
2008年06月22日
Schoenberg, Sibelius/Violin Concertos (Hahn/Salonen, 2007) *
12音技法の超難曲として知られ、滅多に演奏・録音されることがないシェーンベルクの「ヴァイオリン協奏曲」(作品36)と、シベリウスのポピュラーな「ヴァイオリン協奏曲ニ短調」(作品47)というユニークなカップリング(DG)。米国のヴァイオリニスト、ヒラリー・ハーンとエサ=ペッカ・サロネン指揮、スウェーデン放送交響楽団による、後期ロマン派的な抒情を湛えつつも現代的でシャープな演奏。シェーンベルクの「ヴァイオリン協奏曲」でのヒラリー・ハーンの神業的な超絶技巧のヴァイオリン・ソロが聴きどころ。ビルボードのクラシカル・チャートで1位を記録したヒット作


2008年06月14日
Ligeti, Reich/African Rhythms (Aimard/Aka Pygmies, 2001-2002) *
「アフリカン・リズム―リゲティ、ライヒ、ピグミー音楽のリズムの祭典―」(Teldec)。アフリカ音楽と、アフリカ音楽にインスパイアされたジェルジ・リゲティ、スティーヴ・ライヒの現代音楽曲を、交互に、一枚のアルバムに収録することにより、両者の相互作用を目指した、ピアニストのピエール=ローラン・エマールによるユニークな企画。エマールによるリゲティの「ピアノのための練習曲」第3巻の3曲の録音(第16-18曲。第18曲は世界初録音)と他巻の3曲(第4・8・12曲)の再録音、ライヒの「クラッピング・ミュージック」と「木片のための音楽」(クラベス五重奏の原曲をピアノ曲にアレンジ)、中央アフリカ、アカ・ピグミーのポリフォニックな声楽曲(8曲)を収録。演奏はピエール=ローラン・エマール(クラッピング、ピアノ)とアカ・ピグミーの人たち。エマール自身はこのディスクを「ポリリズムのモザイク」、「リズムとパルスの祝祭」と称している


2008年05月26日
Brahms/Violin Concerto in D, Op.77 (Neveu, 1948)
2008年05月11日
Mozart/Violin Concertos Nos.3-5 (Kremer/Harnoncourt, 1984/1987)
2008年05月03日
Meredith Monk/Book of Days (Meredith Monk and Vocal Ensemble, 1989) *
2008年03月15日
Messiaen/Messiaen Edition (various artists, 2005/1963-2000) *
20世紀フランスの作曲家でオルガン奏者、鳥類学者としても知られるオリヴィエ・メシアンの主な作品を概観するCD18枚組の包括的な作品集。1988年にEratoレーベルがメシアンの80歳を記念してリリースした17枚組CD(国内盤タイトル「メシアンの芸術」)がオリジナルで、これに「トゥランガリーラ交響曲」(ケント・ナガノ指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、Teldec)を加えてWarner Classicsレーベルが2005年に再発したもの。「前奏曲集」、「アーメンの幻影」、「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」、「4つのリズムのエテュード」、「鳥のカタログ」他のピアノ曲、「天上の饗宴」、「主の降誕」、「聖なる三位一体の神秘についての瞑想」他のオルガン曲、「ミのための詩」、「地と天の歌」、「ハラウィ」他の歌曲、合唱曲「5つのルシャン」、室内楽曲「世の終わりのための四重奏曲」、「キリストの昇天」、「トゥランガリーラ交響曲」、「われ死者の復活を待ち望む」、「峡谷から星たちへ…」他の管弦楽曲、ピアノソロとオーケストラのための「7つの俳諧」他を収録。演奏はイヴォンヌ・ロリオ(p)(メシアンの後妻)、ピエール=ローラン・エマール(p)、メシアン自身(org)、マリー=クレール・アラン(org)、マリウス・コンスタン(指揮)、ピエール・ブーレーズ(指揮)、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団、アルス・ノヴァ合奏団他。18枚目のCDにはメシアンのインタビューを収録。インタビューの完全英訳を含むフランス語・英語のブックレット(311ページ)付属


