッシュ等に影響された、エレクトロなオルタナティヴ・ダンスミュージック。ローランドのMC-505(シーケンサー/ドラムマシン)を全面的に使用。シングル曲、「Galang」、「Sunshowers」(Buzzard's Original Savannah Bandの「Sunshower」をサンプリング)、「Bucky Done Gun」(Deize Tigrona(デイズ・ティグロナ)のバイレファンキ曲「Injeção」をサンプリング)収録

Arular

2011年07月30日

Moondog/The Viking of Sixth Avenue (2006/1949-1995)

ムーンドッグ/6番街のヴァイキング

アメリカ合衆国の盲目の作曲家で、1940年代末〜1970年代にかけてニューヨーク市でストリート・ミュージシャン、詩人として活動したムーンドッグ(Moondog)、本名ルイス・トーマス・ハーディン(Louis Thomas Hardin)の1949-1995年の録音から36曲を選んで収録した編集盤(Honest Jon's Records)。手製の楽器の使用と、ネイティヴ・アメリカンの音楽に影響を受けたパルス的なリズムが特徴の、独自のミニマリズム的な音楽。クラシカルな弦楽やジャズの要素、ポップなヴォーカル/コーラス・メロディー、環境音なども取り入れている。シングル曲、「Moondog's Symphony」、「Snaketime Rhythm」他収録。1940〜1950年代のムーンドッグの音楽はフィリップ・グラス(Philip Glass)やスティーヴ・ライヒ(Steve Reich)等の初期のミニマル音楽の作曲家たちに多大な影響を与えた。ミニマル系やザ・レジデンツ(The Residents)、ザ・ハイ・ラマズ(The High Llamas)などを好む方におすすめ

The Viking of Sixth Avenue

2010年12月12日

Magazine/Real Life (1978)

マガジン/リアル・ライフ

1977年に元バズコックスのハワード・ディヴォート(vo)とジョン・マッギオーク(g)を中心にマンチェスターで結成されたイングランドのポストパンク・バンド、マガジン(Magazine)の1stアルバム(全英アルバムチャート29位)。ロキシー・ミュージック(Roxy Music)、デイヴィッド・ボウイ(David Bowie)、イギー・ポップ(Iggy Pop)などに影響された、アートロック寄りのポストパンク。ハワード・ディヴォートの神経質なヴォーカル、ジョン・マッギオークのシャープなギター、デイヴ・フォーミュラの煌びやかなキーボードが印象的。1stシングル「Shot by Both Sides」(ハワード・ディヴォートとピート・シェリーの共作)収録。プロデュースはジョン・レッキー

Real Life

2010年10月03日

Magma/Mekanïk Destruktïw Kommandöh (1973)

マグマ/メカニーク・ディストラクティヴ・コマンドー(呪われし地球人たちへ(トゥーザムターク第3楽章))

1969年にクリスチャン・ヴァンデ(ds)を中心に結成されたフランスのプログレッシヴ・ロックバンド、マグマ(Magma)の3rd。マグマのアルバムの中では最も有名な作品。ヘヴィーなリズムセクションと、混声合唱隊による、カール・オルフのようなオペラ/ゴスペル的な単旋律の反復ユニゾンが特徴のユニークなシンフォニック・ロック。7曲から成っているが、アルバム全体(約39分)が一つの組曲または連作歌曲のような形式。歌詞は独自の人工言語のコバイア語。オルフの「カルミナ・ブラーナ」、またはソフト・マシーン(Soft Machine)を好む方におすすめ

2010年05月05日

The Mothers of Invention/We're Only in It for the Money (1968)

ザ・マザーズ・オブ・インヴェンション/ウィ・アー・オンリー・イン・イット・フォー・ザ・マニー(マザーズ・オブ・インベンションのおかしな世界)

