2006年01月15日

下川みくに/Mikuni Shimokawa Singles & Movies (1999-2005)

フジTVのオーディション番組「DAIBAッテキ!!」から生まれた「おニャン子クラブ」的な女性アイドルグループ「チェキッ娘」のメンバーとして1998年にデビューした女性歌手。高い歌唱力を評価され、1999年にチェキッ娘を卒業しソロ歌手として活動を開始。透明感あふれる伸びやかな声。初のベスト・アルバムはDVD付きCD。CD(Singles)は1st〜11thシングルの全A面曲を含む17曲を収録。デビュー曲「BELIEVER 〜旅立ちの歌〜」、「Naked」、「Alone」(TVアニメ「幻想魔伝 最遊記」第2期EDテーマ)、「tomorrow/枯れない花」(TVアニメ「フルメタル・パニック!」OP/EDテーマ)他。DVD(Movies)はシングル8曲のヴィデオ映像を収録

Singles & Movies

2006年01月07日

B-FLOWER/ペニーアーケードの年 (1991)

八野英史(vo、g)を中心とするアコースティック志向のギターポップ・バンド、B-FLOWERの1stアルバム。インディーズ・レーベルの「ポルスプエスト」からの発売。ザ・スミス等の英国/スコットランドのインディーズ・ギターポップに影響を受けた、素朴で繊細で美しい音

ペニーアーケードの年

2005年12月31日

中島美嘉/BEST (2002-2005)

1983年鹿児島県生まれの歌手・女優。ハスキーな低音ヴォイスと印象的なバラード曲で知られる。2001年、自身がヒロインを演じたTVドラマ「傷だらけのラブソング」の主題歌「STARS」(オリコン3位)で歌手デビュー。「AMAZING GRACE」(米国のゴスペル・ソング。ジャズ・シンガーの綾戸智絵が編曲・プロデュースした2005年の新録ヴァージョン)、「STARS」(2005年のヴォーカル新録ヴァージョン)、「WILL」(TVドラマ「天体観測」主題歌)、「FIND THE WAY」(TVアニメ「機動戦士ガンダムSEED」EDテーマ)、「雪の華」(明治製菓「ボーダ」「ガルボ」CM曲)、「GLAMOROUS SKY」(主演映画「NANA」主題歌。オリコン1位)他、シングル曲14曲を収録した初のベスト盤

BEST

2005年12月24日

電気グルーヴ×スチャダラパー/電気グルーヴとかスチャダラパー (2005)

国産のテクノ/ラップ/ヒップ・ホップの両巨頭、電気グルーヴ(テクノ)とスチャダラパー(ラップ/ヒップ・ホップ)による共同制作。1980年代のダンサブルなエレクトロ・ポップ、テクノ寄りのヒップ・ホップを彷彿とさせる音。1stシングル「Twilight」は石野卓球のヴォーカルをフィーチュアした美しいポップ・チューン。その他の曲はボーズ、アニ、ピエール瀧によるコミカルな歌詞のラップが中心。元電気グルーヴの砂原良徳(programming、key)も参加。最後の曲「マシーン少女タムタム〜おわりの唄」は、「アニメソングの女王」堀江美都子をゲスト・ヴォーカリストに迎えた1970年代TVアニメ主題歌風の曲

電気グルーヴとかスチャダラパー

2005年12月18日

Y.M.O./浮気なぼくら (1983)

シンプルなヴォーカル・メロディーをフィーチュアしたバブルガムなシンセポップ・アルバム。バグルズやニュー・ミュージックに似た音。歌詞は日本語と英語。シングル曲「君に、胸キュン。(浮気なヴァカンス)」(オリコン2位)はカネボウ化粧品のキャンペーンソング。ビル・ネルソンがギターで参加。ヴォーカルの代わりにシンセのメロディーを加えたインストゥルメンタル・バージョン「浮気なぼくら インストゥルメンタル」もあります

浮気なぼくら

2005年12月11日

平井堅/Ken Hirai 10th Anniversary Complete Single Collection '95-'05 "歌バカ" (1995-2005)

男性R&Bシンガー・ソングライター、平井堅の1995年のデビューから2005年までの10年間にリリースされた全シングル曲22曲を収録した編集盤。カーティス・メイフィールドのような繊細なヴォイスと広音域のファルセットを多用した独特の唱法が特徴。デビュー曲「Precious Junk」、「楽園」(最初の大ヒット曲。2000年。オリコン7位)、「大きな古時計」(ヘンリー・クレイ・ワークが1876年に作曲したアメリカのポピュラーソング、「Grandfather's Clock」の日本語詞カヴァー。オリコン1位)、「瞳をとじて」(映画「世界の中心で、愛を叫ぶ」主題歌。2位)、「POP STAR」(TVドラマ「危険なアネキ」主題歌。1位)他

Ken Hirai 10th Anniversary Complete Single Collection '95-'05 歌バカ

2005年11月26日

NUMBER GIRL/SAPPUKEI (2000)

向井秀徳(vo、g)を中心とする4人組のロックバンド。マーキュリー・レヴのデイヴ・フリッドマンがプロデュースした4thアルバム。ソニック・ユース等のUSオルタナティヴ・ギターロックの影響を強く受けた音。シングル曲「URBAN GUITAR SAYONARA」収録

Sappukei

2005年11月20日

POLYSICS/POLYSICS OR DIE!!!! (2000-2004)

1997年にDEVO崇拝者のハヤシヒロユキ(本名:林寛之、g、voice、programming、vocoder)を中心として結成されたテクノ・ユニット/ロック・バンド。「TOKYO NEW WAVE OF NEW WAVE」と呼ばれた1990年代後半のニューウェイヴ・リヴァイヴァル・シーンの中心バンドの一つ。新録音の5曲を含むベスト盤(全18曲)。DEVO、P-MODEL等の1970年代後半〜1980年代前半の英米日のニューウェイヴ、テクノポップとガレージ/サーフ・ロック、パンクの影響を強く受けたラウドなロック/シンセ・ポップ。「My Sharona」はザ・ナックのヒット曲のカヴァー。米国盤はJポップ専門レーベルのTofu Records(東風レコード)より発売

Polysics or Die!!!!

2005年11月12日

元ちとせ/ハイヌミカゼ (2002)

鹿児島県奄美大島出身の女性ヴォーカリスト、元ちとせ(はじめちとせ)のメジャー・デビュー・アルバム。ファルセット(裏声)を多用する民謡の奄美島唄をベースにしたアコースティック・ポップ。ヴィブラートをきかせた独特の唱法。作曲・編曲は上田現(元レピッシュ)、間宮工他。オリコン1位の大ヒット曲「ワダツミの木」収録

ハイヌミカゼ

2005年11月05日

森高千里/the best selection of first moritaka 1987-1993 (1987-1993)

女性アイドルポップ歌手、森高千里の初期のシングル曲20曲を収録したCD2枚組。ほぼすべての曲の歌詞を自作。楽曲提供は斉藤英夫他。「ザ・ストレス(ストレス中近東ヴァージョン)」、「青春」、「ファイト!!」、「私がオバさんになっても(シングル・ヴァージョン)」(NTV系ドラマ「まったナシ!」主題歌)、「渡良瀬橋」他。ヒット曲「17才」は南沙織のカヴァー

the best selection of first moritaka 1987-1993

2005年10月29日

人間椅子/人間失格 (1990)

ブラック・サバス直系の和風ドゥーム・メタル・バンド。和嶋慎治(g、vo)と鈴木研一(b、vo)が中心。バンド名は江戸川乱歩の短編小説に由来。メルダックからリリースされたメジャー・デビュー盤。1970年代のハードロック・プログレをベースに、和音階や日本民謡的な旋律、津軽三味線風のフレーズを導入した音。太宰治等の日本文学にインスパイアされた歌詞。和嶋のギターの演奏技術が凄い。2曲目の「針の山」はバッジー(Budgie)の「Breadfan」の日本語詞カヴァー

人間失格

2005年10月23日

(Various Artists)/時の葬列 SELECTIONS FROM EXCOMMUNICATED MONUMENT (1984)

英国のポスト・パンク、(NME紙が「ポジティヴ・パンク」と呼んだ)ゴス・ロックに影響された4つのバンド、オート・モッド、G-シュミット、マダム・エドワルダ、サディ・サッズの曲を収録したオムニバス・アルバム(全8曲)。いずれもオート・モッドのヴォーカリストのジュネが主催していたシリーズ・ギグ「時の葬列・終末の予感」(1983-1984年)に参加していたバンド。オート・モッドはヴォーカリストのジュネを中心とする演劇的なバンドで、BOØWYの布袋寅泰(g)と高橋まこと(ds)が在籍していた。G-シュミットは女性ヴォーカリストのSYOKOをフィーチュアした耽美的で文学的なバンド。マダム・エドワルダは日本の「ヴィジュアル系」の元祖のようなバンドで、ダーク・サイケっぽいキャッチーな音。サディ・サッズはアインシュテュルツェンデ・ノイバウテンのようなメタル・パーカッションを導入した、硬質でリズム志向の音

Selections from Excommunicated Monument

2005年10月15日

久保田利伸/THE BADDEST (1986-1989)

アメリカのコンテンポラリー・ソウル、R&Bを日本の主流音楽シーンに導入し、マイルドで洗練された作風により大衆化したシンガーソングライター、久保田利伸のベスト盤シリーズ「THE BADDEST」の第1弾。スティーヴィー・ワンダーに似た唱法。「TIMEシャワーに射たれて」、「流星のサドル」、「Missing」、「You were mine」(TVドラマ「君の瞳をタイホする」主題歌)、「CRY ON YOUR SMILE」他、初期(1980年代後半)の代表曲を収録。全12曲をミネアポリスのペイズリー・パーク・スタジオでリミックス。エンジニアはスーザン・ロジャース

THE BADDEST

2005年10月08日

Do As Infinity/Do The A-side (1999-2005)

エイベックスで浜崎あゆみ他の人気アーティストに楽曲提供を行っていた長尾大(作曲、プログラミング、g)がヴォーカリストの伴都美子、ギタリストの大渡亮と結成したグループ、Do As Infinity(ドゥ・アズ・インフィニティ)のベスト盤。日本的な歌謡メロディーと1970年代ロック等の洋楽のスタイルを融合させたポップ志向の音。「Yesterday & Today」(CX系ドラマ「二千年の恋」主題歌)、「遠くまで」(アニメ映画「バンパイアハンターD」主題歌)、「深い森」(TVアニメ「犬夜叉」EDテーマ)、「陽のあたる坂道」(CX系ドラマ「初/体/験」EDテーマ)、「真実の詩」(TVアニメ「犬夜叉」EDテーマ)、「楽園」(アニメ映画「犬夜叉 紅蓮の蓬莱島」主題歌)他、全シングル21曲を完全収録した2枚組CD

Do The A-side

2005年10月01日

倖田來未/Best 〜first things〜 (2000-2005)

1982年生まれ、京都出身の女性歌手。高校在学中の2000年にエイベックス主催のオーディション「avex dream 2000」で準グランプリを受賞後、歌手デビュー。デビュー曲「TAKE BACK」は米国ビルボード誌のホットダンスミュージック・マキシシングルセールスチャートで18位を記録。全22曲収録のベスト盤(CD2枚組)。官能的で声量豊かな歌声。J-R&B風の音。「TAKE BACK」、「Trust Your Love」、「real Emotion」(プレイステーション2用ゲーム「FINAL FANTASY X-2」OPテーマ曲)、「キューティーハニー」(実写映画「キューティーハニー」主題歌)他

Best -first things-

山崎ハコ/飛・び・ま・す (1975)

女性シンガーソングライター、山崎ハコが18歳のときに発表したデビュー・アルバム。ギターの弾き語りが中心。暗い情念を湛えた、ゆったりとしたテンポのフォークソングが多く、中島みゆきとはまた違った味わいがある。代表曲「望郷」「サヨナラの鐘」「気分を変えて」収録

飛・び・ま・す

2005年09月25日

スーパーカー/スリーアウトチェンジ (1998)

1995年に青森で結成された4人組ロックバンド、スーパーカーの1stアルバム。歪んだ轟音フィードバックギターが中心の簡素なギターロック。ダイナソーJrやマイ・ブラディ・ヴァレンタインに似た音。シングル曲3曲、「cream soda」、「Lucky」、「PLANET」収録

スリーアウトチェンジ

2005年09月18日

YMO/サーヴィス (1983)

YMO散開前にリリースされた最後のスタジオ録音アルバム。楽曲7曲に加えて三宅祐司率いる劇団SET(スーパー・エキセントリック・シアター)によるコントが7つ収録されている。「以心電信」は「国際コミュニケーション年」のテーマ曲。その他の6曲はドナルド・フェイゲンの「ザ・ナイトフライ」(1982年)等のアーバン・ソウル/アダルト・コンテンポラリー(AOR)のような音の良質の英詞シンセポップ。坂本龍一作曲の「Perspective」収録

Service

2005年08月27日

ASIAN KUNG-FU GENERATION/君繋ファイブエム (2003)

後藤正文(vo、g)を中心とする4人組のロックバンド。ラウドなバンドサウンドと直情的でストレートなヴォーカルによるギターロック。キャッチーなメロディー。詩情豊かで文学的な歌詞。シングル「君という花」収録の1stフル・アルバム

君繋ファイブエム

UNDER17/BEST ALBUM 1 "美少女ゲームソングに愛を!!" (2003)

ゲームやアニメの主題歌に特化した究極の「萌えソング」の追求をテーマに、桃井はるこ(作詞作曲、vo、key)と小池雅也(作曲、編曲、g)が結成した2人組ユニット、UNDER17(アンダーセブンティーン、略称アンセブ)の1stアルバム。1980年代の日本のオールドスクール・テクノポップやアニメ主題歌、アイドルポップの影響が色濃い音。幼女を模したようないわゆる「アニメ声」によるキュートなヴォーカルとキャッチーなメロディー。18禁の成人向けPCゲーム用の曲が大半だが楽曲自体のクオリティは高い。「恋のミルキーウェイ」(PCゲーム「Milkyway2」OPテーマ)、「いちごGO!GO!」(PCゲーム「いちご打」OPテーマ)、「天罰! エンジェルラビィ」(PCゲーム「まじかるトワラー・エンジェルラビィ☆傑作選」OPテーマ)収録。2002年〜2004年の活動期間中に発売されたアルバムとしては、他に「BEST ALBUM 2 "萌えソングをきわめるゾ!!"」と「BEST ALBUM 3 そして伝説へ…」があります

BEST ALBUM 1 美少女ゲームソングに愛を!!

GO!GO!7188/鬣(たてがみ) (2003)

ユウ/中島優美(g、vo)・アッコ/浜田亜紀子(b、vo)・ターキー(ds)の3人組ロックバンド、GO!GO!7188(ゴーゴーナナイチハチハチ)の3rdアルバム。サーフ・ロック風のギター・リフとパンク風のビート。GSや昭和歌謡のようなキャッチーなメロディー。椎名林檎に似たヴォーカル・スタイル。和風メロディーのシングル曲「浮舟」収録

鬣(たてがみ)

推定少女/16 -sixteen- (2003)

RINO(vo)とLISSA(vo)の少女2人からなるポップ・デュオ。2001年にTVアニメ「ONE PIECE」のEDテーマ「しょうちのすけ」でデビューした時は2人ともまだ中学2年生(14歳)だった。シングル既発表曲中心の1stアルバム。ヴィジュアル・コンセプト的にはロシアの女性デュオ、t.A.T.u.に似ているが、音楽的にはキャッチーな1970〜80年代邦楽歌謡テイストの正統的なJポップ。「しょうちのすけ」「席替え」「エッジな気分」「情報」(TVアニメ「E'S OTHERWISE」OPテーマ)収録

16 -sixteen-

SKETCH SHOW/AUDIO SPONGE (2002)

元YMOのメンバーの2人、高橋幸宏と細野晴臣によるプロジェクトの1st。実験的かつポップなアンビエント風エレクトロニカ・サウンド。2曲の作曲に坂本龍一が参加。中期YMOのような緊張感はなくリラックスして聴ける一枚。「Turn Down Day」はザ・サークルのカヴァー。「Do You Want To Marry Me」は映画「セシルの歓び」の挿入歌(ミシェル・マーニュ作曲)のカヴァー。「ごきげんいかが 1・2・3」はスネークマンショーへの提供曲(細野作曲)のセルフカヴァー

AUDIO SPONGE

氣志團/1/6 LONELY NIGHT (2002)

綾小路翔(vo、g)を中心とする6人組のロックバンド。メジャーデビュー盤。1980年代の洋楽ポップス、ハードロック、パンク、BOØWY等の日本のビートロックやアイドル歌謡の影響を受けたポップでキャッチーな音。プロデュースは元ユニコーンの阿部義晴

1/6 LONELY NIGHT

松浦亜弥/ファーストKISS (2002)

女性アイドル歌手、松浦亜弥の1stアルバム。現代黒人音楽テイストのアイドルポップの良作。シングル既発表曲4曲「ドッキドキ! LOVEメール」「トロピカ〜ル恋して〜る」「LOVE涙色」「100回のKISS」収録。作詞作曲(全曲)・プロデュースはつんく

ファーストKISS

LOVE PSYCHEDELICO/THE GREATEST HITS (2001)

KUMI(vo、g)・佐藤直樹(g、b、key)の2人組。60年代後半〜70年代前半の英米ロックの影響が色濃いアコースティックでグルーヴ感のある音。流麗なメロディー。歌詞は日本語混じりの英語。180万枚を超えるセールスを記録した1st。「LADY MADONNA〜憂鬱なるスパイダー」収録

THE GREATEST HITS

ファンタスティック・プラスチック・マシーン/beautiful. (2001)

ミュージシャン・DJ・プロデューサーとして日本・米国・ヨーロッパで活動する田中知之のソロ・プロジェクトの3作目。ラウンジ、ボサノヴァ、フレンチポップ、ソフトロック等のテイストを取り入れた、ハウス/テクノ寄りのクラブミュージック。非常に洗練された、エレガントでオシャレな音。ハウスの名曲、クラブ・クラシックとして有名なフランキー・ナックルズの「Whistle Song」のカヴァー収録

Beautiful

矢井田瞳/daiya-monde (2000)

椎名林檎に似た音楽性のシンガー/ソングライター。オルタナ/グランジ的なバンドサウンドと切なくてキャッチーなメロディー。70万枚を売った1st。「B' coz I Love You」「My Sweet Darlin'」収録

daiya-monde

くるり/図鑑 (2000)

岸田繁(g、vo)、佐藤征史(b)を中心とするロックバンド。2nd。叙情的でシンプルなメロディーとオルタナティヴロック風の演奏、ポストロック/音響派的な音編集。シカゴ・インディーロックの重要人物、ジム・オルークが4曲のプロデュース・録音・編集・ミックスに参加。実験的な要素と大衆性を併せ持った秀作

図鑑

倉木麻衣/delicious way (2000)

宇多田ヒカルに似た「J-R&B」系の音。透明感あふれる癖のないヴォーカル。大ヒット曲「Love, Day After Tomorrow」「Stay by my side」「Secret of my heart」(TVアニメ「名探偵コナン」EDテーマ)収録の1st

delicious way

ともさかりえ/むらさき。 (1999)