2008年03月02日
Purcell/Songs and Airs (Kirkby, 1982)
パーセル/歌曲集「嘆きの歌」。17世紀イギリス・バロック期の作曲家、ヘンリー・パーセルの代表的な歌曲16曲を収録。オワゾリール(L'Oiseau Lyre)・レーベルからの発売。セミオペラ「妖精の女王」より「嘆きの歌」、歌曲「音楽は愛の糧」、セミオペラ「インドの女王」より「恋の病から」、セミオペラ「テンペスト、または魔法の島」より「愛する素敵な若者よ」、セミオペラ「アテネのタイモン」より「恋人の心配」、宗教的歌曲「夕べの讃歌」他。演奏はエマ・カークビー(ソプラノ)、クリストファー・ホグウッド(オルガン、スピネット)、アントニー・ルーリー(リュート)他。古楽界における女性歌手の第一人者、エマ・カークビーの天使のような透明感のある美声とノン・ヴィブラート唱法が聴きどころ


2008年02月16日
(Various Artists)/Spanish Guitar Favorites (Williams, 1964/1969)
ジョン・ウィリアムズ「アルハンブラ宮殿の思い出〜スペイン・ギター名曲集」。オーストラリア出身のクラシック・ギター奏者、ジョン・ウィリアムズが20代の頃(1964年、1969年)に録音したスペインのギター音楽の名演奏を集めた編集盤。グラナドスの「スペイン舞曲第5番」、「詩的なワルツ集」、「ゴヤの美女」、タレガの「アルハンブラ宮殿の思い出」、アルベニスの「アストゥーリアス」、「タンゴ」、ファリャの「市長の踊り」と「粉屋の踊り」(「三角帽子」より)、「漁夫の歌」(「恋は魔術師」より)、カタルーニャ民謡「アメリアの遺言」、ロドリーゴの「ファンダンゴ」他。乾いた抒情を湛えた、端正で淡々とした趣の演奏。師匠のアンドレス・セゴヴィアも賞賛した優れた技巧


2008年02月10日
Prokofiev/Piano Concerto No.3 (Argerich, 1967)
2008年01月12日
Prokofiev/Violin Sonatas Nos.1 and 2 (Shoji, 2003)
2007年12月29日
Shostakovich/Piano Concerto No.1, Haydn/Piano Concerto No.11 (Argerich, 1993)
2007年12月10日
Mendelssohn/Symphonien Nos.3 & 4 (Abbado, 1984/1985)
2007年12月01日
Xenakis/Iannis Xenakis (ed. RZ 1015-16) (Various Artists, 2003/1969-1974) *
ギリシャの現代音楽の作曲家、ヤニス・クセナキスの重要曲の歴史的録音(1960年代末〜1970年代前半)を集めた編集盤(2枚組CD)。ドイツの現代音楽のレーベル、EDITION RZから2003年に発売。収録曲の大半はフランスのレーベル、EratoからLPで出ていたものと同じだが、Erato版はCD化されていないので貴重な復刻といえる。ディスク1は「モントリオールのポリトープ」(4つのオーケストラのための音と光の情景。1967年モントリオール万博のフランス館のために作られた曲。マリウス・コンスタン指揮、フランス国立放送アルス・ノヴァ合奏団演奏)、「ノモス・ガンマ」(聴衆の中に分散した98人の音楽家のための。シャルル・ブリュック指揮、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団演奏)等の管弦楽曲を収録。ディスク2は8トラック・テープのための電子音楽2作品、「ペルセポリス」(ノイジーな轟音ミュージック・コンクレート。ダニエル・タイゲが2003年にベルリン工科大学の電子音楽スタジオでミックス・リマスターしたもの)と「クリュニーのポリトープ」をクリアな音で収録


2007年11月22日
Dvorák/Slavonic Dances, opp.46 & 72 (Kubelik, 1973-1974)
2007年10月26日
Mahler/Symphony No.2 (Solti, 1980)
2007年10月19日
Chopin/14 Piano Waltzes (Lipatti, 1950)
2007年10月12日
Mozart/Requiem (Gardiner, 1986)
2007年10月02日
Messiaen/Vingt Regards sur l'Enfant-Jésus (Aimard, 1999) *
2007年09月27日
Liszt/André Watts Plays Liszt (Watts, 1984/1985)
「リスト:ラ・カンパネラ(ピアノ名曲集)」。アンドレ・ワッツはロマン派、特にフランツ・リストの演奏に定評のあるドイツ出身のピアニスト。リストの「パガニーニによる大練習曲」より第3曲嬰ト短調「ラ・カンパネッラ」〜第4曲ホ長調〜第5曲ホ長調「狩」、「巡礼の年第1年:スイス」より「ワレンシュタット湖畔で」、「巡礼の年第3年」より「エステ荘の噴水」、「ハンガリー狂詩曲第13番イ短調」、「暗い雲」、「調性のないバガテル」、「超絶技巧練習曲第10番ヘ短調」他を収録。EMIから出た2枚のアルバム、「André Watts Plays Liszt: Album 1」と「2」から12曲を抜粋。歌心にあふれた技巧的かつ優美な演奏。特に「ラ・カンパネッラ」は聴きどころ。「暗い雲」と「調性のないバガテル」はリストの晩年の無調的な曲


