2017年09月15日

Led Zeppelin/Led Zeppelin IV (1971)

レッド・ツェッペリン/レッド・ツェッペリン IV

1968年にロンドンで結成されたイギリスのロックバンド、レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)の4作目のスタジオ録音アルバム(全英アルバムチャート1位。全米2位)。アルバム・ジャケットにはタイトルもアーティスト名もないため、便宜的に「Led Zeppelin IV」と呼ばれることが多い。レッド・ツェッペリンの作品中最も売れたアルバム。ブリティッシュ・トラディショナル・フォークのようなアコースティック・サウンドとヘヴィメタルを融合させ、1970年代のハードロックに多大な影響を与えた。プロデュースはジミー・ペイジ。「Black Dog」(全米15位)は複雑なギターリフを含むヘヴィメタル曲。マンドリンが印象的な「The Battle of Evermore」は、元フェアポート・コンヴェンション(Fairport Convention)のメンバーでフォーク歌手のサンディ・デニーがヴォーカルで参加したフォーク・バラード。「Stairway to Heaven」は、アコースティック・ギターとリコーダーによる静かなパートからジミー・ペイジの印象的なギターソロとロバート・プラントのシャウト唱法を含む激しいパートへと徐々に盛り上がってゆく、変奏曲のような構成の有名曲。2014年にリマスター版が発売されている

Led Zeppelin IV

2014年01月11日

Lene Lovich/Lucky Number: The Best of Lene Lovich (2004/1978-1982)

リーナ・ラヴィッチ/ラッキー・ナンバー:ザ・ベスト・オブ・リーナ・ラヴィッチ

アメリカ合衆国のデトロイトでユーゴスラヴィア人の父とイギリス人の母との間に生まれ、1970年代後半〜1980年代前半の英国のニューウェイヴ・シーンで活動した歌手、リーナ・ラヴィッチが1978-1982年に英国のスティッフ・レコードからリリースした曲を収録した編集盤(全22曲)。ブリティッシュ・ポップ風の歌モノのニューウェイヴ。半分以上の曲がリーナ・ラヴィッチと共同制作者のレス・チャペル(ギタリスト、ソングライター)との共作。シングル曲、「I Think We're Alone Now」、「Lucky Number」(全英3位。ニナ・ハーゲン(Nina Hagen)がドイツ語でカヴァーした曲)、「Say When」(全英19位)、「Bird Song」(全英39位)、「Angels」、「What Will I Do Without You」、「The Night」、「New Toy」(トーマス・ドルビー(Thomas Dolby)作曲)、「It's Only You (Mein Schmerz)」収録。「Be Stiff」はディーヴォ(Devo)の3rdシングルのカヴァー。ブロンディー(Blondie)、ニナ・ハーゲン、スージー・アンド・ザ・バンシーズ(Siouxsie and the Banshees)などを好む方におすすめ

Lucky Number: The Best of Lene Lovich

2013年07月27日

Los Lobos/Wolf Tracks: The Best of Los Lobos (1983-2006)

ロス・ロボス/ウルフ・トラックス:ザ・ベスト・オブ・ロス・ロボス

1973年にカリフォルニア州のイーストロサンゼルスで結成されたアメリカ合衆国のロックバンド、ロス・ロボス(Los Lobos)の編集盤(全20曲、Warner/Rhino)。ロックンロール、テクス・メクス(Tex-Mex)、カントリー、フォーク、R&B、ブルース、スペイン・メキシコの伝統音楽をベースにした豊かな音楽性。歌詞は英語とスペイン語。シングル曲、「Let's Say Goodnight」、「Don't Worry Baby」、「Will the Wolf Survive?」、「Shakin' Shakin' Shakes」、「Set Me Free (Rosa Lee)」、「Come On, Let's Go」(全米21位。リッチー・ヴァレンス(Ritchie Valens)のヒット曲のカヴァー)、「La Bamba」(英米1位。オリジナルはメキシコ民謡。リッチー・ヴァレンスの生涯を描いた1987年の映画「ラ・バンバ」のタイトル曲)、「One Time, One Night」収録。サイド・プロジェクトのラテン・プレイボーイズ(Latin Playboys)と同様に、ミッチェル・フレーム、チャド・ブレイクのプロデューサー/エンジニア・チームと組んで、ドラム・マシンやテープ・ループを導入した実験的な音作りをしていた1990年代の楽曲も2曲(「Kiko And The Lavender Moon」、「Oh Yeah」)収録。「Border Town Girl」は未発表曲。このアルバムでは物足りない方には、CD2枚組の「Just Another Band from East L.A.」かCD4枚組ボックス・セットの「El Cancionero: Mas y Mas」の方をおすすめします