アメリカの作曲家/ギタリスト、フランク・ザッパ(Frank Zappa)がバンド「The Mothers of Invention」名義でリリースした3rdアルバム(全米30位)。サイケデリック・ポップとミュージック・コンクレート(テープ・コラージュ)による実験的なロックアルバムだが、1960年代後半のザッパ/マザーズ作品の中では2ndの「Absolutely Free」(1967年)と並んで最もポップで歌モノ志向のアルバム。外ジャケは元々はビートルズの「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」(1967年)のパロディーだったが、ジャケットの内と外が逆の状態でリリースされた。聴きやすいので初心者にはおすすめ。自分が1960年代後半のザッパ/マザーズ作品で真の傑作だと思うのは、マザーズの1st「Freak Out!」(1966年。前衛ロック+R&B+現代音楽)とザッパの2ndソロ「Hot Rats」(1969年。インストゥルメンタル・ジャズロック)ですが

We're Only in It for the Money

2010年01月16日

Marilyn Manson/Antichrist Superstar (1996)

マリリン・マンソン/アンチクライスト・スーパースター

アメリカのロックバンド、マリリン・マンソン(Marilyn Manson)の2ndフルアルバム(全米アルバムチャート3位)。ミニストリー(Ministry)等のインダストリアル・ロックとオジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)等のヘヴィーメタル/ショック・ロックの影響が強いインダストリアル・メタル。反キリスト教的な歌詞。シングル曲、「The Beautiful People」、「Tourniquet」収録。プロデュースはナイン・インチ・ネイルズ(Nine Inch Nails)のトレンド・レズナー、スキニー・パピー(Skinny Puppy)のデイヴ・オギルヴィー、マリリン・マンソン(vo)、ショーン・ビーヴァン(ナイン・インチ・ネイルズのミキシング担当)

Antichrist Superstar

2008年12月13日

Mudhoney/March to Fuzz: best of and rarities... (1988-1998)

マッドハニー/マーチ・トゥ・ファズ〜ベスト・オブ・アンド・レリティーズ…

1988年にワシントン州シアトルで結成された米国のオルタナティヴ・ロックバンド、マッドハニー(Mudhoney)の2枚組の編集盤(全52曲)。Sub Pop Recordsからの発売。ノイジーなファズ/ディストーション・ギターを多用したパンク/ガレージ・ロック寄りのグランジ。ディスク1(best of)は1stシングル「Touch Me I'm Sick」、「In 'n' Out of Grace」、「Suck You Dry」、「Sweet Young Thing Ain't Sweet No More」、「Here Comes Sickness」、「Blinding Sun」、「Into Your Shtik」他の主要曲を収録。ディスク2(rarities and B-sides)はレア・トラックとB面曲を収録。ザ・ストゥージズ(the Stooges)、ソニック・ユース(Sonic Youth)、ニルヴァーナ(Nirvana)等を好む方におすすめ

March to Fuzz: best of and rarities...

2008年09月06日

The Modern Lovers/The Modern Lovers (1971-1972/1976)

ザ・モダン・ラヴァーズ/ザ・モダン・ラヴァーズ

ジョナサン・リッチマン(vo、g)率いるボストン拠点のロックバンド、ザ・モダン・ラヴァーズ(The Modern Lovers)の1stアルバム。1971-1972年に録音されたが発売は1976年。ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド(The Velvet Underground)の影響が強いミニマリスティックなギターロック。プロデュースはジョン・ケイルとキム・フォーリー。ヴェルヴェッツとNYパンクの間の最も重要なプロト・パンクのアルバムの一つ。セックス・ピストルズ(Sex Pistols)がカヴァーした「Roadrunner」、「Pablo Picasso」、「I'm Straight」、「She Cracked」収録。ヴェルヴェッツやビッグ・スター(Big Star)を好む方におすすめ。2003年の再発CDはオリジナルの9曲に加えてボーナストラック8曲を収録。メンバーのジェリー・ハリスン(key)は後にトーキング・ヘッズ(Talking Heads)、デイヴィッド・ロビンソン(ds)はザ・カーズ(The Cars)に参加

The Modern Lovers

2008年04月13日

Megadeth/Peace Sells...But Who's Buying? (1986)