女優のともさかりえが96年の歌手デビュー後、「Gonna Be Fun」「さかともえり」名義での音楽活動を経て発表した3rdアルバム。楽曲提供は古内東子、種ともこ、椎名林檎、鈴木祥子他。音楽面での充実度を誇る一枚。「カプチーノ」収録

むらさき。

クラムボン/best (1999-2002)

ピアノ・ベース・ドラムのピアノトリオ編成による3人組のバンド。東京の音楽専門学校のジャズ・ポピュラー科に在籍していた3人、原田郁子(vo、p)・ミト(b)・伊藤大助(ds)により結成され、1999年にメジャーデビュー。ジャズ、ソウル、シンガー・ソングライター(キャロル・キング、矢野顕子)等の影響が色濃い音。歌メロ主体のポップな作風だが、エレクトロ〜音響系の要素を導入するなど実験的な側面もある。1999年から2002年のシングル曲を中心にメンバー自身が選曲した13曲からなるベストアルバム。「はなれ ばなれ」、「パンと蜜をめしあがれ」、「シカゴ」、「サラウンド」(パナソニックMDコンポ「37MD」、ボーダフォンCM曲)他収録

best

小野リサ/DREAM (1999)

ブラジルのサンパウロ市生まれの日本人女性シンガー・ソングライター、小野リサの11枚目のアルバム。主に1920年代〜1940年代の米国の古いジャズのスタンダード曲をボサノヴァ/ブラジル音楽風にアレンジした曲からなる。歌詞は英語とポルトガル語。ブラジル出身の作曲家/アレンジャー/プロデューサー/ギタリストでボサノヴァ/ブラジル音楽の中心人物の一人、オスカー・カストロ・ネヴィスとの共同プロデュース。日本国内では売上げが20万枚を超えたヒット・アルバム。「Moonlight Serenade」(グレン・ミラー作・編曲)、「Night and Day」(コール・ポーター作曲)、「Sentimental Journey」(ベン・ホーマー作曲)、「As Time Goes By」(ハーマン・ハプフェルド作曲)、「Stompin' at the Savoy」(エドガー・サンプソン作曲)他収録

DREAM

浜崎あゆみ/A Song for ×× (1999)

硬質なハイトーンヴォイス。歌詞は全部自作。楽曲提供は星野靖彦他。100万枚を超えるセールスを記録した1st。「Trust」「Depend on You」「For My Dear...」収録。プロデュースはMAX松浦(エイベックス)

A Song for ××

2005年08月26日

Hi-STANDARD/MAKING THE ROAD (1999)

難波章浩(vo、b)・横山健(g、vo)・恒岡章(ds)の3人組パンク/メロコア・バンド、ハイ・スタンダードの4thアルバム。キャッチーなメロディーのハードコア・パンク。歌詞は全部英語。自作インディーズ・レーベルの「PIZZA OF DEATH RECORDS」からリリースされた国内盤は約70万枚の売り上げを記録した大ヒット作。「Fat Wreck Chords」レーベルからリリースされた米国盤は国内盤とは一部収録曲が異なる。「CHANGES」はブラック・サバスのカヴァー

MAKING THE ROAD

UA/turbo (1999)

ジャニス・ジョプリン、アリーサ・フランクリンに影響を受けた女性ヴォーカリスト、UA(ウーア)の3rdフルアルバム。全編ダブ/レベエを基調にしたヴォーカル・アルバム。生楽器中心のオーガニックな音をバックにゆったりとした歌を聞かせる一枚。作曲・プロデュースはGreen Genie(鈴木賢司/Kenji Jammerの変名)、朝本浩文(元ミュート・ビート)他。「リンゴ追分」は美空ひばりのヒット曲のカヴァー

turbo

椎名林檎/無罪モラトリアム (1999)

自称「新宿系自作自演屋」のシンガー/ソングライター。ノイジーなギターと巻き舌唱法、昭和の歌謡曲にも通じる切なくもキャッチーなメロディー。充実した楽曲。「歌舞伎町の女王」収録の1st。アラニス・モリセット「Jagged Little Pill」に似た音

無罪モラトリアム

宇多田ヒカル/FIRST LOVE (1999)

ニューヨーク生まれのシンガー/ソングライター。母親は歌手の藤圭子。都会的なソウル、R&Bの語法と日本語詞を見事に調和させた音楽性。入魂のボーカル。曲は全部自作。800万枚を売り空前の大ヒットとなった1st。楽曲・歌唱力・サウンドプロダクションの三拍子が揃った完成度の高い一枚。「Automatic」収録

FIRST LOVE

RUINS/VRRESTO (1998)

1980年代初頭から日本のインディーズ/オルタナティヴ音楽シーンで活躍している先鋭的な超絶技巧変拍子ドラマー、吉田達也(ds、perc、vo)が1985年に結成したドラム&ベース・デュオ、ルインズの1990年代の力作の一つ。アルバム11作目。4代目ベーシスト、佐々木恒(b、vo)加入後のアルバム。高度な演奏力に支えられた前衛的なハードコア・プログレッシヴ・ロック。基本的に吉田のドラムとパーカッション、佐々木の6弦ベースと2人のヴォーカルのみのシンプルな編成。変化の激しい複雑な曲構成の高速ハードコア・サウンド。エレクトリック・パッドやMIDIコントローラー、エフェクトを駆使した豊かな音色。独自の言語による奇怪なヴォーカル。日本盤は磨崖仏リミテッド、フランス盤はSonore、米国盤はSkin Graftからリリースされている

VRRESTO

MISIA/MISIA GREATEST HITS (1998-2002)

J-R&Bの歌姫、MISIA(ミーシャ)の初のベスト盤。広い声域と豊かな声量の伸びやかなヴォーカル。デビュー曲「つつみ込むように…」(「エルセーヌ」CM曲)、「陽のあたる場所」、「Everything」(TVドラマ「やまとなでしこ」主題歌)、「果てなく続くストーリー」のライヴ・ヴァージョン他。自作キャラクター「メロンパンダ」のために書き下ろした未発表曲「甘い恋人」をアニメーション・ムービー付きでエクストラ・トラックに収録

MISIA GREATEST HITS

Kiroro/キロロのうた(1) (1998-2002)

沖縄出身の女性2人、玉城千春(vo、作詞作曲)と金城綾乃(key)によるポップ・デュオ、Kiroroの初のベスト盤。1998年のメジャーデビューから2001年までのシングル・アルバム曲から選出した10曲に新曲2曲を加えたもの。ピアノ伴奏を基調とする簡素な音。歌メロ中心でバラード調の曲が多い。大ヒット曲「長い間」(オリコンチャート1位)、「未来へ」、「冬のうた」、「Best Friend」(NHK連続TV小説「ちゅらさん」主題歌)収録

キロロのうた(1)

ゆらゆら帝国/3×3×3 (1998)

坂本慎太郎(g、vo)を中心とする3ピースのロックバンド。活動はライヴが中心。MIDIから出たメジャーデビュー盤。1960〜70年代の英米ガレージ/サイケデリックロックの影響が色濃い、ストレートでキャッチーなギターロックの佳作

3×3×3

キリンジ/ペイパードライヴァーズミュージック (1998)

堀込泰行(vo、g)・堀込高樹(g、vo)による兄弟ポップ・デュオ。ブライアン・ウィルソン等のメロディーポップ、1970年代のソウル、シンガー/ソングライターの影響を感じさせるハイブロウなポップ・アルバム。メジャーデビュー盤。プロデュースは冨田恵一。「双子座グラフィティ」収録

ペイパードライヴァーズミュージック

DJクラッシュ/覚醒 (1998)

英国モ・ワックス、米国A&M等でCDをリリースしている有力なヒップホップDJ/ターンテーブリスト。トリップ・ホップのようなインストゥルメンタル・ヒップホップ。アンビエントかつアブストラクトな音

覚醒

平沢進/救済の技法 (1998)

P-MODELの中心人物、平沢進のソロ7作目。アジアの民族音楽のようなオリエンタルかつ無国籍風の作風。歌メロ中心のうねるような包み込むような音

救済の技法

ザ・ブリリアントグリーン/the brilliant green (1998)

奥田俊作(b)、松井亮(g)、川瀬智子(vo)の3人組。気だるいボーカルにJポップ風のメロディー、英米ギターポップに影響されたバンドサウンド。歌詞は英語と日本語。ヒット曲「There will be love there -愛のある場所-」「冷たい花」収録の1st

the brilliant green

ゆず/Home [1997-2000] (1997-2000)

北川悠仁(vo、g)と岩沢厚治(vo、g)によるフォーク・デュオ。2人の歌とアコースティック・ギターを中心に、タンバリン、ハーモニカ、カズー、ベース、ドラムス、ストリングスなどを加えた、シンプルで清涼感のある音。「なにもない」(映画「ハードル」主題歌)、「少年」(エースコック「スーパーカップ」CM曲)、「月曜日の週末」(TVドラマ「美少女H2」主題歌)、「始まりの場所」(TV番組「あいのり」主題歌)、「友達の唄」(江崎グリコ「ポッキー」CM曲)、「飛べない鳥」(TVドラマ「涙をふいて」主題歌)他、1997-2000年の代表曲15曲を収録したベスト盤

Home [1997-2000]

坂本真綾/グレープフルーツ (1997)

洋画・アニメの声優兼歌手として活躍する坂本真綾が17歳のときに発表した1stアルバム。全曲の作編曲・プロデュースはCM・アニメ・ゲームの劇伴音楽の作曲家として知られる菅野よう子。菅野のハイクオリティな楽曲と坂本の透明感あふれる自然体ヴォーカルによる爽やかで清楚な感覚のポップス。まだ声が若くて初々しい頃。シングル「約束はいらない」(TVアニメ「天空のエスカフローネ」OPテーマ曲)収録

グレープフルーツ

川本真琴/川本真琴 (1997)

96年に岡村靖幸作曲・プロデュースのシングル「愛の才能」でデビューした女性シンガー/ソングライター。アコースティックギターを使用したバンドサウンド。性急なリズム。キュートな歌声。踏韻(ライム)を多用した、早口で畳みかけるような歌詞。売上100万枚を超えた1st。ヒット曲「DNA」「1/2」(TVアニメ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」OPテーマ)収録

川本真琴

モーニング娘。/ベスト! モーニング娘。 1 (1997-2000)

TV番組「ASAYAN」のオーディション企画から生まれた集団アイドル・グループ。シャ乱Qのつんくがおニャン子クラブ〜東京パフォーマンスドールの方法論を踏襲しプロデュース・作詞作曲を担当。初代メンバーは中澤裕子、石黒彩、安倍なつみ、飯田圭織、福田明日香。国民的大ヒット曲「LOVEマシーン」他、初期の主要曲を網羅するベスト盤

ベスト! モーニング娘。 1

コーネリアス/Fantasma (1997)

元フリッパーズ・ギターの小山田圭吾の一人ユニット、コーネリアスの会心作。ハードディスク・レコーディングによる作品。サンプリングを駆使したコラージュ風の混沌とした音。米国マタドールレコードよりリリースされた3rd

Fantasma

Cocco/ブーゲンビリア (1997)

沖縄出身の女性シンガー/ソングライター。ヘヴィなバンドサウンドによる重苦しい音。感情の起伏に富んだ一枚。「カウントダウン」収録のメジャーデビュー盤。曲はメロディアスで音楽的にはかなり正統。根岸孝旨(編曲、プロデュース)参加

ブーゲンビリア

カジヒデキ/ミニ・スカート (1997)

フリッパーズ・ギターに影響されたネオアコ風ギターバンド、ブリッジのベーシストだった加地秀基がブリッジ解散後に出した1stソロ。スウェーデンからトーレ・ヨハンソン、エッグストーンが参加。スウェディッシュ・ポップ寄りの爽やかなネオアコ・ギターポップ。小山田、小沢のソロ作品よりもずっと初期のフリッパーズに近い音

ミニ・スカート

GLAY/REVIEW〜BEST OF GLAY (1997)

TAKURO(g)を中心とする4人組。ポップでメロディアスなヴォーカルライン。一般大衆向けの最大公約数的な歌謡ロック。500万枚を超えるセールスを記録したベストアルバム。「グロリアス」「BELOVED」「口唇」「HOWEVER」等の大ヒットシングルの他、インディーズ時代の曲の再録も収録。プロデュースは佐久間正英

REVIEW〜BEST OF GLAY

ギターウルフ/狼惑星 (1997)

日本最高のジェットロックンロールバンド。セイジ/ギターウルフ(g、vo)、ビリー/ベースウルフ(b)、トオル/ドラムウルフ(ds)の3人組。活動はライヴが中心で、米国・ヨーロッパでも高く評価されている。メジャーデビュー盤。米国盤はマタドールレコードより発売。MC5のようなラウドでノイジーな音のガレージパンク風R&R。ローリング・ストーンズ「(I Can't Get No) Satisfaction」、オブリヴィアンズ「Motor Cycle Leather Boy」、ティーンジェネレイト「Let's Get Hurt」、リンク・レイ「Rumble」のカヴァー収録

狼惑星

SPEED/Starting Over (1997)

沖縄アクターズスクール出身の少女4人組、島袋寛子(vo)・今井絵理子(vo)・上原多香子(vo)・新垣仁絵(vo)によるダンス/ポップグループ。メンバーがまだ13〜16歳のときに発売された1stアルバム。大ヒットシングル3曲、「Body & Soul」「STEADY」「Go! Go! Heaven (Album Version)」収録。R&B、ヒップホップ、ディスコポップの影響が色濃い音。楽曲提供・プロデュースは伊秩弘将。マスタリングはハーブ・パワーズ(マライア・キャリー、TLCなどを手がけた米国R&B界の名エンジニア)

Starting Over

林原めぐみ/bertemu (ブルトゥム) (1996)

「らんま1/2」の早乙女乱馬(女)、「スレイヤーズ」シリーズのリナ=インバース、「新世紀エヴァンゲリオン」の綾波レイ等の声で知られる人気声優。キングレコードの「スターチャイルド」レーベルの専属歌手として、出演したアニメ作品の主題歌を中心とするヒット曲も多数。1994年から1996年のシングル既発表曲を中心とする7枚目のアルバム「bertemu」(ブルトゥム。インドネシア語で「出会い」の意味)は、オリコンチャート3位を記録した大ヒット作。「Give a reason」(「スレイヤーズNEXT」OPテーマ)、「MIDNIGHT BLUE」(劇場版「スレイヤーズ」主題歌)、「残酷な天使のテーゼ <AYANAMI Version>」(「新世紀エヴァンゲリオン」OPテーマ)、「FLY ME TO THE MOON <AYANAMI Version>」(「新世紀エヴァンゲリオン」EDテーマ)収録。作曲は佐藤英敏、岡崎律子、光宗信吉他

bertemu

カヒミ・カリィ/LE ROI SOLEIL (ロワ・ソレイユ) (1996)

セルジュ・ゲンスブール、ジェーン・バーキン等のフレンチ・ポップの影響を受けた女性歌手。「Kahimi Karie」という名前は本名(比企真理)のアナグラムに由来。トラットリア・レーベルから発売された6曲入りミニ・アルバム。キュートなウィスパー・ヴォイス。歌詞はフランス語/英語/日本語。楽曲提供は小山田圭吾(フリッパーズ・ギター〜コーネリアス)、カトリーヌ他。「LE ROI SOLEIL(ロワ・ソレイユ)」(森永ハイチュウCM曲)、ヴァセリンズ「Son of a Gun」のカヴァー、「ハミングがきこえる」(TVアニメ「ちびまる子ちゃん」OPテーマ曲)他収録

LE ROI SOLEIL

フィッシュマンズ/空中キャンプ (1996)

佐藤伸治(vo、g)を中心とする3人組。ダブを基調にしたアンビエント・ハウス風の音。緩いリズム。水中または空中を静かに漂うような浮遊感。落ち着いて聴ける、かなり気持ちいい音。シングル「ナイトクルージング」収録

空中キャンプ

原田知世/クローバー (1996)

1983年に映画「時をかける少女」に15歳で主演し、以後女優として活躍。1990年代以降は鈴木慶一(ムーンライダーズ)、トーレ・ヨハンソン(カーディガンズ等を手がけたスウェーデンのプロデューサー)をプロデューサーに迎え、ミュージシャンとしての活動を本格化。前半の5曲をトーレ・ヨハンソン、後半の5曲を鈴木慶一がプロデュースした本作はスウェディッシュ・ポップ寄りの好盤

クローバー

2005年08月25日

パフィー/The Very Best of Puffy/amiyumi jet fever (1996-2000)

吉村由美(vo)と大貫亜美(vo)のポップ・デュオ。奥田民生作曲・プロデュースの1stシングル「アジアの純真」は大ヒット曲。「これが私の生きる道」は初期ビートルズ風。「たららん」は元ジェリーフィッシュのアンディ・スターマー作曲

The Very Best of Puffy/amiyumi jet fever

Every Little Thing/Every Best Single + 3 (1996-1999)

持田香織(vo)、伊藤一朗(g)、五十嵐充(key、作詞作曲、プロデュース)の3人編成時のベストアルバム(五十嵐はその後脱退し裏方に転向)。五十嵐のキャッチ―な楽曲が魅力。96-99年の全シングルを収録。「For the moment」「出逢った頃のように」「Shapes Of Love」「Time goes by」他ヒット曲多数

Every Best Single + 3

華原朋美/LOVE BRACE (1996)

タレント活動の後、小室哲哉の全面プロデュースで歌手デビュー。金属的な高音ヴォイス。小室哲哉作詞・作曲・プロデュースの1st。「keep yourself alive」「I BELIEVE」「I'm proud」他収録

LOVE BRACE

globe/globe (1996)

小室哲哉(作詞、作曲、synths)+KEIKO(vo)+マーク・パンサー(英語ラップ)の3人組。メガ・ヒット曲5曲(「Feel Like dance」「Joy to the love (globe)」「SWEET PAIN」「DEPARTURES」「FREEDOM」)収録の1st。ハウス風の打ち込みダンスビート歌謡の佳作

globe

MAX/MAXIMUM (1996)

安室奈美恵がスーパーモンキーズより独立した後、残りのメンバー4人で結成したポップ/ダンスグループ。初代メンバーはナナ(沢詩奈々子)、レイナ(宮内玲奈)、ミーナ(天久美奈子)、リナ(松田律子)。ミリオンセラーを記録した1st。全曲ユーロビートの日本語詞カヴァー。「恋するヴェルファーレダンス〜Saturday Night〜」(ウィッグフィールド「Saturday Night」のカヴァー)「Kiss Me Kiss Me, Baby」(ヴァージネリー「Kiss Me Kiss Me Babe」のカヴァー)「Tora Tora Tora」(ドミノのカヴァー)他収録

MAXIMUM

安室奈美恵/SWEET 19 BLUES (1996)

90年代にMAX、SPEED等多数の人気歌手を輩出した沖縄アクターズスクールの出身。女性5人組のポップ/ダンスグループ、スーパーモンキーズのメンバーとして活動後、ソロに転向。小室哲哉作詞・作曲・プロデュースの2nd。打ち込みダンスビート歌謡。大ヒットシングル「Body Feels EXIT」「Chase the Chance」「Don't Wanna Cry」収録