Wolf Tracks: The Best of Los Lobos

2011年09月11日

The Left Banke/There's Gonna Be a Storm: The Complete Recordings 1966-69 (1992/1966-1969) *

ザ・レフト・バンク/ゼアズ・ゴナ・ビー・ア・ ストーム:ザ・コンプリート・レコーディングス 1966-69

1965年にニューヨークで結成され1969年に解散したアメリカ合衆国のポップバンド、ザ・レフト・バンク(The Left Banke)の2枚のアルバム―「Walk Away Renée/Pretty Ballerina」(1967年)と「The Left Banke Too」(1968年)―の全曲と、シングル4曲、未発表曲1曲を収録した、網羅的な編集盤。室内楽風のアレンジのストリングスとチェンバロを使用したクラシカルなサウンドと、ザ・ビートルズ(The Beatles)やザ・ゾンビーズ(The Zombies)に影響された美メロとコーラス・ハーモニーが特徴のバロック・ポップ/サイケデリック・ポップ。後のインディーポップ系バンドへの影響は大。ビートルズ風、キンクス風、ビーチ・ボーイズ風、ラスカルズ風など佳曲多数。ヒット・シングル、「Walk Away Renée」(全米5位)、「Pretty Ballerina」(15位)収録

There's Gonna Be a Storm: The Complete Recordings 1966-69

2011年06月19日

LCD Soundsystem/Sound of Silver (2007)

LCDサウンドシステム/サウンド・オブ・シルヴァー(サウンド・オブ・シルバー)

インディーズ・レーベルのDFAレコーズの創設者の一人、ジェイムス・マーフィー(James Murphy)を中心とするアメリカ合衆国ニューヨークのロックバンド、LCDサウンドシステム(LCD Soundsystem)の2ndアルバム。シンセの多用とディスコ的なステディ・ビートが特徴の、「ダンス・パンク」とも呼称されるダンサブルなインディーロック。ニュー・オーダー(New Order)等の1970年代後半〜1980年代前半の英国のポストパンク、シンセポップの影響が強い音。シングル曲、「North American Scum」、「All My Friends」収録

Sound of Silver

2009年10月09日

Laibach/Opus Dei (1987)

ライバッハ/オプス・デイ(オーパス・デイ)

1980年にスロヴェニア(旧ユーゴスラヴィア)のトルボヴリェで結成された前衛音楽集団、ライバッハ(Laibach)の4thアルバム。英国ではMute、米国ではWax Trax!からの発売。「ライバッハ」はスロヴェニアの首都、リュブリャナのドイツ語名称。重厚なハンマービートのインダストリアル・テクノにクラシカルな要素(ヴァーグナー風のオーケストラ、軍隊行進曲)を混合した音。低音のだみ声ヴォーカル。「Geburt Einer Nation」はクィーン(Queen)のヒット曲「One Vision」のドイツ語カヴァー。「Leben heißt Leben」はオーストリアのロックバンド、オーパス(Opus)のヒット曲「Live is Life」のドイツ語カヴァー。「Opus Dei」は同曲の英語カヴァー。プロデュースはデペッシュ・モード(Depeche Mode)、ワイアー(Wire)、スワンズ(Swans)等のプロデュース、ミックスを手がけたリコ・カニング(Rico Conning)。CDはオリジナルの8曲の他に舞台作品「Krst Pod Triglavom: Baptism」のサントラから4曲を追加収録

Opus Dei

2009年08月02日

Linkin Park/Hybrid Theory (2000)

リンキン・パーク/ハイブリッド・セオリー

1996年に結成された米国のロックバンド、リンキン・パーク(Linkin Park)の1stアルバム(全米アルバムチャート2位)。2001年に米国で最も売れたアルバム。オルタナティヴ・メタルをベースに、ヒップホップ、ラップ、エレクトロニカの要素を導入した、ポスト・グランジ風のヘヴィー・ロック。マイク・シノダのラップと、チェスター・ベニントンの哀愁感のあるメロディックなヴォーカルとシャウトをフィーチュアしたキャッチーな音。シングル曲、「One Step Closer」、「Crawling」、「Papercut」、「In the End」(全米2位)収録

Hybrid Theory

2009年02月19日

The Lotus Eaters/No Sense of Sin (1984)

ザ・ロータス・イーターズ/ノー・センス・オブ・シン(青春のアルバム)