メガデス/ピース・セルズ…バット・フーズ・バイイング?(メガデス)

元メタリカのデイヴ・ムステイン(g、vo、作詞作曲)を中心とする米国のスラッシュ・メタルバンド、メガデスの2ndアルバム。ダークなヘヴィーメタルとハードコアパンクを折衷した初期スラッシュ・メタルの古典。複雑な曲展開と攻撃的なギターリフ。高度な演奏技術。「I Ain't Superstitious」はウィリー・ディクスンのブルース曲のカヴァー。2004年にデイヴ・ムステイン自身がリミックス・リマスターしたCDが再発されている

Peace Sells...But Who's Buying?

2007年11月09日

Mogwai/Mogwai Young Team (1997)

モグワイ/モグワイ・ヤング・ティーム

1996年にスコットランドのグラスゴーで結成されたポストロックバンド、モグワイの1stフルアルバム。通称「富士銀行」。主にギター中心のインストゥルメンタル・サウンド。ソニック・ユースやスリントの影響が強いポストロック。美しくもメランコリックなメロディーとディストーション・ギターの轟音。静と動のダイナミックな対比

Mogwai Young Team

2007年09月22日

Giorgio Moroder/E=MC2 (1980)

ジョルジオ・モロダー/E=MC2(相対性理論考)

「The Father of Disco」(ディスコ音楽の父)と呼ばれたイタリアのプロデューサー・作曲家・シンセ奏者、ジョルジオ・モロダーのソロアルバム。自称「first electronic live-to-digital album」。シーケンサーをベースにしたエレクトロ・ディスコ。ジョルジオ・モロダーが同時期にプロデュースしたスパークスのアルバム「No.1 in Heaven」(1979年)によく似た音。テクノの源流の一つ

E=MC2

2007年06月17日

Alanis Morissette/Jagged Little Pill (1995)

アラニス・モリセット/ジャグド・リトル・ピル

カナダ出身の女性シンガー・ソングライター、アラニス・モリセットがマドンナ主宰のレーベル、マヴェリック・レコードからリリースした3rd(世界デビュー)アルバム。自己告白的で激情的なヴォーカルとオルタナ/ポスト・グランジ風のバンドサウンド。ユニークな発声法。全世界で3000万枚を売り、グラミー賞の年間最優秀アルバム、最優秀ロック・アルバムを受賞した大ヒット作。レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリー(b)、デイヴ・ナヴァロ(g)参加のヒット曲「You Oughta Know」収録。曲はプロデューサーのグレン・バラードとの共作。スカイ・スウィートナム他の後続のカナダの歌手や日本の椎名林檎、矢井田瞳、鬼束ちひろ等への影響は大

Jagged Little Pill

2007年06月11日

Paul McCartney & Wings/Band on the Run (1973)

ポール・マッカートニー&ウイングス/バンド・オン・ザ・ラン

元ビートルズのポール・マッカートニーがウイングス名義で出したソロ5作目(全英・全米アルバムチャート1位)。ソフトロックのようなメロディックな音。ポールと妻のリンダ・マッカートニーと元ムーディー・ブルースのギタリストのデニー・レインの3人で制作。ポール自身がドラムを含めほとんどすべての楽器を演奏している。ビートルズ解散後のポールのソロ作品の中では高く評価されているものの一つ。ヒットシングル「Band on the Run」、「Jet」収録

Band on the Run

2007年04月23日

The Music/The Music (2002)

ザ・ミュージック/ザ・ミュージック

1999年に英国リーズで結成されたオルタナティヴ・ロックバンド、ザ・ミュージックの1stアルバム(全英アルバムチャート4位)。人力ダンスビートとレッド・ゼッペリンのようなラウドなブルース/ハードロックを融合させたグルーヴ感あふれる音。ロバート・ハーヴェイのハイトーン・ヴォーカルはロバート・プラントに似ている。「Take the Long Road and Walk It」、「The People」収録