2007年09月04日
Brahms/3 Intermezzi Op.117, 6 Klavierstücke Op.118, 4 Klavierstücke Op.119 (Afanassiev, 1992) *
2007年08月20日
Chopin/Polonaises, Andante Spianato and Grande Polonaise (Rubinstein, 1950-1951)
ポーランドの作曲家・ピアニスト、フレデリック・ショパンのピアノ独奏曲、ポロネーズ7曲と「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」を収録。ポロネーズはポーランド起源の舞曲形式で、緩いテンポの4分の3拍子の曲。第3番イ長調Op.40-1「軍隊」と第6番変イ長調Op.53「英雄」は非常に有名。第7番変イ長調Op.61「幻想ポロネーズ」は晩年の作品で、夢幻的な雰囲気の幻想曲風の曲。「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」は快活で華やかな初期の曲。ポーランドの巨匠、アルトゥール・ルービンシュタインはショパンのポロネーズを3回(1934-1935年のSP(EMI)、1950-1951年のモノラルLP(RCA)、1964年のステレオLP(RCA))録音しているが、これは2回目のもの


2007年07月23日
Haydn/String Quartets, Op.76, Nos.3-4, Hob.III:77 "Emperor", Hob.III:78 "Sunrise" (Takács Quartet, 1987/1988)
2007年07月08日
Holst/The Planets (Tomita, 1976)
2007年07月01日
Handel/12 Concerti Grossi, Op.6 (Pinnock, 1981-1984)
ヘンデルの「合奏協奏曲」作品6。ドイツ生まれでイギリスに帰化したバロック期の作曲家、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルの「合奏協奏曲」作品6の全曲(12曲)を収録(CD3枚組)。コレッリの合奏協奏曲(コンチェルト・グロッソ)の形式(「コンチェルティーノ」と呼ばれる独奏楽器群と「リピエーノ」と呼ばれるオーケストラの総奏からなる合奏)を基にしているが、ヘンデルはリピエーノを拡大して管楽器を追加している。伸びやかで開放的、抒情的で牧歌的な音楽。J.S.バッハの「ブランデンブルク協奏曲」ほど緻密な構成ではないためリラックスして聴ける。「合奏協奏曲ハ長調《アレクサンダーの饗宴》」、「2つの合奏体のための協奏曲」第2番・第3番も収録。トレヴァー・ピノック指揮、イングリッシュ・コンサート演奏


2007年06月23日
J.S. Bach/Switched-On Bach (Wendy Carlos, 1968)
「スウィッチト・オン・バッハ」。アメリカの作曲家・シンセサイザー奏者のウェンディ・カーロス(1972年に性転換手術(性別適合手術)を受け性別を女性に変更。手術前の男性名はウォルター・カーロス)が、「G線上のアリア」、「2声のインヴェンション」、「主よ、人の望みの喜びよ」、「前奏曲とフーガ」2番・7番(「平均律クラヴィーア曲集第1巻」より)、「目覚めよと呼ぶ声あり」、「ブランデンブルク協奏曲」第3番他のヨハン・セバスチャン・バッハの楽曲をモーグ・シンセサイザーで演奏し、8トラックのテープレコーダーを使用した多重録音により制作したアルバム(1968年)。50万枚を売りプラチナ認定となった最初のクラシックのアルバムであり、グラミー賞3部門(最優秀クラシックアルバム賞他)も獲得。それまで実験的な現代音楽でしか使われていなかったシンセサイザーを一般に普及させ、後の音楽シーンに多大な影響を与えた作品