リヴァプール出身のニューウェイヴ・バンド、ザ・ロータス・イーターズ(The Lotus Eaters)の1stアルバム。ピーター・コイル(vo)、元ザ・ワイルド・スワンズ(The Wild Swans)のジェレミー・ケリー(g)在籍。ストリングスやシンセを使った、バロック・ポップ風の優雅で繊細なアコースティック・ギターポップ。リヴァーブを多用した、靄のかかったような音。青春のはかない美しさを湛えた音楽。デビューシングル「The First Picture of You」(全英15位)収録。CD(1998年にBMG/Bridgeから、2001年にVinyl Japanから発売)は1984年のオリジナルLPの9曲("Too Young"、"When You Look at Boys"、"Start of the Search"の3曲は権利関係により未収録)とボーナス・トラック10曲を収録

No Sense of Sin

2007年04月16日

Lil' Louis & the World/Journey with the Lonely (1992)

リル・ルイス・アンド・ザ・ワールド/ジャーニー・ウィズ・ザ・ロンリー

シカゴ出身のハウス・ミュージックのプロデューサー/DJ、リル・ルイスの2ndアルバム。R&B/ジャズ寄りのスタイリッシュでソウルフルなシカゴ・ハウス。内省的で洗練された音。落ち着いて聴ける一枚。「Club Lonely」、「Dancing in My Sleep」収録

Journey with the Lonely

2007年04月01日

Leftfield/Leftism (1995)

レフトフィールド/レフティズム(レフトフィールド)

元ア・マン・コールド・アダム/ブラン・ニュー・ヘヴィーズのポール・デイリーとニール・バーンズによる英国のテクノ・デュオ、レフトフィールドの1stアルバム。トライバル/ダブ/トランスっぽいテクノ/ハウス・サウンド。レゲエ・ヴォーカリストのアール・シックスティーン参加の「Release the Pressure」、元セックス・ピストルズ/PILのヴォーカリスト、ジョン・ライドン参加の「Open Up」、カーヴのトニー・ハリデイ参加の「Original」、1992年のプログレッシヴ・ハウスのクラシック「Song of Life」収録。「Storm 3000」はジャングル/ドラムン・ベース風の曲

Leftism

2006年12月30日

The Lemonheads/It's a Shame About Ray (1992)

ザ・レモンヘッズ/イッツ・ア・シェイム・アバウト・レイ

1984年にイヴァン・ダンドゥ(g、vo)を中心としてボストンで結成されたオルタナティヴ・ロックバンド。ポスト・ハスカー・ドゥ的な、シンプルでメロディックでキャッチーなギターポップ。「Mrs. Robinson」はサイモン&ガーファンクルのカヴァー

It's a Shame About Ray

2005年11月26日

LFO/Frequencies (1991) *

イギリスのシェフィールド出身のマーク・ベルとジェズ・ヴァーレイによるテクノ・デュオ、LFOの1st。LFOという名前はシンセの低周波発振装置(Low-Frequency Oscillator)に由来。ヒップ・ホップ、エレクトロ・ファンク、アシッド・ハウス等をベースに、ローランドのMC-202やSH-101等のアナログ・シンセの発振音を使用した実験的なエレクトロ・テクノ/ブリープ・ハウス。「LFO」、「Intro」(別名「What is House」)、「We are Back?」収録

Frequencies

2005年11月12日

The Lovin' Spoonful/Do You Believe in Magic (1965)

ジョン・セバスチャン(g、vo、作曲)を中心とするフォークロック・グループ、ザ・ラヴィン・スプーンフルの1stアルバム。ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジのフォーク・シーン出身のグループで、1960年代中期のいわゆる「ブリティッシュ・インベイジョン(英国の侵略)」に対抗するアメリカのバンドの一つだったが、イギリスでも人気を獲得した。カントリー・ウェスタン、ブルース、ジャグバンド等のアメリカのルーツ・ミュージックをベースにしたポップ志向の音。タイトル曲「Do You Believe in Magic」は大ヒット曲

Do You Believe in Magic

2005年07月16日

The La's/The La's (1990)

60年代マージー・ビート的な音。メロディ重視。「There She Goes」収録

The La's

Latin Playboys/Latin Playboys (1994)

ロックバンド、ロス・ロボスの中心人物2人、ディヴィッド・イダルゴとルーイ・ペレスがミッチェル・フレーム/チャド・ブレイクのプロデューサー/エンジニア・チームと組んだプロジェクト、ラテン・プレイボーイズの1st。ブルースやラテン系ルーツ・ミュージックをベースにした、実験的かつ無国籍風の音。世界各地でテープ録音した音素材やドラム・マシーンなどを使用した、ディヴィッド・バーン/ブライアン・イーノの「My Life in the Bush of Ghosts」のようなサウンド・コラージュ風の作品