The Music

2007年04月10日

The Meters/The Very Best of the Meters (1968-1976)

ザ・ミーターズ/ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ザ・ミーターズ

アート・ネヴィル(key、vo)を中心とするニューオーリンズ拠点のファンク・バンド、ザ・ミーターズのベスト盤。1997年にRhinoから発売。全16曲。アーシーなニューオーリンズ・ファンク。細かくシンコペイトするリズム。曲はインストゥルメンタルが中心。1980年代以降のファンク、ヒップホップへの影響は大。「Cissy Strut」、「Sophisticated Cissy」、「Look-Ka Py Py」、「Hey Pocky A-Way」、「Fire on the Bayou」他収録

The Very Best of the Meters

2007年03月11日

Bob Marley and the Wailers/Live! (1975)

ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ/ライヴ!

1975年7月19日、ロンドンのダンスホール、レイシアムでの歴史的なライヴ録音。ロック寄りのバンドサウンドに乗せたレゲエの名演奏。「No Woman, No Cry」が感動的。「I Shot the Sheriff」はエリック・クラプトンがカヴァーした有名曲

Live!

2006年11月30日

Material/Hallucination Engine (1994) *

マテリアル/ハルシネイション・エンジン

ニューヨーク拠点のベーシスト/プロデューサー/アレンジャー、ビル・ラズウェルのプロジェクト、マテリアルの1994年のアルバム。インド/アラブ風味のエスニックなアンビエント・ダブ/ジャズ・ファンク。参加ミュージシャンは、ウェイン・ショーター(ss, ts)、バーニー・ウォーレル(el-p、org)、ブーツィー・コリンズ(b)、インドのヴァイオリニスト、L・シャンカル(el-vn)、スライ・ダンバー(ds)他。「Words of Advice」はビリー・コブハムの「Red Baron」をサンプリングし、小説家のウィリアム・S・バロウズのモノローグを被せた曲。「Cucumber Slumber (Fluxus Mix)」はウェザー・リポートのカヴァー。「Naima」はジョン・コルトレーンの引用

Hallucination Engine

2006年11月03日

Sergio Mendes & Brasil 66/The Very Best of Sergio Mendes & Brazil 66 (1966-1971)

セルジオ・メンデス&ブラジル66/ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・セルジオ・メンデス&ブラジル66

1960年代後半に世界的な人気を獲得したボサ・ノヴァ/ラウンジ/ブラジリアン・ポップのグループ(男女混声ヴォーカル)、セルジオ・メンデス&ブラジル66がA&Mレコードで録音した全7枚のアルバムからの全ヒット曲とその他の佳曲を収録した網羅的なベスト・アルバム(CD2枚組、全48曲)。大ヒット曲「Mas Que Nada」はジョルジ・ベンのカヴァー。「With a Little Help from My Friends」、「The Fool on the Hill」、「Day Tripper」、「Norwegian Wood (This Bird Has Flown)」はザ・ビートルズのカヴァー。「Triste」、「Wave」はアントニオ・カルロス・ジョビンのカヴァー。「For What it's Worth」はバッファロー・スプリングフィールド(スティーヴン・スティルス作)のカヴァー。「Chelsea Morning」はジョニ・ミッチェルのカヴァー。「Lost in Paradise」はカエターノ・ヴェローゾのカヴァー。「Night and Day」はコール・ポーターのカヴァー。「Scarborough Fair」はサイモン&ガーファンクルのカヴァー。「Empty Faces」はミルトン・ナシメントのカヴァー。共同プロデューサーはA&Mのハーブ・アルバート

The Very Best of Sergio Mendes & Brazil 66

2006年08月01日

Moby/Play (1999)

モービー/プレイ

アメリカのテクノ・アーティスト/エレクトロニカ・ミュージシャン、モービーの1999年のアルバム。全世界で1千万枚以上を売った大ヒット作(全米38位、全英1位)。モービー自身のヴォーカルやエタ・ジェームス、ヴェラ・ホール、BBキング等の古いブルース・ゴスペルのヴォーカル・サンプルをフィーチュアしたR&B風のスピリチュアルなブレイクビート/アンビエント・テクノ。「Honey」、「Run On」、「Porcelain」、ビッグビートのダンス曲「Bodyrock」、「Why Does My Heart Feel So Bad?」、「South Side」収録