SWEET 19 BLUES

dj honda/dj honda (1995)

ニューヨーク在住の日本人ヒップホップDJ。1992年に米国の「DJ Battle For World Supremacy」(DJバトルの世界大会)で準優勝。ビズ・マーキー、グールー&DJプレミア(ギャングスター)、アフリカ・バンバータ他の米国ラッパー参加の1st。米国での発売は96年。プロ野球選手のイチローが被っていた野球帽で有名になったオリジナルのファッションブランド「h」も有名

dj honda

小島麻由美/セシルのブルース (1995)

ブルース、ジャズ、シャンソン、童謡、昭和歌謡等の語法をベースにしたノスタルジックでポップな音楽性のシンガー/ソングライター。「結婚相談所」収録の1st

セシルのブルース

TWO∞MIX/BPM CUBE (2000)

TWO∞MIXはTWO-MIXのダンスフロア対応の別名プロジェクト。英語版と日本語版の2枚組CD。「JUST COMMUNICATION」、「RHYTHM EMOTION」、「TRUE NAVIGATION」、「TRUTH -A Great Detective of Love-」(TVアニメ「名探偵コナン」テーマ曲)等の代表曲の再録音ダンス・バージョン(高速ユーロビート風)を収録

BPM CUBE

TWO-MIX/SUPER BEST FILES 1995〜1998 (1995-1998)

永野椎菜(作詞、Key)+高山みなみ(作曲、vo)の2人組。高山みなみはアニメの声優としても有名。Jポップの王道的なキャッチーなメロディーとユーロビート風の打ち込みダンスビート。TVアニメ「新機動戦記ガンダムW」のOPテーマ曲2曲(「JUST COMMUNICATION」、「RHYTHM EMOTION」)、「TRUE NAVIGATION」等のヒット曲を含む全15曲を収録

SUPER BEST FILES 1995〜1998

ラヴ・タンバリンズ/Alive (1995)

エリ(Vo)のソウルフルな英詞ヴォーカルをフィーチュアした完全洋楽指向の「渋谷系」ソウル。「Cherish Our Love」「Call Me Call Me」他既発表曲を含む全曲新録の1stフルアルバム。インディーズレーベルのCRUE-Lレコードから発売され自主制作盤としては異例の10万枚のセールスを記録

Alive

2005年08月24日

砂原良徳/クロスオーヴァー (1995)

電気グルーヴ在籍中に発表された1stソロ。イージーリスニング/ラウンジ/モンドミュージック風の優雅でエキゾチックなテクノ/ダンス・サウンド。98年にはドイツのレーベル「Bungalow」より発売。「MFRFM (Music for Robot for Music)」収録。「Clouds Across The Moon」はラー・バンドのカヴァー

クロスオーヴァー

ケン・イシイ/ジェリートーンズ (1995) *

創意に富んだイマジネイティヴなインストゥルメンタル・テクノ。ベルギーのテクノ・レーベル、R&Sレコードからリリースされた1stアルバム

ジェリートーンズ

MY LITTLE LOVER/evergreen (1995)

AKKO(vo)、藤井謙二 (g)、小林武史(key、楽曲制作、プロデュース)の3人組。ミスター・チルドレン等を手掛けたプロデューサー、小林武史の職人芸が光るポップな1st。「Hello, Again 〜昔からある場所〜」「白いカイト」(アルバム・バージョン)収録

evergreen

L'Arc〜en〜Ciel/Clicked Singles Best 13 (1994-2001)

1991年にリーダーのtetsu(b)を中心として大阪で結成された4人組ロックバンド。1990年代半ばにはX(X JAPAN)、LUNA SEA、GLAYとともに「ヴィジュアル系」バンド・ブームの一翼を担っていた。1994年のメジャー・デビュー以降のシングル曲から、アジア8地域(中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピン、日本)を対象とするインターネット上のファン投票により選ばれた13曲と新曲「Anemone」を収録したベスト盤。ポップで流麗なメロディーとhydeの艶っぽいヴォーカルが聴きどころ。「Blurry Eyes」(TVアニメ「D・N・A2」OPテーマ)、「虹」(劇場版アニメ「るろうに剣心〜明治剣客浪漫譚〜 維新志士への鎮魂歌」OPテーマ)、「Driver's High」(TVアニメ「GTO」OPテーマ)他、TV番組、CMタイアップ曲多数。韓国のファンが選曲した2曲「夏の憂鬱 (time to say good-bye)」「snow drop」を追加収録した韓国盤「Clicked Singles Best 13+2」もあります

Clicked Singles Best 13

the pillows/Fool on the planet (1994-2001)

山中さわお(v、g)を中心とする3人組のロックバンド。歌メロ重視の簡素でストレートなギターポップ。キングレコードへの移籍後の1994年から2001年までのシングル曲、アルバム曲を集めたベスト盤。「HYBRID RAINBOW」、「Instant Music」、「LITTLE BUSTERS」、「Ride on shooting star」(OVA「フリクリ」エンディングテーマ曲)、「I think I can」他全16曲収録

Fool on the Planet

酒井美紀/雪解け (1994)

TVドラマ、映画、CF等で演技派女優として活躍する酒井美紀が16歳のときに発表した1stアルバム。メロディー重視の正統派アイドルポップの逸品。作曲は林哲司他。シングル曲「永遠に好きと言えない 」「想い出だけじゃ悲しい」「蒼い視線」収録。「"PanasonicヘッドホンステレオS95"CM曲」(公募タイトル「恋する気持ち」)収録の8cmCDシングル付き。限定生産のため入手困難となり、「幻の名盤」扱いされている作品

雪解け

JUDY AND MARY/The Great Escape (1994-2000)

女性ヴォーカリスト、YUKIのキュートな歌声と恩田快人(b)、TAKUYA(g)作曲によるキャッチーな楽曲で1990年代後半に人気を博したギターポップバンド。ファン投票により全楽曲のなかから選出された上位30曲を収録した2枚組のベスト盤。ヒット曲「OVER DRIVE」、「そばかす」(TVアニメ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」OPテーマ)、「くじら12号」収録

The Great Escape

テイ・トウワ/Future Listening! (1994)

NY拠点のクラブ/ダンスミュージックトリオ、ディーライトに「ジャングルDJトーワ・トーワ」として在籍していた在日韓国人、テイ・トウワ(本名:鄭東和=チョン・ドンファ)のソロ第1作。テクノ/エレクトロ・ダンスミュージック、ボサノヴァ、ブラジリアン・ポップ、インドのラーガ音楽などをベースにしたイージーリスニング風の音。非常に洗練されていて質の高い作品。坂本龍一(ピアノ/エレクトリックピアノ)、アート・リンゼイ(vo)、野宮真貴(vo)他参加。「Batucada」(バトゥカーダ)はマルコス・ヴァーリ作のボサノヴァの名曲のカヴァー

Future Listening!

小沢健二/LIFE (1994)

元フリッパーズ・ギターの小沢健二の2ndソロ。1stより明るくてポップ志向の音。「ラヴリー」、「今夜はブギー・バック」(スチャダラパーとの共演)収録のヒット作

LIFE

小沢健二/犬は吠えるがキャラバンは進む (1993)

フリッパーズ・ギター解散後の1stソロ。スティーヴィー・ワンダーに影響された、メロディアスでアコースティックなソウル風の音。ギター・ベース・ドラム・キーボードによるシンプルでグルーヴ感のある演奏。フリッパーズとは正反対のスピリチュアルな作風。メロディーメイカーとしての力量を感じさせる1枚。「天気読み」「天使たちのシーン」収録。アルバムタイトルは再販時に「dogs」に変更されている

犬は吠えるがキャラバンは進む

ブランキー・ジェット・シティ/C.B.Jim (1993)

ロカビリーをベースにしたラウドでパンクなロックンロール・バンド。「ロック度」は高い。言葉重視。土屋昌巳プロデュースの3rd

C.B.Jim

2005年08月23日

スチャダラパー/ワイルドファンシーアライアンス (1993) *

日本語のラップ。ボーズ(MC)、アニ(MC)、シンコ(DJ)の3人組。この3rdはとてもいいです。ジャングル・ブラザース、デ・ラ・ソウル、ア・トライブ・コールド・クエスト等を好む方におすすめ。タイトルは「妄想同盟」の意

ワイルドファンシーアライアンス

ZARD/揺れる想い (1993)

坂井泉水(vo、作詞)の一人ユニット。作曲は織田哲郎他。キャッチーな楽曲と清涼感のある音。220万枚を超えるセールスを記録した4th。大ヒット曲「負けないで」「揺れる想い」(「ポカリスエット」CM曲)収録

揺れる想い

スピッツ/RECYCLE Greatest Hits of SPITZ (1993-1998)

草野マサムネ(vo、g、作詞作曲)を中心とする4人組。叙情的なメロディーが美しいアコースティックな音。93-98年のヒット曲を集めた編集盤。「空も飛べるはず」 「ロビンソン」「涙がキラリ☆」「チェリー」収録

RECYCLE Greatest Hits of SPITZ

シャ乱Q/シングルベスト10〜おまけつき (1992-1996)

つんく(vo)、はたけ(g)を中心とする大阪出身のバンド。歌謡曲/演歌寄りのキャッチーなメロディー。初期のシングルA面コレクション。大ヒット曲「シングルベッド」(TVアニメ「D・N・A2」EDテーマ)「ズルい女」「いいわけ」他収録。デビュー前の曲「ラーメン大好き小池さんの唄」もおまけとして収録

シングルベスト10〜おまけつき

広瀬香美/THE BEST Love Winters (1992-1998)

音楽プロデューサー、作曲家としても活動する女性シンガー・ソングライター。マイケル・ジャクソンなどを手掛けたヴォイス・トレーナーのセス・リグスに師事した後92年にソロ・デビュー。広い音域の力強い歌声。スキーシーズンの定番曲として有名だった「ロマンスの神様」「幸せをつかみたい」「ゲレンデがとけるほど恋したい」等の大手スポーツ用品店アルペンの冬期CM曲7曲他のヒット曲を網羅したベスト盤。TVアニメ「カードキャプターさくら」EDテーマ「Groovy!」、内田有紀への提供曲「幸せになりたい」のセルフカヴァーも収録

THE BEST Love Winters

東京パフォーマンスドール/CATCH YOUR BEAT!! 〜Cha-DANCE PARTY Vol.5 (1992)

篠原涼子、市井由理、穴井夕子等在籍のアイドル/ダンスグループ。テクノ/ダンスミュージック等を導入した先鋭的でポップなクラブサウンド歌謡。5thアルバム。4thシングル「CATCH!!」はデステクノっぽいかなりハードな曲。小室哲哉作曲の「十代に罪はない」(GUILTY BEAT MIX)も収録

CATCH YOUR BEAT!!
〜Cha-DANCE PARTY Vol.5

少年ナイフ/LET'S KNIFE (1992)

女性3人組によるパンク風のポップなギターロック・バンド。ラモーンズのようなシンプルな音とキャッチーなメロディー。ソニック・ユース、ニルヴァーナ等米国にはシンパ多数

LET'S KNIFE

ボアダムズ/ポップ・タタリ (1992)

山塚EYE(vo)を中心とする実験的なノイズ・ロックバンド。米国リプリーズからリリースされたメジャーデビュー盤(3rd)。型にはまった音楽構文を叩き壊す痛快な音

ポップ・タタリ

Mr.Children/MR.CHILDREN 1992-1995 (1992-1995)

桜井和寿(vo、g)を中心とする4人組。桜井によるポップなメロディーラインの楽曲とアコースティックなバンド・サウンド。プロデューサーは小林武史。「CROSS ROAD」(TVドラマ「同窓会」主題歌)、「innocent world」、曲と唱法がエルヴィス・コステロにそっくりな「シーソーゲーム〜勇敢な恋の歌〜」等、ヒットシングル9曲を含む初期のベスト盤

MR.CHILDREN 1992-1995

ドリームズ・カム・トゥルー/The Swinging Star (1992)

吉田美和(vo)、中村正人(b、vo)、西川隆宏(key、vo)の3人組。音楽的にはフィリー・ソウル等の70年代の都会的なソウルの語法がベース。日本音楽史上初の売上げ300万枚以上を記録した5th。「晴れたらいいね」(NHK連続ドラマ主題歌)「決戦は金曜日」(TV番組「うれしたのし大好き」主題歌)収録

The Swinging Star

2005年08月22日

オリジナル・ラヴ/結晶 SOUL LIBERATION (1992)

田島貴男(vo、g)を中心として1987年に結成。メジャー第2弾アルバム。ジャズ、ソウル、1960年代ポップスのエッセンスを混ぜ合わせたハイブロウかつスタイリッシュな音。シングル曲「月の裏で会いましょう(アルバム・ヴァージョン)」(TVドラマ「BANANACHIPS LOVE」主題歌)、「ヴィーナス」収録

結晶 SOUL LIBERATION

SMAP/Smap Vest (1991-2000)

ジャニーズ事務所発の国民的男性アイドルグループ。中居正広、木村拓哉、稲垣吾郎、森且行、草薙剛、香取慎吾の6人組(森且行は95年に脱退)。91〜2000年の全シングル曲を網羅する2枚組。90年代後半は楽曲のクオリティも高く、ポップで親しみやすい曲が多い。「$10」「君色思い」(TVアニメ「赤ずきんチャチャ」OP曲)「俺たちに明日はある」(TVドラマ「人生は上々だ」主題歌)「青いイナズマ」「SHAKE」「ダイナマイト」「セロリ」(TVドラマ「いいひと。」主題歌)「夜空ノムコウ」「Fly」「Let It Be」「らいおんハ−ト」(TVドラマ「フ−ドファイト」主題歌)など

Smap Vest

上々颱風/上々颱風 3 (1992) *

民謡色が強かった2ndよりもポップで昭和歌謡寄りの3rd。捨て曲なしの傑作。「花のように鳥のように」、「秋刀魚の唄」、「瞳の中の青い海」他収録

上々颱風 3

上々颱風/上々颱風 2 (1991)

沖縄音楽やアジアの民族音楽、日本の民謡やわらべ歌などを取り入れた、なんでもありのポップな無国籍歌謡。紅龍(三弦、バンジョー、ヴォーカル)を中心とする7人組。メインヴォーカルは西川郷子、白崎映美の2人。ヒット曲「愛より青い海」(JAL沖縄キャンペーンCM曲)、ビートルズの名曲を民謡風アレンジでカヴァーした「Let it be」他収録の2nd

上々颱風 2

ネーネーズ/IKAWU (1991)

古謝美佐子(vo、三線)・吉田(旧姓:宮里)康子(vo、三線)・宮里奈美子(vo、三線)・比屋根幸乃(vo、三線)の女性ヴォーカリスト4人組によるコーラスグループ。沖縄民謡をベースにしたポップな音。ユニゾン・コーラス(斉唱)の美しい響き。りんけんバンドとともに「沖縄ポップ」という新ジャンルを確立した開拓者。インディーズ・レーベルのディスク・アカバナーから発売された1st。楽曲提供・プロデュースは知名定男。古謝美佐子は元オキナワチャンズのメンバーで、坂本龍一のレコーディングとツアーに参加していた人

IKAWU

ソフトバレエ/愛と平和 (1991)

遠藤遼一(vo)・森岡賢(vo、programming、synths)・藤井麻輝(vo、programming、synths)の3人組。3rdアルバム。英国のエレクトロポップ、ニュー・ロマンティクス、インダストリアル/エレクトロニック・ボディ・ミュージック等をベースにした耽美的でポップな音。特にデペッシュ・モードとニューロマの影響が大。無機的なデジタルビートとナルシスティックな低音ヴォーカル。国内アルバムチャート8位のヒット作。「EGO DANCE (Extended Version)」「FINAL」「VIRTUAL WAR」収録

愛と平和

ビブラストーン/ENTROPY PRODUCTIONS (1991)

近田春夫(Mic)を中心とする日本語ラップ/ヒップホップ・グループ。近田春夫&ビブラストーン名義でのDAT一発録りライヴ盤「Vibra is Back」(1989年)のリリースを経て発売されたメジャーデビュー盤。ターンテーブルやサンプラーを使用しない、12人編成の生演奏(ラップ+バンド+ホーンセクション)によるファンキーでパワフルな人力ヒップホップ。和製ヒップホップの傑作の一つ。メンバーはDr.トミー(Mic)、元じゃがたらのOTO(g)、元ジューシー・フルーツの沖山優司(b)他。「ジェット・コースター」「調子悪くてあたりまえ」「パブリック・エネミー」他収録。小泉今日子がラッパーとして5曲にゲスト参加

ENTROPY PRODUCTIONS

2005年08月21日

TUBE/TUBEst II (1990-1996)

前田亘輝(vo)、春畑道哉(g)を中心とする4人組。日本的な歌謡メロディーにラテンやハワイアン等の要素を加味した、爽やかでトロピカルな曲多数。夏や海がテーマの曲が多く、1980年代末以降は活動を夏季に限定。前田亘輝の声量豊かで伸びやかなヴォーカルが特徴。「あー夏休み」、「湘南My Love」、「夏だね」、「夏を抱きしめて」、「恋してムーチョ」他、1990年〜1995年のシングル曲が中心のベスト盤第2弾

TUBEst II

槇原敬之/Completely Recorded (1990-2004)

秀逸なメロディー・ラインで知られる人気シンガー・ソングライター。1991年にシングル「どんなときも。」がミリオンセラーになり、その後ヒット曲を量産。1999年に覚醒剤所持で逮捕され音楽活動を停止したが、2000年に活動を再開。1990年のデビュー曲「NG」から2004年の「優しい歌が歌えない」まで、在籍レコード会社3社(ワーナー・ミュージック・ジャパン/ソニー・ミュージックエンタテインメント/東芝EMI)からリリースされた全シングル31曲を完全収録したベスト盤(2枚組CD)。メロディアスで転調が印象的な曲多数。「どんなときも。」(映画「就職戦線異状なし」主題歌、ケンタッキーフライドチキンCM曲)、「もう恋なんてしない」(TVドラマ「子供が寝たあとで」主題歌)、「No.1」(KDD「ゼロゼロイチバン」CM曲)、「SPY」(TVドラマ「男嫌い」主題歌)他

Completely Recorded

すかんち/SWEETS〜SCANCH BEST COLLECTION (1990-1994)

ローリー寺西(g、vo)率いるロックバンド、すかんちの初のベスト盤。シングル曲を中心に14曲を収録。クィーンやチープ・トリック等の1970年代のパワーポップ、ハードロック、グラムロックの影響を強く受けたポップでキャッチーな音。楽曲のクオリティは高い。「恋のT.K.O.」、「恋のショック療法」、「恋の1,000,000$マン」、「恋のロマンティック・ブギ」、「恋のマジックポーション」(TV番組「ダウンタウンのごっつええ感じ」OPテーマ)、「恋のミラクル サマー」(「ダウンタウンのごっつええ感じ」OPテーマ)他佳曲多数。「Mr.タンブリンマン」はオリジナルではなく「Strings Version」の方を収録

SWEETS〜SCANCH BEST COLLECTION

電気グルーヴ/A (エース) (1997)