Latin Playboys

Cyndi Lauper/She's So Unusual (1983)

英米1位「Girls Just Want To Have Fun」他

She's So Unusual

Led Zeppelin/Led Zeppelin (1968)

英国ハード・ロックの先駆。ジミー・ペイジ(g)主導による分厚い音作り

Led Zeppelin

Led Zeppelin/Led Zeppelin II (1969)

独自のサウンドを確立した2nd。後のヘヴィ・メタルのルーツ的な作品

Led Zeppelin II

John Lennon/John Lennon/Plastic Ono Band (1970)

ザ・ビートルズ解散後にリリースされたジョン・レノンの1stソロ・アルバム。米国の精神科医、アーサー・ヤノフの「プライマル・スクリーム・セラピー」(「原初の叫び」療法)に触発された、きわめて内省的で自己告白的な作品。ドラム・ベース・ピアノ・ギター・ヴォーカルという最小限の楽器のみを使用した簡素な音。曲のスタイルはロックンロールとフォーク・ソングとピアノ・バラード。リンゴ・スター(ds)、クラウス・フォアマン(b)参加。ジョン・レノン、小野洋子、フィル・スペクターによる共同プロデュース。「Mother」「Working Class Hero」「Love」「God」収録

John Lennon/Plastic Ono Band

Huey Lewis and the News/Sports (1983)

英国パブロックの影響を受けたシンプルかつストレートなロックンロール。「The Heart of Rock & Roll」「If This Is It」他、全米トップ20ヒット5曲を含む3rd

Sports

2005年07月14日

Liaisons Dangereuses/Liaisons Dangereuses (1981)

リエゾン・ダンジェルース/リエゾン・ダンジェルース

クリス・ハース(元DAF)、ベアテ・バルテル(元アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン)、ヴォーカリストのクリシュナ・ゴイニューによるグループ、リエゾン・ダンジェルースの唯一のアルバム。打ち込みのリズムによる無機的なミニマルビートと変態的なヴォーカル。DAFによく似た実験的な音だがDAFよりダンサブルでテクノ寄り。後のデトロイト・テクノへの影響は大。1980年代初頭としてはかなり先進的な音。テクノ/インダストリアル・ダンスの名作「Los Niños del Parque」収録

Liaisons Dangereuses

The Lightning Seeds/Cloudcuckooland (1989)

元ビッグ・イン・ジャパン〜オリジナル・ミラーズのメンバーでエコー&ザ・バニーメンやペイル・ファウンテンズ、アイシクル・ワークス等を手がけたプロデューサーとしても知られるイアン・ブロウディのソロ・プロジェクト、ライトニング・シーズの1st。穏やかで洗練された雰囲気の英国ポップ。甘いメロディー。シングル曲「Pure」「All I Want」収録

Cloudcuckooland

The Lilac Time/& Love for All (1990)

元デュラン・デュランのスティーヴン・ダフィは良質なポップ・センスの持ち主。プロデュースはアンディ・パートリッジ

& Love for All

Little Feat/Dixie Chicken (1973)

元フランク・ザッパのマザーズ・オブ・インヴェンションのメンバーだったソングライター/ギタリストのローウェル・ジョージを中心とする西海岸(LA)のロックバンド。3rd。ニューオーリンズR&Bの影響が色濃い、アーシーでファンキーな音。スライドギターとシンコペイトする横ノリのリズム

Dixie Chicken

Claudine Longet/Love is Blue (1968)

A&Mです。フレンチ・ポップス風、映画音楽のカバー、ボサ・ノヴァ等

Love is Blue

The Lounge Lizards/The Lounge Lizards (1981)

NYで活動したフェイクっぽいジャズ・バンド。ジョン・ルーリー(sax)、アート・リンゼイ(g)、アントン・フィア(d)在籍

The Lounge Lizards

Love/Forever Changes (1967) *

LAのバンド。ストリングスを導入したサイケなフォーク・ロック

Forever Changes

Love and Rockets/Earth, Sun, Moon (1987)

ダニエル・アッシュ(g、vo)、デイヴィッド・J(b)、ケヴィン・ハスキンス(d)の元バウハウス3人組。3rdはポップでフォーキーな「自然体」サイケ路線

Earth, Sun, Moon

2005年07月13日

Nick Lowe/Basher: The Best of Nick Lowe (1976-1989)

ベスト盤。パブ・ロック的な洒落たポップ・センス。「Cruel to Be Kind」他

Basher: The Best of Nick Lowe