Play

2006年07月21日

The Move/The Move (1968)

ザ・ムーヴ/ザ・ムーヴ

ロイ・ウッド(g、vo)を中心とする英国バーミンガム出身のロックバンド、ザ・ムーヴの1stアルバム。同時期のビートルズに似たメロディックなサイケ・ポップの傑作。全英2位「Flowers in the Rain」収録。「Hey Grandma」はモビー・グレープのカヴァー

The Move

2006年04月08日

Manfred Mann/Mighty Garvey! (1968)

キーボード奏者のマンフレッド・マン率いる英国のジャズ/R&B志向のロックバンド、マンフレッド・マンの1968年の傑作アルバム。マイク・ダボがリードヴォーカルだった頃(いわゆるChapter Two)の作品。メロトロンを使用したカラフルなサイケポップ。ヒット曲「The Mighty Quinn」(ボブ・ディランの当時の未発表曲のカヴァー。全英1位、全米10位)収録

Mighty Garvey!

2005年08月20日

Moby Grape/Moby Grape (1967)

1960年代サンフランシスコのロックバンド、モビー・グレープの1st。カントリー、フォーク、ブルース、ロックンロール等のルーツミュージックをベースにしたサイケなロック。3本のギターと3声コーラスによる重層的な音

Moby Grape

2005年07月16日

Madness/Utter Madness (1982-?)

後期のシングルを集めたアルバム。軽妙洒脱な英国ポップ

Utter Madness

Madonna/The Immaculate Collection (1984-1990)

米国ミシガン州出身のダンスポップ歌手、マドンナのヒットシングルを集めた初のベスト盤。全米No.1ヒット8曲を含む全17曲。収録曲はQサウンドによるリマスター版でオリジナルのシングル・ヴァージョンではない。「Lucky Star」、「Borderline」、「Like a Virgin」、「Material Girl」、「Crazy for You」、「Into the Groove」、「Live to Tell」他

The Immaculate Collection

Madonna/Like a Virgin (1984)

元シックのギタリスト、ナイル・ロジャースがプロデュースした大ヒット作。全米No.1ヒット「Like a Virgin」、「Material Girl」収録の2nd

Like a Virgin

Bob Marley and the Wailers/Catch a Fire (1972)

ジャマイカのレゲエが世界的に認知されるきっかけとなった作品

Catch a Fire

Massive Attack/Protection (1994)

ブリストル出身のDJ集団(元ワイルド・バンチ)。英国ヒップ・ホップ/トリップ・ホップの創始者。2nd。ダブ的な緩いリズム。1stより歌志向。トレイシー・ソーン(vo)参加

Protection

Derrick May/Innovator (1986-1996) *

デトロイト・テクノの中心人物の一人、デリック・メイの作品集

Innovator

Curtis Mayfield/There's No Place Like America Today (1975)

1950-60年代にシカゴのR&Bヴォーカルグループ、インプレッションズに在籍し、1970年代にソウル/ファンクの巨星となった人物、カーティス・メイフィールドのソロ9作目。繊細なファルセットヴォイスと内省的な歌により黒人社会の失業・貧困の問題を扱ったシリアスなソウル・アルバム。「So in Love」収録

There's No Place Like America Today

MC5/Kick out the Jams (1969)

ラウドな音の過激なガレージ・ロック。地元デトロイトでのライヴ録音

Kick out the Jams

Malcolm McLaren/Duck Rock (1983)

元S・ピストルズのマネージャー。ヒップホップの初期のヒット曲「Buffalo Gals」収録。プロデュースはトレヴァー・ホーン

Duck Rock

Meat Beat Manifesto/99% (1990)