2007年06月17日
Brahms/21 Hungarian Dances (Abbado, 1982)
2007年06月11日
Honegger/Jeanne d'Arc au Bûcher, Une Cantate de Noël (Baudo, 1966/1974) *
2007年06月06日
Poulenc/Piano Works (Rogé, 1986/1989)
2007年05月31日
Boulez/The Three Piano Sonatas (Jumppanen, 2004) *
2007年05月22日
Schubert/Winterreise (Dietrich Fischer-Dieskau, 1972)
2007年05月15日
Vaughan Williams/Fantasia on a Theme by Thomas Tallis, The Lark Ascending, Five Variants of Dives and Lazarus, Fantasia on Greensleeves (Marriner, 1972)
2007年05月11日
Canteloube/Chants d'Auvergne (selection) (Kiri Te Kanawa, 1982-1984)
2007年05月03日
Brahms/Piano Concerto No.2, Mozart/Piano Concerto No.27, K595 (Böhm/Backhaus, 1967/1955)
2007年04月15日
Janáček/String Quartets No.1 "Kreutzer Sonata" and No.2 "Intimate Pages" (Smetana Quartet, 1979)
2007年04月02日
Beethoven/String Quartets Nos.12 & 14 (Alban Berg Quartett, 1981/1983)
2007年03月26日
Ligeti/György Ligeti Edition 3, Works for Piano: Études, Musica Ricercata (Aimard, 1995/1996) *
「リゲティ・エディション3:ピアノのための作品集」。ルーマニア出身のハンガリー人作曲家、ジェルジ・リゲティのピアノ作品集。ポスト・バルトーク的な作風。「ピアノのための練習曲集」(第1巻全6曲(1985)、第2巻全8曲(1988-1994)、第3巻より第15曲「白の上の白」(1995)を収録)は、スカルラッティ、ショパン、シューマン、ドビュッシー、アフリカ音楽、セロニアス・モンクやビル・エヴァンスのジャズピアノの技法、コンロン・ナンカロウの自動ピアノのための作品等にインスパイアされたポリリズミックな曲。「ムジカ・リチェルカータ」は限定された音階を使用した初期(1950年代)の作品。演奏はピエール=ローラン・エマール


2007年03月18日
Dvorák/String Quartet No.12 in F Major, Op.96 "American", Tchaikovsky/String Quartet No.1 in D Major, Op.11 "Andante Cantabile" (Smetana String Quartet, 1966)
2007年03月11日
Schubert/Piano Quintet in A Major "The Trout" (Richter, 1980)
2007年02月25日
Beethoven/Piano Sonatas No.17 "Tempest", No.14 "Waldstein", No.26 "Les Adieux" (Gilels, 1972/1974/1981)
2007年02月11日
Yuji Takahashi Plays Xenakis/Evryari, Herma, Messiaen/Quatre Études de rythme (Takahashi, 1976) *
2007年02月03日
Brahms/String Sextets op.18 & op.36 (Members of the Berlin Philharmonic Octet, 1966-1973)
2007年01月20日
Penderecki/Threnody for the Victims of Hiroshima, Canticum Canticorum Salomonis, De Natura Sonoris Nos. 1 & 2 (Penderecki, 1972-1975)
2007年01月13日
Varèse/Arcana, Octandre, Offrandes, Intégrales, Déserts (Lyndon-Gee, 2000) *
2007年01月05日
Elgar/Enigma Variations, Pomp and Circumstance Marches (Solti, 1974/1976)
2006年12月30日
Messiaen/Éclairs sur l'Au-Delà... (Rattle, 2004) *
2006年12月21日
Ligeti, Nono, Boulez, Rihm/Wien Modern (Abbado, 1988)
2006年12月15日
Arturo Benedetti Michelangeli Plays Debussy (Michelangeli, 1971/1978/1988)
2006年10月26日
Takemitsu/November Steps, Viola Concerto "A String around Autumn", Requiem for Strings, Ceremonial, My Way of Life (Ozawa, 1989-1996)
オリヴィエ・メシアンやジョン・ケージ等に影響された独自の作風で知られる日本の現代音楽の作曲家、武満徹の作品集。「ノヴェンバー・ステップス 〜尺八、琵琶とオーケストラのための」は和楽器の尺八と琵琶を使用した有名曲。「弦楽のためのレクイエム 〜弦楽オーケストラのための」はストラヴィンスキーが絶賛した初期の作品。晩年の3作品、「ア・ストリング・アラウンド・オータム 〜ヴィオラとオーケストラのための」、「セレモニアル 〜オーケストラと笙のための」、「マイ・ウェイ・オブ・ライフ ─マイケル・ヴァイナーの追憶に─ 〜バリトン、混声合唱、オーケストラのための」も収録。小澤征爾指揮、サイトウ・キネン・オーケストラ演奏





