緻密で華麗な音作りのポップかつ攻撃的なダンス・ミュージックで新境地を開いた一枚。シルヴェッティのオールド・ディスコ/サルソウルの名曲「Spring Rain」をブレイクビートとして使用した大ヒット曲「Shangri-La」収録

A (エース)

電気グルーヴ/ビタミン (1993)

砂原良徳(まりん)在籍時の4th。ピュアなテクノサウンド寄りの一枚。名曲「N.O.」、G・キングスレー「Popcorn」のカヴァー収録

ビタミン

電気グルーヴ/フラッシュ・パパ (1991) *

元人生の石野卓球(vo、synths、sampling)とピエール瀧(vo)を中心とするテクノ・ユニット。CMJK(synths、sampling)在籍時のメジャーデビュー盤。プロデュースはトニー・マーティン(ヒプノトーン)他。マンチェスター録音。日本語ラップと英国テクノ・ハウス風の音。ポップ・ウィル・イート・イットセルフの「Box Frenzy」に似たコンセプトの肉体派テクノ

フラッシュ・パパ

電気グルーヴ/662 BPM By DG (1990)

メジャーデビュー前にインディーズレーベルのSSEから出た7曲入りのミニアルバム。ラップ/ヒップホップ色が強い音。アルバム「フラッシュ・パパ」に収録の「電気ビリビリ」「ウィアー」のオリジナル曲、アルバム「ビタミン」に収録の「N.O.」の原曲「LESS THAN ZERO(無能の人)」収録。放送禁止用語を多用した過激な歌詞。サンプル・ネタは、パブリック・エネミー、ポップ・ウィル・イート・イットセルフ、ナパーム・デス、PIL、クラフトワーク、YMO、デペッシュ・モード、ブルース・リー、フランク・チキンズ、映画「その男、凶暴につき」、アニメ「あしたのジョー」、「マクドナルド」CMジングル他多数。初期の電グルを好む人にはおすすめ

662 BPM By DG

たま/さんだる (1990)

不気味な童謡ノリの演劇的なバンド。知久寿焼(vo、マンドリン)、柳原幼一郎(vo、key)在籍。メジャーデビュー盤。アコーディオン、マンドリン等を使用したアコースティックな音。ヒット曲「さよなら人類」(オリジナル・バージョン)収録

さんだる

オルケスタ・デ・ラ・ルス/デ・ラ・ルス (1990)

大儀見元(vo、perc)、カルロス菅野(vo、perc)、NORA(vo)を中心とする日本人サルサ・バンド。(サルサはニューヨーク在住のプエルトリコ人が「ソン」と呼ばれるアフロ・キューバン系音楽様式を基にして創り出したラテン系のダンス音楽。)スペイン語のバンド名「Orquesta de La Luz」は「光の楽団」の意。歌詞はスペイン語。米国ビルボード誌のラテン・チャートで1位を記録した1st

デ・ラ・ルス

東京スカパラダイスオーケストラ/スカパラ登場 (1990)

ホーンセクションを中心とする大所帯スカ・バンド。パーカッショニストのASA-CHANG/朝倉弘一(93年に脱退)がリーダーだった頃のメジャーデビュー盤。歌謡曲のメロディーとスカ・ビートの合体による猥雑でエキゾチックな音。シングル曲「MONSTER ROCK」の他、「仔象の行進」(ヘンリー・マンシーニ「Baby Elephant Walk」のカヴァー。ホンダ自動車CM曲)、「TIN TIN DEO」(チャノ・ポソ/ギル・フラー作のアフロ=キューバンジャズの曲のカヴァー)、「にがい涙」(筒美京平作曲のザ・スリー・ディグリーズのディスコ歌謡のカヴァー)「HIT THE ROAD JACK」(パーシー・メイフィールド作のレイ・チャールズのヒット曲のカヴァー)収録

スカパラ登場

岡村靖幸/家庭教師 (1990)

渡辺美里、吉川晃司への楽曲提供など、ソングライターとしての活動後、86年にソロデビュー。プロデュース・アレンジ・作詞作曲・演奏を一人でこなす多才なポップス職人。90年発表の本作はプリンスに影響されたファンキーでエロティックでナルシスティックな作風の佳作

家庭教師

BUCK-TICK/悪の華 (1990)

今井寿(g)、櫻井敦司(vo)を中心とする5人組。デビュー当初はBOØWYの弟分的なビート・バンドだったが、その後英国ニューウェイヴの影響下、独自の音楽性を開花。今井寿の麻薬取締法違反による逮捕〜活動停止後の復活第一弾アルバム(オリコン1位)。ダーク・サイケっぽいポップかつ耽美的な音

悪の華

B'z/B'z The Best "Pleasure" (1990-1998)

ギタリストとしてTM NETWORK等の録音に参加していた松本孝弘(g、作曲)がヴォーカリスト稲葉浩志(vo、作詞)と組んだユニット。ハードロック/ヘヴィメタルっぽいギタープレイと縦ノリの打ち込みダンスビートにキャッチーなメロディー。90年代のCD売上げは国内でトップを記録。「LOVE PHANTOM」「太陽のKomachi Angel」「Bad Communication E.Style」「さまよえる蒼い弾丸」他大ヒット曲多数収録のベスト盤第一弾

B'z The Best Pleasure

遊佐未森/HOPE (1990) *

女性シンガー/ソングライター、遊佐未森の4作目。ケイト・ブッシュに似た上質のアコースティック・ポップ。物語性と叙情性を備えたコンセプチュアルな歌世界。前作「ハルモニオデオン」も佳品だが楽曲のクオリティは本作の方が上。「ハルモニオデオン」よりも少し現世・地上寄り(ダウン・トゥー・アース)な作品。楽曲提供・プロデュースは外間隆史他。元スプリット・エンズ(ニュージーランドのポップバンド)のフィリップ・ジャッド(g)参加。シングル曲「夏草の線路」「野の花」「夢をみた」収録

HOPE

ジッタリン・ジン/8-9-10! Jitterin' Jinn Best (1989-1998)

破矢ジンタ(g)、春川玲子(vo)を中心とするポップバンド、ジッタリン・ジンのベストアルバム(デビュー10周年記念盤)。スカ/パンク/ロカビリーをベースにした簡素な音。キャッチーなメロディーのポップソング多数。「エヴリデイ」、「プレゼント」(アルバム・ヴァージョン)、「にちようび」(オリコン1位のシングル曲のアルバム・ヴァージョン)、「夏祭り」他全20曲収録

8-9-10! Jitterin' Jinn Best

遊佐未森/ハルモニオデオン (1989)

女性シンガー/ソングライター、遊佐未森の3作目。アイルランドのケルト音楽や英国の叙情的なプログレッシヴ・ロック、ケイト・ブッシュ等に通じる良質のドリーム・ポップ。裏声(ファルセット)を多用した透明感あふれるヴォーカル。夢幻的な童話のような歌世界。楽曲提供・プロデュースは外間隆史他。シングル曲「暮れてゆく空は」は佳曲

ハルモニオデオン

CoCo/CoCo1番! (1989-1991)

宮前真樹、羽田恵理香、三浦理恵子、大野幹代、瀬能あづさ在籍のアイドルグループ。「EQUALロマンス」(TVアニメ「らんま1/2」EDテーマ曲)「思い出がいっぱい」(TVアニメ「らんま1/2熱闘編」OPテーマ曲)他収録のベスト盤

CoCo1番!

X/BLUE BLOOD (1989)

YOSHIKI(ds、piano)とTOSHI(vo)を中心とする5人組。90年代後半の「ビジュアル系」バンドの先駆。メジャーデビュー盤。スラッシュメタルのような高速ヘヴィメタルにクラシカルなオーケストラ演奏を導入した、メロディアスで耽美的な音。「紅」「X」「WEEK END」「ENDLESS RAIN」収録

BLUE BLOOD

The Boom/Singles+ (1989-1996)

宮沢和史(vo、g)を中心とする4人組のロック・バンド。パンク、スカ、アコースティック/フォーク、沖縄民族音楽、ラテン系音楽(サンバ、ボサノヴァ)、ガムラン等の多彩な音楽性。歌重視のメロディアスな作風。「島唄〜オリジナル・ヴァージョン〜」、「帰ろうかな」、「風になりたい」他の1989-96年のシングル曲を集めた「Single Tracks」と、矢野顕子との共作「それだけでうれしい」、「島唄〜ウチナーグチ(沖縄言葉)・ヴァージョン〜」などを収録した「Bonus Tracks」の2枚組。沖縄民族音楽をベースにした「島唄」は世界各国でカヴァー・ヴァージョンがリリースされた大ヒット曲

Singles+

フリッパーズ・ギター/ヘッド博士の世界塔 (1991)

サンプリングを全面的に導入した3rd。「グルーヴ・チューブ」収録。サンプル・ネタはビーチボーイズ、ヴェンチャーズ、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、バッファロー・スプリングフィールド等々

ヘッド博士の世界塔

フリッパーズ・ギター/カメラ・トーク (1990) **

小山田圭吾(vo、g)と小沢健二(g、vo)の2人組になった2nd。打ち込みを導入。前作同様メロディーラインが秀逸。「恋とマシンガン」(TVドラマ「予備校ブギ」主題歌)収録

カメラ・トーク

フリッパーズ・ギター/〜海へ行くつもりじゃなかった〜 (1989) **

英国ネオ・アコースティックの直系。1st。歌詞は全部英語。傑作です。オレンジ・ジュース、アズテック・キャメラ、モノクローム・セット等を好む方は必聴

〜海へ行くつもりじゃなかった〜

ボ・ガンボス/BO & GUMBO (1989)

元ローザ・ルクセンブルグの久富隆司/どんと(vo、g)がローザ解散後に結成したロックバンド。ニューオーリンズ録音の1st。ニューオーリンズのR&Bやセカンドライン・ファンクをベースにしたアーシーな音。ボ・ディドリー、ネヴィル・ブラザーズのシリル・ネヴィル、アルフレッド・ウガンダ・ロバーツ参加

BO & GUMBO

COMPLEX/best (1989-1990)

元BOØWYのギタリスト、布袋寅泰(g)とロック歌手兼俳優の吉川晃司(vo)が結成したユニット。布袋のシャープなギターと吉川の巻き舌ヴォーカル、シンセと打ち込みのデジタルビートによるキャッチーな歌謡ロック。2枚のアルバム、「COMPLEX」「ROMANTIC 1990」からの13曲とアルバム未収録曲2曲、「Just Another Day」と「Be My Baby (Montserrat Mix)」を収録したベスト盤。デビュー曲「Be My Baby」(オリコン1位の大ヒット曲)、「Pretty Doll」、「恋をとめないで」、「1990」(オリコン1位のシングル曲のアルバム・ヴァージョン)、「Rambling Man」他

Best

WINK/WINK MEMORIES 1988-1996 (1988-1996)

相田翔子(vo)と鈴木早智子(vo)のアイドル・ポップ・デュオ。ユーロビート等の洋楽の日本語詞カヴァー曲多数。「Sugar Baby Love」(ルーベッツの1974年の全英1位ヒット曲のカヴァー)「愛が止まらない」(カイリー・ミノーグの「Turn It Into Love」のカヴァー)「淋しい熱帯魚」他、全シングル曲を網羅する2枚組ベスト盤

WINK MEMORIES 1988-1996

FAIRCHILD/FAIRCHILD BEST (1988-1993)

テクノ志向のポップバンド、Shi-Shonenのリーダーだった戸田誠司(b、g、key、computer、vo)がYOU(vo)、川口浩和(g)と結成したユニット。YOUのキュートな自然体ヴォーカルと、戸田によるポップな楽曲が魅力。精緻な音作りのエレクトロ/アコースティックサウンド。「おまかせピタゴラス」「ラブ・シックは好き」「Jelly Eyesは甘くない」「小さな星」「探してるのにぃ」(「紅茶のお酒」CM曲)他主要曲17曲収録のベスト盤

FAIRCHILD BEST

中山美穂/Your Selection 1 (1988-1999)

1985年のデビュー以後、女優・歌手として活躍する中山美穂のベスト盤。インターネット上のファン投票で選ばれた曲を収録した「Your Selection」シリーズの「1」はシングルA面曲を集めたもの。独特の鼻にかかったような甘い歌声。「You're My Only Shinin' Star」(角松敏生作曲)、「遠い街のどこかで…」(中崎英也作曲)、「中山美穂&WANDS」名義で出た「世界中の誰よりきっと」(織田哲郎作曲)、「ただ泣きたくなるの」(岩本正樹作曲)他メガヒット曲多数。岡本真夜作曲の「未来へのプレゼント」は「中山美穂 with MAYO」名義で出た曲。「You're My Only Shinin' Star」のライヴ映像を収録したCDエクストラ仕様。シングルB面曲を集めた「2」、アルバムから選曲した「3」と「4」もあります

Your Selection 1

レピッシュ/ワンダーブック (1988)

パンクビート+スカ、ファンク、レゲエ…初期フィッシュボーンに似た音。フィッシュボーン来日公演(86年)で前座を担当。曲がポップでいいです。「リックサック」収録。次作「からくりハウス」(89年)はトッド・ラングレン・プロデュース

ワンダーブック

布袋寅泰/GUITARHYTHM (1988)

BOØWY解散後の1stソロ。ストレートなR&Rギターと打ち込みのデジタル・ビート。サイバーパンク的なコンセプト。「MATERIALS」は塚本晋也監督の映画「鉄男II」のエンディング曲として使用された

GUITARHYTHM

筋肉少女帯/筋少の大車輪 (1988-1992)

大槻ケンヂ(vo)在籍。江戸川乱歩等の文学/アングラ演劇的なコンセプト。パンク/プログレ/ハードロック風のバカテクな演奏。「大釈迦」(「釈迦」の再録)「サンフランシスコ」「元祖高木ブー伝説」「踊るダメ人間」他収録のベスト盤

筋少の大車輪

GO-BANG'S/GO-BANG'S BEST (1988-1991)

森若香織(vo)を中心とする3人編成のガールズ・バンド。ポップでキュートで元気溌剌な音。「あいにきて I・NEED・YOU!」「かっこイイ(E)、ダーリン。」「I LOVE YOU」「Bye・Bye・Bye」「ロックンロールサンタクロース」他収録のベスト盤。「ボーイハント」はコニー・フランシス「Where the Boys Are」のカヴァー(ニール・セダカ作曲)

GO-BANG'S BEST

PSY・S/Non-Fiction (1988)

Chaka/安則眞美(vo)と松浦雅也(key、g、作編曲)の2人組。チャカの中性的なノンビブラート唱法をフィーチュアしたポップなエレクトロ/アコースティックサウンド。フェアライト(サンプラー)を使用した緻密な音作り。「Angel Night〜天使のいる場所〜」(TVアニメ「シティーハンター2」OPテーマ)「薔薇とノンフィクション」収録のヒット作

Non-Fiction

ミュート・ビート/LOVER'S ROCK (1988)

トランペット奏者の小玉和文を中心とするダブ・バンド。日本発の本格的ダブ・サウンドを確立した2nd。レゲエのビートと日本的な哀愁メロディー。トランペット、トロンボーン、キーボード、ドラム、パーカッションによるインストゥルメンタル・サウンド。ミキシング・エンジニアは「Dub Master X」こと宮崎泉

LOVER'S ROCK

酒井法子/Best Selection (1987-1998)

1987年にシングル「男のコになりたい」でアイドル歌手としてデビュー。ニックネームは「のりピー」。語尾をピーに変換する「のりピー語」(例:嬉しい→うれピー)の創始者。1990年代以降は女優としての活動も本格化し、歌/TVドラマ/映画/舞台で活躍。「男のコになりたい」、「夢冒険」(NHK「アニメ三銃士」主題歌。春の選抜高校野球・入場行進曲)、「Love Letter」、「碧いうさぎ」(TVドラマ「星の金貨」主題歌。大ヒット曲)、「涙色」(NTV系「NNNきょうの出来事」エンディング・テーマ曲)、「横顔」(NTV系「火曜サスペンス劇場」主題歌)他、1998年までのシングル曲を中心に18曲を収録したベスト盤。1988年に「のりピー」名義でカセットシングルとして発売された「のりピー音頭」も収録

Best Selection

高井麻巳子/いとぐち (1987)

1980年代後半に活動した素人女子高生アイドルグループ、「おニャン子クラブ」のメンバーだった高井麻巳子が、同メンバーの岩井由紀子(ゆうゆ)とのユニット「うしろゆびさされ組」での活動を経て発表したソロアルバム(1st)。ポップ&キュート路線の曲が多かった一連のおニャン子関連の作品とは異なり、メロディー重視でバラード調の古風な曲が多い。バラードの佳曲「シンデレラたちへの伝言」収録

いとぐち

りんけんバンド/ありがとう (1987/1990)

ネーネーズと並ぶ90年代の沖縄音楽ブームの火付け役。照屋林賢(三線、チェレン=電気三線)、上原知子(vo)在籍。沖縄の言葉と伝統芸能をベースにした良質のポップ・ミュージック。87年に沖縄のマルテルレコードからカセット発売され、90年にCDが全国発売された1st

ありがとう

ザ・ファントムギフト/ファントムギフトの世界 (1987)

1980年代後半に東京で起こった「ネオGS」ムーヴメントの中心バンドの一つ。唯一のスタジオ公式録音アルバム。1960年代後半の日本のGSやジャックス、英米のサイケ/ガレージバンド等の影響が強い音。シングル曲「ハートにOK!」収録。「ジェニーは嘘つき」「ベラドンナの伝説」「夜空に消えたシンデレラ」は自主制作盤としてリリースされた既発表曲の再録。「ファントム・ダイナマイト」はスペンサー・デイヴィス・グループ「I'm a Man」が原曲のインスト曲。「マイ・ラブ、マイ・ラブ」はザ・ヤンガーズ(GS)のカヴァー。「シェイキン・マイ・ソウル」はザ・ボルテージ(GS)のカヴァー。「夜明けに消えた恋」はザ・ブルーインパルス(GS)のカヴァー。ピチカート・ファイヴの小西康陽参加(編曲)

ファントムギフトの世界

YAPOOS/ヤプーズ計画 (1987)

戸川純、ゲルニカの項を参照。戸川純のソロ活動時のバンドメンバーで87年に結成された戸川純の個人バンド。「バーバラ・セクサロイド」収録の1st。エロティシズムや肉体性を前面に出した演劇的なニューウェイヴ・サウンド。「エロ・グロ・イノセンス」なコンセプト

ヤプーズ計画

ピチカート・ファイヴ/女性上位時代 (1991)

野宮真貴(vo)正式加入後の作品。ハウス/クラブ・サウンド的な音。サウンド・コラージュ風のツギハギな音編集

女性上位時代

ピチカート・ファイヴ/ベリッシマ (1988)

オリジナル・ラヴの田島貴男がリードヴォーカルで参加していた頃の作品(2nd)。ソウル/ジャズ風の洗練された音。音楽性が高い

ベリッシマ

ピチカート・ファイヴ/カップルズ (1987)

小西康陽(作詞作曲、アレンジ、プロデュース、key、vo、b)を中心とするポップバンド、ピチカート・ファイヴの1st。初代ヴォーカリストは佐々木麻美子。A&Mのアメリカン・ポップやソフト・ロック(バート・バカラック、ハーパース・ビザール等)の影響が強いオシャレでハイセンスな音