エレクトロ・インダストリアル、米国のヒップホップ、シカゴ・ハウス等に影響を受けた英国の実験的なダンス/クラブミュージック。ラップとテクノビートによるノイジーな音。レネゲイド・サウンドウェイヴと同系統だけどもっとヒップホップ寄り。かっこいいです。クラブチャートでヒットした「Psyche-Out」収録

99%

Metallica/Metallica (1991)

パンク、ハードコアを通過した「メタル新次元」的な音。ヘヴィメタルはそれほど好んで聴かないんですがこのアルバムは結構好きです

Metallica

Jeff Mills/Waveform Transmission Vol. 3 (1994) *

デトロイト出身のDJ。ハード・ミニマル・テクノの創始者。1990年頃の作品を編集したもの。かっこいいです

Waveform Transmission Vol. 3

Ministry/Twitch (1986)

ノイジーで機械的なエレクトロ・インダストリアルの先駆的な音。プロデュースはエイドリアン・シャーウッド

Twitch

Missing Persons/Spring Session M (1982)

元フランク・ザッパのバックバンドのメンバー達によるLA拠点のニューウェイヴ・ポップバンド。テリー・ボジオ(ds)、デイル・ボジオ(vo)、ウォーレン・ククルロ(g)在籍。1stフルアルバム。バカテクな演奏。「Destination Unknown」「Words」「Walking in L.A.」収録

Spring Session M

Joni Mitchell/Blue (1971)

カナダ出身の女性シンガー/ソングライター。4th。フォークを基調としたフリーフォームのポップソング。独特のコード進行と美しいメロディ

Blue

Momus/Tender Pervert (1988)

英国のシンガー・ソングライター。金子修介の「1999年の夏休み」が好きな、文学的で美少年派な人

Tender Pervert

The Monkees/The Monkees (1966)

「Last Train to Clarksville」収録の1st。良質の米国ポップ

The Monkees

The Monochrome Set/Volume, Contrast, Brilliance... sessions and singles vol.1 (1979-1986) *

ビド(vo、g)、レスター・スクエア(g、vo)在籍のエキゾチックで奇妙なギターポップバンド。初期のシングルやラジオ用の録音を集めた編集盤。「He's Frank」「Eine Symphonie des Grauens」等の名曲を収録

Volume, Contrast, Brilliance... sessions and singles vol.1

The Monochrome Set/Eligible Bachelors (1982) **

ネオアコ寄りのメロディアスなギターポップ。スミス、フリッパーズへの影響は大。この3rdは傑作です。「The Jet Set Junta」「The Ruling Class」収録

Eligible Bachelors

The Monochrome Set/The Lost Weekend (1985)

ふっきれたような清々しさが印象的な4th。「Jacob's Ladder」「Wallflower」収録

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Van Morrison/Moondance (1970)

北アイルランド出身。ソウルフルなボーカル。2nd

Moondance

Morrissey/"Kill Uncle" (1991)

スミス解散後の2ndソロ。曲は元フェアーグラウンド・アトラクションのマーク・E・ネヴィン(g)との共作

Kill Uncle

The Mothers of Invention/Freak Out! (1966) *

R&B、ロックと現代音楽をミックスしたようなアヴァンギャルドな作品

Freak Out!

Mouse on Mars/Idiology (2001)

ドイツ出身のエレクトロニカ・デュオ、マウス・オン・マーズ(ヤン・ヴェルナー+アンディー・トマ)の7thフルアルバム。ヴォーカル(ドラム担当のドド・ンキシによる)と生楽器(ピアノ、弦楽器)を導入した、前衛的かつユーモラスな電子音楽。シングル曲「Actionist Respoke」収録

Idiology

Mu-Ziq/Lunatic Harness (1997) *

ミュージック=マイク・パラディナスはR・D・ジェイムスと双璧をなすテクノの才人

Lunatic Harness

My Bloody Valentine/Loveless (1991)

アンビエント感覚の轟音ノイズ・ギター。甘美なメロディ。騒音の安らぎ

Loveless