カップルズ

ユニコーン/ザ・ベリー・ベスト・オブ・ユニコーン (1987-1993)

西川(川西)幸一(ds)を中心として1986年に結成されたロックバンド。結成当初はビート・パンク風の音だったが、阿部義晴(key)が正式加入しアルバム「服部」をリリースした1989年頃からは独特のポップな音楽性が開花。奥田民生(vo)作詞・作曲の「服部」「大迷惑」「すばらしい日々」は佳曲

ザ・ベリー・ベスト・オブ・ユニコーン

プリンセス・プリンセス/SINGLES 1987-1992 (1987-1992)

1980年代後半から90年代初頭に絶大な人気を誇ったガールズ・ロック/ポップ・バンド。奥居香(vo)を中心とする5人組。キャッチーな楽曲とパワーポップ的なバンドサウンド。国民的大ヒット曲「DIAMONDS(ダイアモンド)」の他、「19 GROWING UP -ode to my buddy-」「世界でいちばん熱い夏」「ジュリアン」等のシングル曲を集めた編集盤。バラードの名曲「M」も収録

SINGLES 1987-1992

TMネットワーク/humansystem (1987)

小室哲哉(key)、宇都宮隆(vo)、木根尚登(g)の3人組ユニットの5th。LA録音。ハードロック、プログレ、ユーロビート等の要素を導入したシンセポップ/ダンスビート歌謡。元ミッシング・パーソンズのウォーレン・ククルロ(g)、元アヴェレージ・ホワイト・バンドのスティーヴ・フェローン(ds)参加。「Resistance」、モーツァルトの「トルコ行進曲」を引用した「Human System」収録

humansystem

PINK/PSYCHO-DELICIOUS (1987)

近田春夫のファンク・バンド、ビブラトーンズのメンバーだった3人、福岡ユタカ(vo)・矢壁アツノブ(ds)・ホッピー神山(key)がセッションバンド、おピンク兄弟での活動を経て結成した技巧派ニューウェイヴ・バンド。プログレとファンクをベースに、民族音楽や日本的な歌謡ロックの要素を加味した雑食サウンド。窪田晴男(g)、吉田美奈子(vo)、板倉文(g)他参加。シングル「KEEP YOUR VIEW」(マクセル・カセットテープCM曲)収録の3rd

PSYCHO-DELICIOUS

T-SQUARE/T-スクェア シングル・コレクション (1987-1996)

カシオペアとならんで日本を代表するフュージョン/ポップ・インストゥルメンタル・バンド。安藤まさひろ(g)を中心として1976年に結成。当初はザ・スクェア(THE SQUARE)と名乗っていたが、1989年よりT-スクェア(T-SQUARE)に名義を変更。サックスやEWI(イーウィ=エリクトリック・ウィンド・インストゥルメント。管楽器型シンセ、ウィンド・シンセサイザーの一機種)を多用した、メロディアスで爽やかな音。本田雅人(sax、EWI)在籍時の1987年〜1996年の全シングル曲を収録した編集盤。フジTV系「F1グランプリ」中継番組のテーマ曲に使用され大ヒットした「TRUTH」、「CHASER」(フジTV系「'92 ツール・ド・フランス」中継番組テーマ曲)、「FACES」、「明日への扉」、「TWILIGHT IN UPPER WEST」(フジTV系ドラマ「幕末高校生」テーマ曲。ミュンヘン交響楽団との競演)、「VICTORY」(TV朝日系「ワイド! スクランブル」テーマ曲)他収録

T-スクェア シングル・コレクション

YBO2/ALIENATION (1986) *

北村昌士(b、vo)、吉田達也(ds)、K.K.NULL(g)の3人編成時にインディーズレーベルのトランスレコードからリリースされた1stアルバム。ノイズ、インダストリアル、サイケ、ゴシック、ハードコア・パンク等の混合物。メロトロン、メタル・パーカッションを使用した超ノイジーでダークで狂暴な音。日本のアンダーグラウンド・ロックの金字塔

ALIENATION

有頂天/ピース (1986)

ラフィン・ノーズやウィラードとともに、1980年代前半のインディーズブームを牽引したニューウェイヴバンド。ケラ(vo)を中心として1982年に結成。メジャーデビュー盤。テクノポップの影響を受けたポップな音楽性とシニカルでナンセンスな歌詞。メジャーデビューシングル曲「BYE-BYE」(アルバム・ヴァージョン)収録。ケラは1980年代にインディーズレーベル「ナゴムレコード」の主宰者・プロデューサーとしてばちかぶり(田口トモロヲ在籍)、筋肉少女帯、人生(電気グルーヴの前身バンド)、たま等のバンドの作品をリリースしている。ケラは劇作家/舞台演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチとしても有名

ピース

ローザ・ルクセンブルグ/ぷりぷり (1986)

久富隆司/どんと(vo)を中心とする京都出身の4人組のロックバンド。ニューウェイヴ、ソウル、ファンク、米国のルーツミュージック、日本の歌謡曲などの雑多な要素をミックスしたユニークな音楽性。「在中国的少年」(1984年「NHKヤングミュージックフェスティバル」金賞曲)収録の1st。筒美京平作曲のいしだあゆみのヒット曲「ブルーライトヨコハマ」を引用した「原宿エブリデイ 〜ブルーライトヨコハマ〜」はファンキーな佳曲

ぷりぷり

今井美樹/IMAI, MIKI from 1986 (1986-1997)

女優兼歌手の今井美樹の2枚組ベスト盤。飾り気のない自然体ヴォーカル。落ち着いた雰囲気の清涼感あふれる音。1986〜97年のシングル曲全曲(「彼女とTIP ON DUO」「瞳がほほえむから」「PIECE OF MY WISH」「Miss You」「PRIDE」他)に加え、自選ベスト盤「Ivory」「IvoryII」に未収録の秀作を収録

IMAI, MIKI from 1986

BOØWY/JUST A HERO (1986)

1980年代後半のバンドブームにおいて多大な影響力を誇ったビートロック・バンド。氷室京介(vo)と布袋寅泰(g)が中心。8ビートのタテノリのリズムとポップなメロディー。「わがままジュリエット」収録の4th

JUST A HERO

ザ・ブルーハーツ/スーパーベスト (1985-1989)

甲本ヒロト(vo)、真島昌利(g、vo)を中心とする4人組。性急なパンクビート。歌メロ重視の簡素でストレートな音。インディーズ〜メルダック・レーベル(クラウンレコード)時代のベスト盤。オリジナルアルバム未収録曲7曲を含む全17曲。「リンダ リンダ」「ハンマー」「チェインギャング」「TRAIN-TRAIN」(TVドラマ「ハイスクール落書」主題歌)他

スーパーベスト

おニャン子クラブ/おニャン子クラブ BEST (1985-1987)

1980年代の日本の好景気(バブル経済)、素人芸の流行、性解放の風潮などを背景に、フジTVのバラエティ番組「夕焼けニャンニャン」から生まれた素人女子高生集団アイドル。仕掛け人は放送作家・作詞家の秋元康。在籍メンバーは総勢50名以上。学芸会または放課後の部活のような感覚が当時の中高生男子に支持された。一部のメンバーはソロやサブユニットでも活動し、工藤静香や渡辺美奈代、渡辺満里奈などのタレントも輩出。「セーラー服を脱がさないで」「およしになってねTEACHER」「おっとCHIKAN!」等のシングル曲全曲とその他の代表曲を収録したベスト盤(全16曲)

おニャン子クラブ BEST

あぶらだこ/あぶらだこ (1st) (1985)

長谷川裕倫/ヒロトモ(vo)を中心とするパンクバンド。超絶ドラマー吉田達也在籍時に徳間ジャパンから出たメジャーデビュー盤(通称「木盤」)。変拍子と激しいリズム・チェンジを駆使した複雑な曲構成。文語的語彙を多用する難解な歌詞。「ハードコアパンク」の文脈から逸脱した独特の音楽性

あぶらだこ

ラウドネス/THUNDER IN THE EAST (1985)

元レイジーの高崎晃(g)、樋口宗孝(ds)を中心とするハードロック/ヘヴィメタル・バンド。米国のアトランティック・レコードから発売され全米アルバムチャート74位を記録した5thアルバム。歌詞は英語。プロデュースはマックス・ノーマン(メガデス、オジー・オズボーン他)

THUNDER IN THE EAST

ZELDA/空色帽子の日 (1985)

小嶋さちほ(b)と高橋佐代子(vo)を中心とする女性4人組のニューウェイヴ・バンド。この3rdはとてもいいです。アコースティックな音。高校の演劇部のような観念性と文学趣味。プロデュースは白井良明。「時折の色彩」収録

空色帽子の日

渡辺美里/eyes (1985)

1986年に大ヒット曲「My Revolution」(TVドラマ「セーラー服通り」主題歌)でブレイクした女性ロック歌手の1st。デビュー当時は白井貴子の妹分的な存在だった。後の作品に比べると荒削りな音だが声の若さが捨て難い。少年少女を励まし勇気づけるようなポジティブでパワフルな音。小室哲哉、木根尚登、大江千里、岡村靖幸、白井貴子他豪華作曲陣によるキャッチーな楽曲。「GROWIN' UP」「死んでるみたいに生きたくない」「すべて君のため」「悲しいボーイフレンド」「eyes」収録

eyes

ゴンチチ/Gontiti Recommends Gontiti (1985-1999)

ゴンザレス三上(g)とチチ松村(g)の2人組。2本のアコースティック・ギターを中心とするボサノヴァ/イージーリスニング的なインストゥルメンタル・サウンド。「地球一番快適音楽」(The Most Comfortable Music on Earth)と評される彼等の音楽は、北米・ドイツ・東南アジア等でもアルバムとして発売されており世界的に有名。これは結成25周年を記念してゴンチチ自身が選曲した43曲入りの2枚組ベスト盤。温泉に浸かってまどろんでいるような、ひたすら気持ち良い音。極上のリゾート音楽

Gontiti Recommends Gontiti

戸川純/玉姫様 (1984)

ゲルニカへの参加後、独特の個性と歌唱力でカルト・アイドルとなった頃の1stソロ。アコースティックな音のニューウェイヴ。「諦念プシガンガ」はアンデス民謡のカヴァー。「玉姫様」は細野晴臣作。「昆虫軍」はハルメンズのカヴァー。「蛹化の女」はパッヘルベルの「カノン」が原曲

玉姫様

2005年08月20日

バービーボーイズ/BARBEE BOYS (1984-1990)

1980年代後半のバンドブームの一翼を担ったバンド。近藤敦(vo、sax)と杏子(vo)のハスキーな男女ツインヴォーカル、いまみちともたか(g、作詞作曲)のシャープなカッティング主体のギター。キャッチーな楽曲。「暗闇でDANCE」「翔んでみせろ」は相米慎二監督の映画「台風クラブ」の挿入曲として使用された。主要曲を網羅する2枚組CD

BARBEE BOYS

レベッカ/The Best of Dreams (1984-1989)

女性ボーカリスト、Nokkoのパワフルでエモーショナルなヴォーカルと土橋安騎夫(key)による洋楽のエッセンスを取り入れたポップでキャッチーな楽曲でブレイクし、BOØWYとともに80年代後半のバンドブームの中心となった人気バンド。「VIRGINITY」「FRIENDS」「RASPBERRY DREAM」「MOON」等のシングル曲を中心に初期の代表的な曲を網羅したベスト盤。「LOVE IS CASH」はマドンナの「Material Girl」に似た曲

The Best of Dreams

アースシェイカー/フュージティヴ(逃亡者) (1984)

ラウドネス、44マグナムとならぶ1980年代の国産ハードロック/ヘヴィメタルの代表バンドの一つ。西田"MARCY"昌史(vo)・石原"SHARA"慎一郎(g)を中心とする4人組。メロディアスで歌重視の楽曲が特徴。ヒット曲「MORE」収録の2ndアルバム。歌詞は日本語。プロデュースは音楽評論家の伊藤正則

フュージティヴ(逃亡者)

飯島真理/Rosé (1983)

TVアニメ「超時空要塞マクロス」に主役の歌手リン・ミンメイ役の声優として参加後、国立音大ピアノ科在学中に本作でシンガー/ソングライターとしてデビューし、音楽活動を本格化。矢野顕子を少女趣味にしたような独特な音の1st。プロデュース、アレンジは坂本龍一

Rose

サロン・ミュージック/マイ・ガール・フライデー (1983)

吉田仁(vo、key、g)と竹中仁見(vo、key)の2人組。打ち込みを使用した、ヴァセリンズのようなチープな音のテクノ(?)ポップ。歌詞は英語。1981年に英国でリリースされた1stシングル「Hunting on Paris」、「Muscle Daughter」、「Wrapped up in Duet(デュエットに夢中)」(ホンダCR-X・CF曲。アルバム・ヴァージョン)、「Spending Silent Night」(ホンダバラードCR-X・CF曲)収録の1st

マイ・ガール・フライデー

尾崎豊/十七歳の地図 (1983)

シンガーソングライターの尾崎豊が高校在学中に発表した1stアルバム。ブルース・スプリングスティーン、ジャクソン・ブラウン、浜田省吾に影響を受けたメロディアスで疾走感あふれる音。思春期に特有の焦燥感や鬱屈した感情を歌った歌詞。本作発表後、十代の若者に絶大な支持を得てカリスマ的な存在となった。シングル曲3曲「15の夜」「十七歳の地図」「はじまりさえ歌えない」、バラード曲「I LOVE YOU」「OH MY LITTLE GIRL」他収録

十七歳の地図

安全地帯/コンプリート・ベスト (1982-1993)

玉置浩二(vo)を中心とする5人組の歌謡ロックバンド。井上陽水のバック・バンドを経て1982年にデビュー。1983年に「ワインレッドの心」(サントリー・ワイン「赤玉パンチ」CM曲)のヒットでブレイクした。曲は都会的で大人向けのラヴ・ソングが多い。「ワインレッドの心」、「恋の予感」、「熱視線」、「悲しみにさよなら」、「碧い瞳のエリス」、「夏の終りのハーモニー」(井上陽水との共作)、「Friend」、「好きさ」(TVアニメ「めぞん一刻」OPテーマ曲)、「I Love Youからはじめよう」、「微笑みに乾杯」、「いつも君のそばに」、「あの頃へ」他、1982年から1993年までのヒット・シングル表題曲のオリジナル音源を完全網羅した2枚組CD(全30曲)

コンプリート・ベスト

ゲルニカ/新世紀への運河 (1988) **

再結成時のアルバム。大編成のオーケストラによる演奏を本格導入。これもすごくいいです

新世紀への運河

ゲルニカ/改造への躍動 (1982) **

元8 2/1→ハルメンズの上野耕路(作曲、synths)と女優の戸川純(vo)、イラストレーターの大田螢一(作詞、美術)によるユニット。戦前のモダニズム、未来派等の前衛芸術運動、20世紀の現代音楽、大陸歌謡の影響が色濃いテクノ/ニューウェイヴ。細野晴臣プロデュースの1st

改造への躍動

土屋昌巳/RICE MUSIC (1982) *

1stソロ。サンプラーを使用したパーカッシヴなテクノサウンド。スティーヴ・ジャンセン(ds)、ミック・カーン(b)、ビル・ネルソン(g)、坂本龍一他参加。ジャパンを好む方におすすめ

RICE MUSIC

立花ハジメ/H (1982) *

プラスチックス解散後に細野晴臣・高橋幸宏主宰の「YENレーベル」から出た1stソロ。立花ハジメ(as、g)のアルトサックスを中心にした、奇妙な旋律の前衛インスト・ポップ。鈴木さえ子(ds)、ロビン・トンプソン(ss、bcl)、高橋幸宏(ds)、細野晴臣(b)、坂本龍一(ds、p)他参加。参加メンバーは当時の坂本龍一のライヴバンド「B-2 UNITS」と重なっており、坂本龍一がドラムを叩くなどかなり生楽器志向な音。「H (Theme from Clubfoot)」はClub Foot Orchestraのカヴァー。プロデュースは高橋幸宏

H

ナイアガラ・トライアングル(佐野元春・杉真理・大瀧詠一)/NIAGARA TRIANGLE Vol.2 (1982)

作曲家/シンガー・ソングライター/プロデューサーの大瀧詠一が当時の若手シンガー・ソングライターの佐野元春、杉真理と組んで制作した良質のポップ・アルバム。フィル・スペクターやビートルズの影響が色濃い、メロディー重視の作品。本作に収録の大瀧詠一作曲の5曲は、大瀧が作曲・編曲・プロデュースを手がけた松田聖子のアルバム「風立ちぬ」(1981年)のA面5曲とシンメトリカルな関係にあり、大瀧の傑作ポップ・アルバム「A LONG VACATION」(1981年)の姉妹作のような作風。「A面で恋をして」「ハートじかけのオレンジ」収録

NIAGARA TRIANGLE Vol.2

カシオペア/Mint Jams (1982)

高度な演奏テクニックとポップな音楽性で知られる日本屈指のフュージョン・バンド。名作として名高い7thアルバム。初期の代表曲を新しいアレンジでライヴ演奏した音源にスタジオ・ワークを加えて制作。作曲・編曲は野呂一生(g)。機械のように正確無比な演奏。「朝焼け」「ドミノ・ライン」他収録。音楽誌「アドリブ」と「ジャズライフ」の両誌で1982年度のベスト・アルバムに選ばれた、日本フュージョン史上の傑作

Mint Jams

小泉今日子/KYON3 KOIZUMI THE GREAT 51 (1982-2002)

女優として活躍する元個性派アイドル歌手。正統的アイドル歌謡路線〜「元気印キュート&ポップ」路線を経て80年代終盤以降は近田春夫、小西康陽等の先鋭的なミュージシャン達と組んでの音楽活動を本格化。1999年までのシングル全曲+裏ベストの3枚組。「私の16才」(デビュー曲。森まどか「ねぇ・ねぇ・ねぇ」のリメイク)「素敵なラブリーボーイ」(林寛子のカヴァー)「まっ赤な女の子」「渚のはいから人魚」「なんてったってアイドル」「快盗ルビイ」(大瀧詠一作曲。主演映画の主題歌)「学園天国」(フィンガー5のカヴァー。TVドラマ「愛しあってるかい!」主題歌)「あなたに会えてよかった」(小林武史作曲。TVドラマ「パパとなっちゃん」主題歌)他

KYON3 KOIZUMI THE GREAT 51

中森明菜/SINGLES 27 1982〜1991 (1982-1991)

1980年代に松田聖子と人気を二分したアイドル歌手。ワーナ−在籍時の9年間の全シングルA面を網羅する2枚組ベスト盤。山口百恵的な不良っぽい「ツッパリ」路線、正統的なバラード、大人っぽい歌謡ポップス等々。「スローモーション」「少女A」「1/2の神話」「禁区」「北ウイング」「十戒(1984)」「飾りじゃないのよ涙は」「DESIRE -情熱-」「難破船」他

SINGLES 27 1982〜1991

中島みゆき/寒水魚 (1982)

日本的な情念のようなものをテーマにした独自の作風で息の長い人気を誇るシンガー/ソングライター。1982年に日本で最も売れたLP。「悪女」(アルバム・バージョン)収録

寒水魚

2005年08月18日

チャクラ/さてこそ (1981) *

板倉文(g、作曲)と小川美潮(vo)を中心とするニューウェイヴ・バンド。細野晴臣プロデュース、松武秀樹(当時のYMOのサウンドプログラマー)参加の2nd。日本の民謡や童謡、民族音楽、プログレ、現代音楽、環境音楽等の要素を導入した、オリエンタルかつ実験的な音。1980年代の日本のニューウェイヴ/テクノの傑作の一つ。ボーナストラックの「おはよーみなさん」(未発表曲)はパンキッシュでアヴァンギャルドな曲

さてこそ

INU/メシ喰うな! (1981)

町田町蔵(vo)、北田昌宏(g、perc)を中心とするパンクバンドのメジャー・デビュー盤にして唯一のスタジオ録音盤。北田のプログレ風の技巧的なギター・プレイと町田の饒舌な語り口調のヴォーカル・スタイルが特徴的。良質のロック・アルバム。町田は芥川賞を受賞した作家の町田康としても有名

メシ喰うな!

暗黒大陸じゃがたら/南蛮渡来 (1982)

「暗黒大陸じゃがたら」名義で出たじゃがたらのインディーズでの初アルバム。ホーンセクション(サックス、トロンボーン)、コーラスを導入したファンク/アフロ色の強い音。日本のアングラ・アシッド・ファンクの名盤。名曲「でも・デモ・DEMO」「BABY」「タンゴ」「クニナマシェ」収録。ボーナストラックの「元祖家族百景」と「ウォークマンのテーマ」は当時のデモ用テープ録音

南蛮渡来

じゃがたら/BEST OF JAGATARA 西暦2000年分の反省 (1981-1989)

1980年代に活動したアフロ・ファンクバンド。江戸アケミ(vo)を中心として1979年に結成。初期の頃はパンクの影響が強く、過激なライヴパフォーマンスで有名だったが、ギターでOTO(村田尚紀)が参加した1981年頃からは、パンク/ファンク/アフロ/レゲエ/フォーク/ロックを消化した独自の豊かな音楽性が開花した。インディーズでの初シングル曲「LAST TANGO IN JUKU/HEY SAY!」(オリジナルアルバム未収録)他主要曲全15曲を収録した2枚組のベスト盤

BEST OF JAGATARA 西暦2000年分の反省

ザ・ビートニクス/出口主義/Exitentialism (1981)

YMOの高橋幸宏とムーンライダーズの鈴木慶一が組んだユニット。YMOの「BGM」と「テクノデリック」の間にリリースされた1st。当時のYMO寄りの前衛的で陰鬱なテクノポップ路線の音だが曲はメロディアス。歌詞はフランス語混じりの英語。サムシング・ワンダフル、エイフェックス・ツイン、ビル・ラズウェル等が参加したリミックス盤「Another High Exit」もあります

出口主義/Exitentialism

大瀧詠一/A LONG VACATION (1981) *

フィル・スペクター、ブライアン・ウィルソン等の米国偏執ポップの影響下、メロディアスなポップス性を前面に出し、ロングセラーになった極上のポップ・アルバム。1982年には世界初のCDとして発売された。「君は天然色」「恋するカレン」他収録

A LONG VACATION

寺尾聰/Reflections (1981)

俳優・ミュージシャンの寺尾聰のファースト・アルバム。和製アダルト・コンテンポラリーのヒット作。曲は全部自作。編曲家・キーボード奏者の井上鑑によるフュージョン風のアレンジが聴きどころ。1980年代に日本国内で最も売れたアルバム(164万6千枚)。ヒット曲「ルビーの指輪」「SHADOW CITY」「出航−SASURAI−」収録

Reflections

ザ・スターリン/「虫」 (1983)

遠藤ミチロウ(vo)在籍のパンクバンド。このアルバムはデッド・ケネディーズやディスチャージ等のハードコア・パンクに似た音。「水銀」「アザラシ」「虫」収録

「虫」

ザ・スターリン/スターリニズム (1980-1984)

遠藤ミチロウ(vo)在籍のパンクバンド。初期のアルバム未収録曲を集めた編集盤。フォノシート「電動コケシ/肉」(1980年)の2曲、EP「スターリニズム」(1981年)の全5曲(「豚に真珠」「サル」「コルホーズの玉ネギ畑」「猟奇ハンター」「アーチスト」)、米国でリリースされたオムニバスLP「Welcome to 1984」(1984年)に収録の「Chicken Farm Chicken」、アルバム「Fish Inn」(1984年)の付録フォノシート「バキューム/解剖室」の2曲を収録(全10曲)

スターリニズム

ハルメンズ/ハルメンズの20世紀 (1981)

名曲「母子受精」収録の2nd。戸川純(vo)、野宮真貴(vo)参加。プロデュースは鈴木慶一

ハルメンズの20世紀

ハルメンズ/ハルメンズの近代体操 (1980)

8 2/1、少年ホームランズのメンバーにより結成されたニューウェイヴ・バンド。佐伯健三(vo)、上野耕路(synth、key)他在籍。「昆虫群」「レーダー・マン」「アンドロイドな女」「ボ・ク・ラ パノラマ」収録の傑作1st。プロデュースは鈴木慶一

ハルメンズの近代体操

(Various Artists)/テクノ歌謡 ポリドール編/ハートブレイク太陽族 (1978-1989)

スターボー「ハートブレイク太陽族」、忌野清志郎+坂本龍一「い・け・な・いルージュマジック」、ヴァージンVS「星空サイクリング」(TVアニメ「うる星やつら」EDテーマ)他レア音源多数

テクノ歌謡 ポリドール編/ハートブレイク太陽族

2005年08月17日

(Various Artists)/テクノ歌謡 東芝EMI編/デジタラブ (1980-1986)

フィーバー「デジタラブ」、ポール・ハードキャッスル「19」(小林完吾の日本語バージョン)、坂本龍一「フォト・ムジーク」(NHK-FM「サウンド・ストリート」テーマ曲)他レア音源多数

テクノ歌謡 東芝EMI編/デジタラブ

一風堂/LUNATIC MENU (1980-1982)

土屋昌巳(vo、g)在籍のニューウェイヴ・バンド。ベスト盤。歌謡曲風のキャッチーなメロディー。「すみれSeptember Love」は大ヒット曲。「ブラウン管の告白」は佳曲。「ふたりのシーズン」はゾンビーズのヒット曲のカヴァー

LUNATIC MENU

松田聖子/風立ちぬ (1981)

4作目のアルバム。大瀧詠一が作曲・編曲・プロデュースを手がけたA面5曲は「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」(1982年)に収録の大瀧作曲の5曲とシンメトリカルな関係にあり、大瀧詠一の「A LONG VACATION」(1981年)やナイアガラ・サウンドを好む方におすすめ。シングル曲2曲、「白いパラソル」、「風立ちぬ」(江崎グリコ「ポッキー」CM曲)収録

風立ちぬ

松田聖子/松田聖子全集/Seiko・Box (1980-1985)

ニューミュージック/ポップス系の楽曲(財津和夫、大瀧詠一、松任谷由実、細野晴臣等)によるアイドル歌謡の第一人者。清楚で爽やかなキャラクターと透明感のあるキャンディヴォイス。80年代前半のシングルA面全てとその他の主要曲を網羅する4枚組ベスト盤。「裸足の季節」「青い珊瑚礁」「Only My Love」「チェリーブラッサム」「夏の扉」「白いパラソル」「風立ちぬ」「赤いスイートピー」等初期の曲はおすすめ

松田聖子全集/Seiko・Box

フリクション/FRICTION (1980)

ニューヨークでティーンエイジ・ジーザス・アンド・ザ・ジャークスに参加したレック(b、vo)とコントーションズの初代ドラマーだったチコ・ヒゲ(ds)が帰国後に恒松正敏(g)を加えて結成したパンクバンド。No Waveに似た音。「東京ロッカーズ」の中心バンドの一つ。1stは坂本龍一との共同プロデュース

FRICTION

ヒカシュー/ヒカシュー (1980)

巻上公一の演劇的なヴォーカルをフィーチュアしたテクノポップ/ニューウェイヴ・バンド。「プヨプヨ」、クラフトワーク「The Model」の日本語詞カヴァー収録の1st

ヒカシュー

プラスチックス/オリガト・プラスチコ (1980)

曲の良さでは1stよりもこの2ndの方が上。中西俊夫のボーカルがかっこいい

オリガト・プラスチコ

プラスチックス/ウェルカム・プラスチックス (1980)

中西俊夫(vo、g)、佐藤チカ(vo)、立花ハジメ(g)、佐久間正英(synths)在籍。リズムボックスを使用したチープな音のテクノポップ。歌詞は主に英語。1979年に英国で発売された1stシングル「Copy/Robot」を含む1stアルバム。1980〜1981年には欧米でライヴツアーを行っている

ウェルカム・プラスチックス

喜納昌吉&チャンプルーズ/BLOOD LINE (1980)

沖縄民謡とロックの融合。ライ・クーダー、細野晴臣等参加。アジア諸国で有名な「すべての人の心に花を」のオリジナル曲を収録

BLOOD LINE

横浜銀蝿/THE CRAZY RIDER 横浜銀蝿 ROLLING SPECIAL (1980-1983)

1950年代後半から1960年代前半の米国のオールディーズを基調とする3コードのシンプルなロックンロール。暴走族・ヤンキー・落ちこぼれ高校生等をネタにしたコミカルなコンセプト。18曲収録のベスト盤。「ぶっちぎりRock'n Roll」「ツッパリHigh School Rock'n Roll(登校編)」他

THE CRAZY RIDER 横浜銀蝿 ROLLING SPECIAL

佐野元春/No Damage〜14のありふれたチャイム達 (1980-1983)

シンガー/ソングライターの佐野元春の初期の曲を集めた編集盤。ブルース・スプリングスティーンに似た正統的なロックンロールとキャッチーなソングライティング。都会的で洗練された音。英語まじりの日本語による独自の唱法で和製ロックの一スタイルを確立。「アンジェリーナ」「ガラスのジェネレーション」「SOMEDAY」はポップな佳曲。大滝詠一・杉真理と組んだアルバム「ナイアガラ・トライアングルVol.2」(1982年)から2曲を収録

No Damage

ザ・ルースターズ/THE ROOSTERS (1980)

大江慎也(vo)、花田裕之(vo)を中心とするロックバンド。1stは1960年代の英国のブルース/ビートロックをベースにしたパンク風のストレートなロックンロール。チャンプスの「Tequila」、エディ・コクランの「C'mon Everybody」、ボ・ディドリーの「Mona (I Need You Baby)」のカヴァー収録。1stシングル「ロージー」はスカ・ビートの曲

THE ROOSTERS

高橋幸宏/WHAT, ME WORRY?(ボク、大丈夫!!) (1982)

YMO在籍時に細野晴臣・高橋幸宏主宰の「YENレーベル」から出た4thソロ。前作「NEUROMANTIC」と並ぶ傑作。プロフィット5(シンセ)を駆使したテクノポップだがクリアで力強いヴォーカルによる歌メロが中心になっている。リンドラム(リズムマシン)の音がかっこいい。「It's Gonna Work Out」、「Disposable Love」、坂本龍一作曲の「Flashback」は佳曲。「It's All Too Much」はザ・ビートルズのカヴァー(ジョージ・ハリスン作曲)。ビル・ネルソン(g)、ザイン(ゼイン)・グリフ(b、vo)、トニー・マンスフィールド(vo)、坂本龍一(key)、細野晴臣(b)、大村憲司(g)参加

WHAT, ME WORRY?

高橋幸宏/NEUROMANTIC(ロマン神経症) (1981)

YMO在籍時の3rdソロ。坂本龍一(key)、細野晴臣(key)、大村憲司(g)、ロキシー・ミュージックのアンディ・マッケイ(g)とフィル・マンザネラ(sax)、トニー・マンスフィールド(key、vo)参加。同時期にリリースされたYMOの「BGM」に似た音。ヨーロッパ風の繊細な美意識に貫かれた、叙情的でロマンティックなテクノポップの秀作

NEUROMANTIC(ロマン神経症)

高橋ユキヒロ/音楽殺人 (1980)

YMO在籍時の2ndソロ。坂本龍一、細野晴臣、大村憲司、鮎川誠参加。60年代ポップス風のメロディー。良質のテクノポップ・アルバム。生ドラムがかっこいい。坂本作曲の「School of Thought」、細野作曲の「Blue Colour Worker」など佳曲多数。「スイミングスクールの美人教師」はヴェンチャーズへの提供曲のセルフカヴァー。「Stop in the Name of Love」はシュープリームスのカヴァー

音楽殺人

2005年08月16日

矢野顕子/ごはんができたよ (1980) **

シンガーソングライターの矢野顕子がYMOのワールドツアー(1979-1980年)にキーボード奏者として参加した後に発表した6thソロアルバム。YMOによるテクノポップ・サウンドとニューウェイヴ、ジャズ・ピアノ、日本民謡などを消化した音楽性の高さと柔軟性が魅力。「TONG POO」はYMOのカヴァー。「青い山脈」は服部良一のカヴァー。坂本龍一との共同プロデュース

ごはんができたよ

大貫妙子/Cliché (1982)

6thソロアルバム。ヨーロッパ音楽、シャンソンの影響が色濃いポップ志向の音。初期の傑作。東京・パリ録音。編曲は坂本龍一(YMO)とジャン・ミュージー(フランスの映画音楽作曲家/アレンジャー)。「黒のクレール」(マクセル・カセットテープCM曲)、「ピーターラビットとわたし」収録

Cliche

大貫妙子/ROMANTIQUE (1980)

シュガー・ベイブ時代の曲の再録「蜃気楼の街」を含む4th。ヨーロピアン・テイストあふれる作風の頃。YMO参加の数曲はテクノ風のアレンジ。編曲は坂本龍一・加藤和彦

ROMANTIQUE

ムーンライダーズ/青空百景 (1982)

「マニア・マニエラ」発売中止の半年後に発売されたアルバム。「マニア・マニエラ」よりもポップ志向で明るい音。洗練されたモダンなポップアルバムとして定評のある作品。「くれない埠頭」収録。聴きやすいので初心者にはおすすめ

青空百景

ムーンライダーズ/マニア・マニエラ (1982/1984/1986) *

81-82年に録音されたが前衛的な内容のためレコード会社の意向により発売中止となり、82年にまだ再生機が普及していなかったCDでのみ発売。84年にカセットブック、86年にLP発売。モダニズム、未来派、ロシアン・アヴァンギャルド等に影響された実験的な作品。ローランドのTR-808、MC-4を使ったテクノな音がかっこいいです

マニア・マニエラ

ムーンライダーズ/カメラ=万年筆 (1980)

鈴木慶一在籍の長寿バンド。パンク/ニューウェイヴ色の強いアルバム。曲名は全て映画のタイトル。「第三の男」はアントン・カラスのカヴァー。「太陽の下の18才」はエンニオ・モリコーネのカヴァー

カメラ=万年筆

CHAGE&ASKA/VERY BEST ROLL OVER 20TH (1979-1999)

CHAGE(本名:柴田秀之)と飛鳥涼/ASKA(本名:宮崎重明)の2人のシンガーソングライターによるポップ・デュオ。デビュー当時は演歌フォーク的な作風だったが、その後ポップでメロディアスな作風に変化し、1990年代前半に「SAY YES」「YAH YAH YAH」等の大ヒットで国民的人気デュオとなった。1979年から1999年までの主要曲を収録したベスト・アルバム(2枚組CD)。デビュー曲「ひとり咲き」、「万里の河」、「SAY YES」(TVドラマ「101回目のプロポーズ」主題歌)、「YAH YAH YAH」(TVドラマ「振り返れば奴がいる」主題歌)、「On Your Mark」、「めぐり逢い」(TVドラマ「妹よ」主題歌)他収録。宮崎駿監督、スタジオジブリ制作の「On Your Mark」は、CHAGE&ASKAの同名の曲のプロモーション・フィルムとして制作された短編アニメ映画

VERY BEST ROLL OVER 20TH

(Various Artists)/テクノマジック歌謡曲 (1979-1991)

主に1980年代にリリースされたテクノポップ的な歌謡曲のうち、YMOのメンバーが関わっていない楽曲37曲を収録した2枚組CD(YMOが関わった楽曲は「イエローマジック歌謡曲」の方に収録)。選曲・解説は音楽ライターの田中雄二。榊原郁恵「ROBOT」、フィーバー「デジタラブ」、バラクーダー「あららこらら」、つちやかおり「哀愁のオリエント急行」、高見知佳「くちびるヌード」(資生堂化粧品キャンペーン曲)、TPO「HOSHIMARU音頭」、香坂みゆき「ニュアンスしましょ」(資生堂化粧品キャンペーン曲)など、貴重な音源多数

テクノマジック歌謡曲

(Various Artists)/イエローマジック歌謡曲 (1979-1988)

YMOのメンバー3人(細野晴臣、高橋幸宏、坂本龍一)が作曲・編曲・プロデュース等で関わったテクノポップ的な歌謡曲55曲を収録した3枚組CD。選曲・解説は音楽ライターの田中雄二。マニア向けのレアな発掘音源だけではなく、有名な曲や他のコンピレーションにすでに収録済の曲もあえて収録しており、YMOが関わった歌謡畑のアーティストを総覧するのには便利。矢野顕子「春咲小紅」(カネボウ化粧品キャンペーンソング)、イモ欽トリオ「ハイスクール ララバイ」(TV番組「欽ドン! 良い子悪い子普通の子」から生まれたオリコン1位の大ヒット曲)、伊藤つかさ「恋はルンルン」、酒井司優子「コンピューターおばあちゃん」、山下久美子「赤道小町ドキッ」(カネボウ化粧品キャンペーンソング)、アゴ&キンゾー「哀愁のデスマッチ・ラブ<予告篇>」、スターボー「ハートブレイク太陽族」、柏原よしえ「しあわせ音頭」(沖縄音階を使った盆踊りソング)、コスミック・インベンション「コズミック・サーフィン」(中学生テクノバンドによるYMOのインスト曲のヴォーカル入りカヴァー)、戸川純「玉姫様」、安田成美「風の谷のナウシカ」(アニメ映画「風の谷のナウシカ」イメージソング)、松田聖子「ピンクのモーツァルト」、原田知世「リセエンヌ」、中原香織「銀河鉄道の夜」(アニメ映画「銀河鉄道の夜」イメージソング)、つみきみほ「時代よ変われ」他

イエローマジック歌謡曲

P-MODEL/Perspective (1982)

ゲートエコードラムを使用した攻撃的な音の4th。凝った音響処理。全曲別テイク+未発表インスト2曲収録の「Perspective II」もあります

Perspective

P-MODEL/IN A MODEL ROOM (1979)

平沢進在籍のテクノ・ユニット。キング・クリムゾン系のプログレバンド、マンドレイクが前身。1stはパンクなノリのテクノポップ。XTC来日公演で前座を担当

IN A MODEL ROOM

YMO/テクノデリック (1981) **

サンプリング(当時は最新技術)を多用したアヴァンギャルドでファンキーな音。傑作です。非常におすすめ。「体操」「KEY」収録

テクノデリック

2005年08月15日

YMO/BGM (1981) **

英国ニューウェイヴやブライアン・イーノの作品に影響を受けた、アート志向の強い重厚且つ陰鬱な音。最高傑作だと思います。後のアンビエント・テクノ、ミニマル・テクノ、エレクトロニカを予見した先駆的な作品。イーノやクラフトワークを好むシリアスなテクノファンにおすすめ

BGM

イエロー・マジック・オーケストラ/増殖 (1980)

ラジオ番組「スネークマン・ショー」(伊武雅刀・小林克也・桑原茂一)とのコラボレーションにより制作されたミニ・アルバム。曲間にスネークマン・ショーによるコントが挿入されている。「Nice Age」「Citizens of Science」は高橋幸宏のヴォーカルをフィーチュアしたニューウェイヴなエレクトロ・ポップ。「Tighten Up (Japanese Gentlemen Stand Up Please!)」はソウルグループ、アーチー・ベル&ザ・ドレルズの「Tighten Up」のカヴァー。「Multiplies」はスカ・ビートを導入した曲

増殖

イエロー・マジック・オーケストラ/ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー (1979)

細野晴臣、高橋幸宏、坂本龍一在籍。140万枚を売った通俗テクノポップの大ヒット作。「テクノポリス」「雷電」収録の2nd。「デイ・トリッパー」はビートルズのカヴァー。1979-80年に2度のワールドツアー(欧米)を成功させ世界的な知名度を獲得

ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー

(Various Artists)/東京ニュー・ウェイヴ '79 (1979)

東京ロッカーズ(フリクション、ミラーズ、紅蜥蜴→リザード、S-KEN、Mr.カイト他)に続く日本のパンク/ニューウェイヴ第2世代の5バンド(SEX、自殺、PAIN、8 1/2、BOLSHIE)のライヴ演奏を収録(新宿ライヒ館モレノ)

東京ニュー・ウェイヴ '79

渡辺香津美/KYLYN LIVE (1979)

ジャズ・ギタリストの渡辺香津美を中心とするフュージョン系のセッション・グループ、KYLYNの白熱のライヴ演奏(六本木ピットイン)。坂本龍一(key)、村上"ポンタ"秀一(ds)、小原礼(b)、ペッカー(perc)、向井滋春(tb)、清水靖晃(ts)、本田俊之(as)、矢野顕子(vo、key)参加。変拍子や複合リズムも導入した技巧的でシャープな演奏。アドリブ・ソロも多数。インストゥルメンタル中心だが「在広東少年」「I'll Be There」など3曲で矢野のヴォーカルが聴ける

KYLYN LIVE

竹内まりや/Impressions (1984-1994)

シンガーソングライターとしての竹内まりやの初期の代表作を収録したベスト・アルバム。350万枚を超える売上を記録した大ヒット作。1984年のムーン・レーベル移籍後から1992年までのアルバム3枚からの選曲が中心。プロデュースは山下達郎。「もう一度」(TVドラマ「くれない族の反乱」主題歌)、「恋の嵐」(TVドラマ「隣の女」主題歌)、「マンハッタン・キス」(映画「マンハッタン・キス」主題歌)、「家に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)」(TVドラマ「木曜日の食卓」主題歌)、「純愛ラプソディ」(TVドラマ「出逢った頃の君でいて」主題歌)他。「シングル・アゲイン」と「告白」は日本TV系「火曜サスペンス劇場」のテーマ曲。「けんかをやめて」は河合奈保子、「元気を出して」は薬師丸ひろ子、「駅」は中森明菜、「リンダ」はアン・ルイスへの提供曲のセルフ・カヴァー

Impressions

竹内まりや/BEST PACK (1978-1981)

歌手の竹内まりやの初期作品(RCAレーベル在籍時代)を集めたベスト盤。1960年代の洋楽(欧米)ポップスをルーツとする都会的で洗練された音。デビュー直後はアイドルっぽいポップ歌手のような存在だったが、1980年頃からはシンガーソングライターとして多くの楽曲を自作。「ドリーム・オブ・ユー 〜レモンライムの青い風〜」「September」「不思議なピーチパイ」他佳曲多数

BEST PACK

近田春夫&ハルヲフォン/電撃的東京 (1978)

3rdアルバム。近田春夫(key、vo)の歌謡曲への偏愛をストレートに表現した作品。オリジナル曲の「恋のT.P.O.」(アルバム・ヴァージョン)以外はすべて歌謡曲(作曲は筒美京平、都倉俊一、加瀬邦彦他)をグラムロック/パンク風のアレンジでカヴァーしたもの。「ついておいで」はシャープホークス、「恋の弱味」は郷ひろみ、「東京物語」は森進一、「きりきり舞い」は山本リンダ、「真夜中のエンジェル・ベイビー」は平山三紀、「ラストショー」はジャニーズ・ジュニア・スペシャル、「でさのよツイスト」はスリー・ファンキーズ、「情熱の砂漠」はザ・ピーナッツ、「気になるお前」は沢田研二、「ブルドッグ」はフォーリーブス、「人間狩り」はピーターのカヴァー

電撃的東京

南佳孝/サウス・オブ・ザ・ボーダー (1978)

作曲家としても活躍するシンガー/ソングライター。3rd。「シティ・ポップ」の名盤。サンバ、ボサノヴァを導入した、ラテン風味のリゾート・ミュージック的な作品。大人っぽくて都会的で洗練された音。坂本龍一全面参加(演奏・編曲・サウンドプロデュース)

サウス・オブ・ザ・ボーダー

坂本龍一/未来派野郎 (1986)

イタリア未来派(マリネッティ、ルッソロ)をモチーフにしたアヴァンギャルドなポップ・アルバム。デジタルシンセのDX-7とフェアライト(サンプラー)を全面的に使用。アート・オブ・ノイズやインダストリアル・テクノに似た攻撃的で人工的なビート。メイシオ・パーカーJr.(as)、バーナード・ファウラー(vo)、パール兄弟の窪田晴男(g)、吉田美奈子(vo)、かの香織(vo)他参加

未来派野郎

坂本龍一/音楽図鑑 (1984)

YMO散開後の第一弾ソロアルバム。フュージョン/イージーリスニングのような、ポップで落ちつきのある音。フェアライト(サンプラー)を全面的に導入。聴きやすいので初心者にはおすすめ。英国盤「Illustrated Musical Enyclopedia」はシングル曲の「フィールドワーク」(トーマス・ドルビーとの共作)や「ステッピン・イントゥ・エイジア」を加えた編集盤で、オリジナルの日本盤とは収録曲が違う

音楽図鑑

坂本龍一/左うでの夢 (1981)

YMO在籍時の3rdソロアルバム。生演奏と打ち込みシンセを融合させた独特の音。アジア/アフリカの民族音楽のようなドラムとパーカッションが印象的。シンプルでポップなメロディー。全10曲中6曲が坂本自身のヴォーカル入り。エイドリアン・ブリュー(g)参加。ロビン・スコット(M)との共同プロデュース

左うでの夢

2005年08月14日

坂本龍一/B-2 UNIT (1980) **

YMO在籍時の実験的なソロアルバム。ダブ的な手法によるアブストラクトな音。XTCのアンディ・パートリッジ(g)参加。エンジニアはデニス・ボーヴェル他

B-2 UNIT

坂本龍一&カクトウギ・セッション/サマー・ナーヴス (1979)

ジャズ・ギタリストの渡辺香津美を中心とするセッション・グループ、KYLYNのメンバーの他、豪華メンバー多数参加のフュージョン風スタジオ・レコーディング・セッション。坂本龍一(key、synths、vo)、小原礼(b)、高橋ユキヒロ(ds)、鈴木茂(g)、大村憲司(g)、渡辺香津美(g)、ペッカー(perc)、浜口茂外也(perc)、矢野顕子(vo)他。プロレスファンにはおなじみの「カクトウギのテーマ」、矢野作曲の「Sleep on My Baby」収録

サマー・ナーヴス

坂本龍一/千のナイフ (1978) **

YMO結成直前にリリースされた1stソロ。クセナキス等の現代音楽の影響が色濃いテクノ。日本テクノの黎明期の記録

千のナイフ

サザンオールスターズ/海のYeah!! (1978-1998)

桑田佳祐(vo、g、作詞作曲)を中心とする長寿バンド。洋楽・邦楽を消化した独自の歌謡ロックでヒット曲を量産し、国民的バンドの地位を確立。大衆的でキャッチーな曲多数。意味よりも語感優先の歌詞を英語まがいの発音と巻き舌で歌うしゃがれ声のヴォーカル。「勝手にシンドバッド」、名バラード「いとしのエリー」、「匂艶THE NIGHT CLUB」、「真夏の果実」、「エロティカ・セブン EROTICA SEVEN」他、98年までの代表曲を網羅する2枚組ベスト盤

海のYeah!!

松任谷由実/Neue Musik (1978-1998)

「ニューミュージック」と呼ばれた70年代以降の和製ポップスの大御所。ファン選曲による2枚組ベスト盤。「守ってあげたい」(映画「ねらわれた学園」主題歌)「BLIZZARD」「サーフ天国、スキー天国」「DESTINY」「リフレインが叫んでる」「春よ、来い」(NHK連続TVドラマ主題歌)「シンデレラ・エクスプレス」(JR東海イメージソング)他

Neue Musik

プリズム/PRISM (1977)

和田アキラ(g)を中心とする日本初の本格的なフュージョン・バンド。元四人囃子の森園勝敏(g)在籍時の1st。ベース・ドラム・ギター2本・キーボード2台によるインストゥルメンタル。演奏テクニックと曲の構成力が凄い。J-フュージョンの古典的名盤

PRISM

ゴダイゴ/ゴダイゴ・グレイト・ベスト1 〜日本語バージョン〜 (1976-1982)

1970年代後半に国民的な人気を誇ったポップ志向のロックバンド。メンバーは3人の日本人、ミッキー吉野(key、作曲、元ゴールデン・カップス)、タケカワ・ユキヒデ(vo、作曲)、浅野孝己(g)と2人のアメリカ人、スティーヴ・フォックス(b)とトミー・スナイダー(ds)。ビートルズ/ポール・マッカートニー直系のキャッチーなメロディー。オリジナルの歌詞はすべて英語(一部のシングル曲は日本語版もあり)。ヒット曲はCMタイアップ曲やTV番組・映画の主題歌など多数。「僕のサラダ・ガール」(カネボウ化粧品CM曲)、「モンキー・マジック」(TVドラマ「西遊記」オープニング曲)、「ガンダーラ」(「西遊記」エンディング曲)、「ビューティフル・ネーム」(1979年「国際児童年」キャンペーンソング)、「銀河鉄道999」(アニメ映画「銀河鉄道999」主題歌)他の代表曲16曲の日本語版を収録したベスト盤(「僕のサラダ・ガール」、「モンキー・マジック」は英語版のみのため英語版を収録)。この「ベスト1」の収録曲のオリジナルの英語版を収録した「ゴダイゴ・グレイト・ベスト2 〜英語バージョン」もあります

ゴダイゴ・グレイト・ベスト1 〜日本語バージョン〜

山下達郎/TREASURES (1983-1995)

1983年のムーン・レコードへの移籍後から1995年までの主にシングル曲を中心とするベスト盤。「RIDE ON TIME」以来8年ぶりのベスト10ヒット曲「ゲット・バック・イン・ラブ」(TVドラマ「海岸物語」主題歌)、クリスマスの定番曲となった大ヒット曲「クリスマス・イブ」(JR東海クリスマスキャンペーンソング)のほか、「高気圧ガール」(ANA沖縄キャンペーンソング)、「世界の果てまで」(TVドラマ「ベスト・フレンド」主題歌)、「蒼氓」など佳曲多数。「クリスマス・イブ」の間奏のコーラス・メロディーはパッヘルベルの「カノン」の引用。「鉄腕アトム」をモチーフにした曲「アトムの子」はマンガ家の手塚治虫へのトリビュート・ソング

TREASURES

山下達郎/GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA (1976-1982)

シュガー・ベイブ解散後ソロ・アーティストとなったシンガーソングライター・作曲家・アレンジャー・音楽プロデューサーの山下達郎のRCA・AIRレーベル在籍時代(1976-82年)の自選ベスト盤。R&B、ソウル、ファンク等の米国音楽をベースにした良質の楽曲多数。最初のヒット曲「RIDE ON TIME」(オリジナル・シングル・ヴァージョン)、名バラード「潮騒」他収録

GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA

RCサクセション/RHAPSODY (1980)

元古井戸の仲井戸麗市(g)加入後、ロックバンドとして再生し、ライヴハウスで人気が出始めた頃のライヴ盤(久保講堂)。「雨あがりの夜空に」収録

RHAPSODY

RCサクセション/シングル・マン (1976/1980)

結成当初は忌野清志郎(vo)中心のフォーク・グループ。1970年代のソウル/R&Bの影響下、独自のスタイルに転換しはじめた頃のアルバム(3rd)。清志郎の搾り出すような独特の唱法がすでに確立されている。米国のファンク・バンド、タワー・オブ・パワー参加。発売当時はまったく売れず廃盤となったがその後1980年に公式再発。名曲「スローバラード」収録

シングル・マン

細野晴臣/S-F-X (1984)

YMO散開後に「ノンスタンダード」レーベルから発売された6曲入りソロアルバム。デジタルシンセのDX-7、イミュレーター、リンドラム(リズムマシン)を使用した、ヒップホップ/アンビエント風のテクノ。YMOのテクノポップを発展させた先進的な音。「BODY SNATCHERS」収録

S-F-X

細野晴臣/泰安洋行 (1976)

3rdソロアルバム。通称「ボン・ボヤージュ」。ニューオリンズR&B、沖縄民謡、カリプソ等々。エキゾチックでトロピカルな無国籍音楽の傑作

泰安洋行

ピンク・レディー/TWIN BEST ピンク・レディー (1976-1981/1993)

ミー(本名:根本美鶴代)とケイ(本名:増田啓子)がTVのオーディション番組「スター誕生!」出場を経て結成したポップ・デュオ。都倉俊一(作曲)・阿久悠(作詞)によるフックの効いたキャッチーな楽曲とユニークな振り付けが全国的に大ブレイクし、国民的アイドルとなった。「ペッパー警部」「S・O・S」「カルメン'77」「渚のシンドバッド」「ウォンテッド(指名手配)」「UFO」「サウスポー」「モンスター」「透明人間」「カメレオン・アーミー」等、81年の解散までのシングルA面全曲とその他の主要曲を網羅する2枚組CD。CMソングのメドレー(牛乳石鹸のシャワラン・ビューティー、日清焼きそばUFO他)も収録。「Kiss in the Dark」は、アメリカの音楽誌、ビルボードのチャートで37位にランクインした英詞ディスコ・ポップ(マイケル・ロイド作)

TWIN BEST ピンク・レディー

岩崎宏美/ベストセレクション (1975-1992)

1970年代後半〜1080年代前半に国民的人気歌手となった女性ヴォーカリスト。伸びやかな歌声と高い歌唱力。楽曲は日本の歌謡曲の典型的なスタイル。阿久悠作詞・筒美京平作曲の初期シングル曲はキャッチーでおすすめ。「二重唱(デュエット)」、「ロマンス」、「センチメンタル」、「ファンタジー」、「未来」、「熱帯魚」、「思秋期」、「二十才前」、「シンデレラ・ハネムーン」、「スローな愛がいいわ」他、1992年までの主なシングル曲を収録した2枚組CD。「聖母(マドンナ)たちのララバイ」はNTV系「火曜サスペンス劇場」主題歌。「銀河伝説」はアニメ映画「ヤマトよ永遠に」の主題歌。「愛を+(プラス)ワン」はTVアニメ「ママは小学4年生」OPテーマ

ベストセレクション

ルージュ/ザ・ベスト・オブ・ルージュ (1975)

阿部卓也(vo)、尾塩雅一(g)を中心とする5人組。ローリング・ストーンズに影響されたロックンロールバンド。加藤和彦がプロデュースした唯一のスタジオ録音盤。ニューヨーク・ドールズに似たキッチュなグラムロック風の音。ドールズが好きな人にはおすすめ

ザ・ベスト・オブ・ルージュ

サンハウス/有頂天 (1975)

菊/柴山俊之(vo)と鮎川誠(g)を中心とする5人組。「めんたいビート」と呼ばれた博多出身のロックバンドの元祖。1st。ブルースっぽいストレートなロックンロール。鮎川のソリッドなギターがかっこいい。「レモンティー」はロックンロールのスタンダード曲「The Train Kept A Rollin'」(タイニー・ブラッドショウのジャンプ・ブルースが原曲)の改作

有頂天

鈴木茂/BAND WAGON (1975)

元はっぴいえんどの鈴木茂(g、vo)の1stソロ。元サンタナ・バンドのダグ・ローチ(b)、元スライ&ザ・ファミリーストーンのグレッグ・エリコ(ds)、タワー・オブ・パワーのデヴィッド・ガリバルディ(ds)、リトル・フィートのビル・ペイン(key)、リッチー・ヘイワード(ds)、ケニー・グラッドニー(b)、サム・クレイトン(conga)参加。ベイエリア・ファンク・サウンドをバックに鈴木茂のスライドギターと日本語詞ヴォーカルが歌いまくる1枚

BAND WAGON

シュガー・ベイブ/SONGS (1975)

山下達郎(vo、g、key)、大貫妙子(vo、key)が在籍していた伝説的なバンドの唯一のアルバム。アメリカン・ポップの影響が色濃いメロディアスな音。コーラス・ワークが絶妙。プロデュースは大瀧詠一・山下達郎。山下の曲のレベルが高い。「DOWN TOWN」収録

SONGS

小坂忠/HORO (1975)

フローラル、エイプリル・フールに在籍していたシンガー/ソングライター。最高傑作の呼び声が高い一枚。和製ブラコンの元祖的なR&B風の曲あり。細野晴臣との共同プロデュース。「機関車」は名曲

HORO

カルメン・マキ&OZ/カルメン・マキ&OZ (1975)

「時には母のない子のように」のヒット曲で知られる女性歌手のカルメン・マキが春日博文(g)等と結成したロックバンドの1stアルバム。ジャニス・ジョプリンに影響された入魂のヴォーカル。ハード・ロック/プログレ的なドラマティックな音。日本初の本格的な女性ロックヴォーカルのアルバムとして定評のある作品。演歌ロック風のシングル曲「午前1時のスケッチ」、名曲「私は風」他収録

カルメン・マキ&OZ

憂歌団/GOLDEN☆BEST Complete Best 1974-1997 (1974-1997)

内田勘太郎(g)と木村秀勝(vo、g)を中心とするアコースティック・ブルースバンド、憂歌団のベスト盤。デビュー曲「おそうじオバチャン」他、在籍レコード会社3社(トリオレコード/フォーライフレコード/ワーナーミュージック)からリリースされた代表的な録音35曲を収録した2枚組CD。「サマータイム」はジョージ・ガーシュウィンのカヴァー。「イフ・アイ・ディドゥント・ラブ・ユー」はリル・グリーンのカヴァー(ジョー・マッコイ作曲)。「ALL OF ME」はジェラルド・マークスが1931年に作曲したスタンダード曲のカヴァー。「スティーリン」はガス・キャノンのカヴァー。「渚のボード・ウォーク」はザ・ドリフターズの1964年の全米No.1ヒット曲「Under the Boardwalk」のカヴァー。「嘘は罪」はビリー・メイヒューが1936年に作曲したスタンダード曲「It's a Sin to Tell a Lie」のカヴァー。「心はいつも上天気」はアーサー・ジョンストンが1936年に作曲したスタンダード曲「Pennies from Heaven」のカヴァー。「SLOW BOAT TO CHINA」はフランク・レッサーが1948年に作曲したスタンダード曲「On a Slow Boat to China」のカヴァー。「君といつまでも(ステイ・ウィズ・ユー・フォーエバー)」は加山雄三のカヴァー。「ファンキー・モンキ・ベイビー」はキャロルのカヴァー

GOLDEN☆BEST Complete Best 1974-1997

太田裕美/GOLDEN☆BEST コンプリート・シングル・コレクション (1974-2001)

1974年にピアノの弾き語り曲「雨だれ」でデビューした女性シンガー・ソングライター。初期は松本隆(作詞)・筒見京平(作曲)が手がけたフォーク〜ニューミュージック寄りの歌謡曲が多かったが、1980年代前半はテクノポップ〜ニューウェイヴに接近した曲もあり。2001年までの全シングル曲を収録したベスト盤(2枚組CD)。「木綿のハンカチーフ 」「赤いハイヒール」「しあわせ未満」「九月の雨」他ヒット曲多数。大瀧詠一作曲の「さらばシベリア鉄道」は名曲。「恋人たちの祈り(GET AWAY)」はゴスペラーズとの共作。「風をあつめて」ははっぴいえんどのカヴァー。「キャンディー」は原田真二のカヴァー

Golden Best: Complete Singles Collection

中山ラビ/ひらひら (1974)

ボブ・ディランの影響が強い女性シンガー・ソングライター。名盤として名高い2ndアルバム。飾り気のない自然体ヴォーカルと簡素なバンド演奏によるフォーク・ロック風の音。乱魔堂の洪栄龍(g)、安田裕美(g、arr)、元ジャックスの木田高介(el-p、fl、synths)他参加

ひらひら

マジカル・パワー・マコ/マジカル・パワー (1974)

マジカル・パワー・マコ(本名:栗田誠)が18歳のときに制作した1st。ミュージック・コンクリートの手法(テープ・レコーダーを使用した多重録音)による、現代音楽風の奇抜でアヴァンギャルドな音宇宙。猫の鳴き声や津軽三味線、津軽弁の語り、祭り囃子、叙情派フォーク調の曲等々。灰野敬二(vo)参加。日本のプログレッシヴ・ロックの名盤の一つ。現代音楽の作曲家、武満徹が「音楽に存在するみせかけの階級区分を打ち砕く美しい石」と評した一枚

Magical Power

四人囃子/一触即発 (1974)

日本のプログレッシヴ・ロックの名盤。メンバーは森園勝敏(g、vo)、中村真一(b) 、岡井大二(ds)、坂下秀実(key)の四人。ピンク・フロイド等に影響された繊細で叙情的な音。佐久間正英(b)加入後のシングル「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」(76年)も追加収録

一触即発

サディスティック・ミカ・バンド/黒船 (1974)

加藤和彦(vo、g)、高中正義(g)、高橋幸宏(ds)他在籍のポップでファンキーなバンド。クリス・トーマス・プロデュースの2nd。「タイムマシンにおねがい」収録。1975年にはロキシー・ミュージックと共に英国ツアーを敢行

黒船

2005年08月13日

外道/ベスト外道 (1973-1980)

加納秀人(g、vo)を中心とするスリーピースのロックバンド。日本のロックの草分け的なバンドの一つ。1974〜75年のライヴ音源を中心とする初期の録音を集めたベスト盤。ハードロック、グラムロックをベースにしたR&R。シンプルかつリズミカルなギター・リフ。クリームのようなブルースロック、プログレ風、ポップソングやダンスナンバーなど多彩な曲調。1973年のデビュー曲「にっぽん讃歌」他の代表曲をライヴ音源を中心に18曲収録

ベスト外道

オフコース/TWIN BEST (1973-1982)

1970年のデビュー当時は小田和正(vo、key)・鈴木康博(vo、g)を中心とするフォーク・グループだったが、その後バンド編成となり、1970年代後半〜1980年代に国民的人気バンドの地位を確立。小田和正の澄んだハイトーン・ヴォーカルとソフトロックのようなコーラス・ハーモニーが特徴の清涼感あふれる音。「さよなら」「愛を止めないで」「Yes-No」「I LOVE YOU」等、1982年の活動休止までの大ヒット曲とその他の代表曲を収録した2枚組のベスト盤(全30曲)

TWIN BEST

キャンディーズ/ゴールデン☆ベスト (1973-1978/1989/1998)

伊藤蘭(ラン)、田中好子(スー)、藤村美樹(ミキ)の3人組アイドル・コーラスグループ。渡辺プロの東京音楽学院〜スクールメイツのメンバーを経て73年に歌手デビュー。洋楽ポップスに影響された良質の楽曲と甘酸っぱい歌詞、爽やかで明朗快活なキャラクターでヒット曲を連発。「あなたに夢中」「危い土曜日」「年下の男の子」「ハートのエースが出てこない」「春一番」「やさしい悪魔」「微笑がえし」他シングルA面全曲とその他の主要曲を網羅する2枚組CD。作曲は穂口雄右他。「ラッキーチャンスを逃がさないで」はTV番組「プロポーズ大作戦」のエンディングテーマ。「Candies Beats (Extended Version)」は「Candy Pop Posse」(キャンディ・ポップ・ポッシュ)名義で出たハウスリミックス盤(松浦雅也プロデュース)に収録のメドレー

ゴールデン☆ベスト

吉田美奈子/扉の冬 (1973)

女性シンガー・ソングライターの吉田美奈子のソロ・デビュー盤。ローラ・ニーロによく似た音。伸びやかで透明感のあるヴォーカル。バックの演奏は松任谷正隆(key)・林立夫(ds)・鈴木茂(g)・細野晴臣(b)の4人からなる演奏家集団、キャラメル・ママ

扉の冬

はちみつぱい/センチメンタル通り (1973)

はっぴいえんどと並ぶ日本語ロックの草分け。鈴木慶一(vo)を中心とするムーンライダーズの前身バンドの唯一のスタジオ録音。ザ・バンド等に影響されたメロディアスでアコースティックな音。名盤です

センチメンタル通り

村八分/ライブ (1973)

元ザ・ダイナマイツ(GS)の山口富士夫(g)とチャー坊/柴田和志(vo)が裸のラリーズを経て結成したロックバンド。唯一の正式アルバムであるライヴ盤(京大西部講堂)。ガレージパンクのような音のブルースっぽいR&R

ライブ

山口百恵/GOLDEN☆BEST PLAYBACK MOMOE part 2 (1973-1982/1994)

1970年代のトップアイドル歌手。TVのオーディション番組「スター誕生!」出場を経て1973年に歌手デビュー。デビュー当時は同番組出身の森昌子、桜田淳子とともに「花の中三トリオ」と呼ばれていた。千家和也(作詞)・都倉俊一(作曲)による初期のキャッチーな「青い性」路線(「としごろ」「青い果実」「禁じられた遊び」「ひと夏の経験」「夏ひらく青春」等)を経て、谷村新司、さだまさし等が楽曲を提供したニューミュージック〜フォーキー路線(「秋桜」「いい日旅立ち」等)と阿木耀子(作詞)・宇崎竜童(作曲)による大人っぽい「女の情念」路線(「横須賀ストーリー」「プレイバックpart2」等)でヒット曲を量産。デビューから1980年の引退までのあいだのシングルA面を完全網羅したLP3枚組のベスト盤「THE BEST PLAYBACK MOMOE」(82年)を復刻した2枚組CD。ただし「謝肉祭」は収録されていない。1994年にシングル発売されたリメイク版「惜春通り」を追加収録

GOLDEN☆BEST PLAYBACK MOMOE part 2

フィンガー5/ゴールデン☆ベスト (1973-1978)

沖縄出身の玉元兄弟による5人組のティーンエイジ・アイドルグループ、フィンガー5のベスト盤。アメリカン・ポップス、ソウル、ソフトロック等の影響を強く受けた洋楽志向の音。「個人授業」(オリコン1位)、「恋のダイヤル6700」(1位)、「学園天国」(2位)は有名なヒット曲。楽曲提供は都倉俊一、井上忠夫他。1973年から1978年にかけてフィリップス、ポリドールの両社で発表したシングルA面曲全曲(クリスマス・シングルは除く。「上級生/恋の大予言」は途中でA・B面が入れ替わったため両方収録)と「個人授業」「恋のダイヤル6700」「学園天国」のカラオケ3曲を収録

ゴールデン☆ベスト

チューリップ/2000 millennium BEST チューリップ・ベスト (1972-1984)

財津和夫(vo、g)を中心とするフォークロック/ポップ・グループ。ビートルズ/ポール・マッカートニー直系の甘いメロディーとソフトロックのようなコーラス・ハーモニー。ニューミュージックと呼ばれた1970年代の和製ポップスのなかでは比較的洋楽志向の音。大ヒット曲「心の旅」、「銀の指輪」、「サボテンの花」、「虹とスニーカーの頃」などの東芝EMI在籍時代の代表曲15曲を収録した編集盤

2000 millennium BEST チューリップ・ベスト

キャロル/The★Best (1972-1975)

矢沢永吉(vo、b)、ジョニー大倉(g、vo)を中心とする4人組ロックンロールバンド。1972年にミッキー・カーティスのプロデュースによるシングル「ルイジアンナ」でデビュー。英語派(内田裕也)と日本語派(はっぴいえんど)に分裂していた1970年代前半の日本のロックシーンにおいて、大ヒット曲「ファンキー・モンキー・ベイビー」等の日本語歌謡ロックにより、大衆レベルで国産ロックンロールのアイデンティティを確立。オリジナルアルバム未収録曲5曲を含む代表曲完全網羅の25曲入りベスト盤

The★Best

井上陽水/氷の世界 (1973)

日本レコード史上初の100万枚を超えるミリオンセラーとなったアルバム。「氷の世界」「心もよう」、忌野清志郎との共作「帰れない二人」収録。「自己嫌悪」はポリドールの再発盤CD(1996年版)には収録されていない(歌詞の問題でポリドールが自主規制したため)

氷の世界

井上陽水/GOLDEN BEST (1972-1998)

独特のメロディアスな音楽性と歌唱力で息の長い人気を誇るシンガー/ソングライター。「傘がない」「氷の世界」「夢の中へ」「リバーサイドホテル」他、フォーク〜ニューミュージック〜Jポップの各時代の主要曲を網羅する2枚組ベスト盤

GOLDEN BEST

頭脳警察/頭脳警察1 (1972/1975/2001)

パンタ(vo、g)とトシ(perc)の2人編成時にライヴ録音された1st(1972年、京都府立体育館)。新左翼過激派シンパの頃のアジテーション色の強いロック。歌詞の問題等でレコード会社が自主規制し発売中止となり、75年に自主制作盤として限定発売。その後2001年に公式発売。いわゆる「革命三部作」(共産主義者同盟赤軍派の宣言文を絶叫する「世界革命戦争宣言」、ブレヒトの詩を翻案した「赤軍兵士の詩」、「銃をとれ」の3曲)を収録。ヘッセの詩を翻案した「さようなら世界夫人よ」はメロディーが美しい佳曲

頭脳警察1

あがた森魚/乙女の儚夢 (1972)

1st。大正浪漫と大道芸を題材にしたノスタルジックなフォーク。早川義夫の影響大。ヒット曲「赤色エレジー」は林静一の同名のマンガがモチーフ

乙女の儚夢

三上寛/ひらく夢などあるじゃなし (1972)

後のパンクにも通じる過激な音楽性のフォークシンガー。都会的で軟弱なフォークに対するアンチテーゼ。藤圭子のヒット曲「圭子の夢は夜ひらく」の「怨歌」バージョン収録

ひらく夢などあるじゃなし

2005年08月11日

泉谷しげる/春夏秋冬 (1972)

性格俳優としての認知度も高いフォークシンガー。加藤和彦プロデュースの2nd。初期の出世作。激しくかき鳴らすアコースティック・ギターと叫ぶようなぶっきらぼうな唱法

春夏秋冬

友部正人/にんじん (1973)

初期の名盤として名高い2nd。トーキング・ブルース/バラード調の弾き語り。ヴォーカル、ギター、ハーモニカのみのシンプルな音。音楽的にはボブ・ディランの直系。シングル曲「一本道」は名曲

にんじん

友部正人/大阪へやって来た (1972)

詩人としての活動歴もあるフォークシンガー。URCから出た1st。ボブ・ディランの影響を強く受けた、繊細で滋味あふれる音。タイトル曲はトーキング・ブルース調の曲

大阪へやって来た

金延幸子/み空 (1972)

日本の女性シンガーソングライターの古典的名盤。細野晴臣全面参加(b、p、g、アレンジ他)の1st。アコースティック・ギターによる弾き語り。シンプルで清涼感あふれる音。ジョニ・ミッチェルのようなフォーキーでメロディアスな作風。大瀧詠一作曲のシングル曲「空はふきげん」収録

み空

吉田拓郎/元気です。 (1972)

1970年代前半に当時はまだマイナー/アングラだったフォークソングを大衆音楽としての「ニュー・ミュージック」へと昇華させ、その後の日本の大衆音楽に多大な影響を与えたシンガー/ソングライター。アルバム・チャート1位を13週独占した本作は初期の代表作。フォーク、ロック、カントリー、ブルース等をベースにしたポップで柔軟な音楽性。「旅の宿」(アルバム・ヴァージョン)収録

元気です。

2005年08月10日

休みの国/休みの国 (1972年盤) (1972)

シンガーソングライターの高橋照幸(vo、g)の個人バンド。結成当初の1960年代末から1970年代初頭にかけては、早川義夫を除く後期ジャックスのメンバー〜谷野ひとし(b)・つのだひろ(ds)・木田高介(fl、vib、sax、tp、key)〜がバックの演奏に参加していた。このアルバムは、1969年に「岡林信康リサイタル」とのカップリングでURC会員配布限定盤としてリリースされた1stアルバム「休みの国」(ディレクターは早川義夫)からの7曲に、1972年に制作された(が、発売されなかった)2ndアルバム「FY FAN」からの5曲を加え、URCが1972年に1枚のアルバムとしてリリースしたもの。虚無感を湛えたサイケ/アシッドなフォーク・ロック。ジャックスを好む方におすすめ。「第5氷河期」「追放の歌」「悪魔巣取金愚」「マリー・ジェーン」収録

休みの国 (1972年盤)

かぐや姫/forever (1971-1974)

南こうせつ(g、vo)、伊勢正三(g、vo)、山田パンダ(b、vo)の3人組フォーク・グループ。いわゆる「四畳半フォーク」の大ヒット曲「神田川」、「22才の別れ」、「なごり雪」等の代表曲を収録した2枚組ベスト盤

forever

沢田研二/Julie Special 〜沢田研二 A面コレクション〜 (1971-1994)

タイガース解散後の1971年にソロ歌手としてデビュー後、GS直系の歌謡ロック路線で歌謡界に君臨。1985年までのシングルA面完全収録の3枚組。「危険なふたり」「勝手にしやがれ」他ヒット曲多数。「TOKIO」はYMOの「テクノポリス」にインスパイアされたテクノポップ寄りの曲。バックバンド、EXOTICSを率いた1980年代前半は「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」「6番目のユ・ウ・ウ・ツ」など英国ニューウェイヴに接近した曲あり。「晴れのちBLUE BOY」はアダム・アンド・ジ・アンツにそっくりのジャングルビート歌謡

Julie Special 〜沢田研二 A面コレクション〜

2005年08月09日

南沙織/GOLDEN☆BEST 筒美京平を歌う (1971-1994)

米国の施政権下の沖縄で生まれ、1971年に来日しアイドル歌手としてデビュー。洋楽ポップスに影響された筒美京平の楽曲とCBSソニーレコードの酒井政利のプロデュースによりヒット曲を量産。その後の日本のアイドル歌謡〜Jポップへの影響は大。デビュー曲「17才」他筒美京平作曲のシングルAB面完全収録の2枚組

GOLDEN☆BEST 筒美京平を歌う

2005年08月08日

加川良/教訓 (1971)

URC(アングラ・レコード・クラブ)勤務、フォーク・シンガー高田渡のマネージャーを経てソロデビューしたシンガー/ソングライター。「教訓I」、アメリカ民謡の日本語詞カヴァー3曲収録の1st。米国のカントリー/ブルース(ミシシッピ・ジョン・ハート)、トラッドフォーク(ランブリン・ジャック・エリオット)の影響が色濃い音。高田渡、早川義夫、はっぴいえんど(大瀧詠一、鈴木茂、細野晴臣、松本隆)、あがた森魚、鈴木慶一他参加。日本のフォークの名盤の一つ

教訓

2005年08月07日

フラワー・トラヴェリン・バンド/SATORI (1971)

ジョー山中(vo)在籍のハードロックバンド。米国、カナダでもリリースされ、カナダのアルバムチャートでは8位になった2ndアルバム。レッド・ゼッペリンやブラック・サバスのような英国ハード・ロック的な音。東洋的なメロディー。歌詞は英語。プロデュースは内田裕也と折田育造

SATORI

はっぴいえんど/風街ろまん (1971) *

日本語によるロックの開拓者。大瀧詠一(vo)、鈴木茂(g)、細野晴臣(b)、松本隆(ds)在籍。バッファロー・スプリングフィールド、モビー・グレイプ等の米西海岸ロックと日本のフォークのハイブリッド。2nd

風街ろまん

遠藤賢司/満足できるかな (1971)

ニール・ヤングのようなフォーク。ヒット曲「カレーライス」収録の2nd

満足できるかな

浅川マキ/DARKNESS I (1970-1990)

ブルース/フォーク/ジャズを基調とするダークな歌世界と独特のハスキー・ヴォイスで、1960年代後半〜70年代前半に「アングラ」と呼ばれた日本のカウンターカルチャーの歌姫的存在となった女性歌手。自選ベスト盤シリーズ「DARKNESS」の第1弾。1970年代の録音を集めたDISC1「初期作品集」と、近藤等則・本多俊之・山下洋輔等のジャズ・ミュージシャンが参加した1980年代の録音を集めたDISC2「JAZZ VERSION」のCD2枚組。デビュー曲「夜が明けたら」他収録。「ゴビンダ」はインド民謡のカヴァー。「セント・ジェームス病院」はニューオーリンズの伝承曲「St. James Infirmary」の日本語詞カヴァー

DARKNESS I

堀江美都子/30th Anniversary Special Edition MICCHI 100% 〜あしたがすき〜 (1969-1991) *

TVアニメ・特撮TVシリーズの主題歌を中心に800曲以上を録音し、「アニメソングの女王」と異名をとる女性歌手、堀江美都子の代表的な録音75曲を収録したCD3枚組のベスト盤(アニメ歌手デビュー30周年記念盤)。伸びのある澄んだ美声。「紅三四郎」(TVアニメ「紅三四郎」OPテーマ)は12歳のときに録音したアニメ主題歌デビュー曲。「アクビ娘」(TVアニメ「ハクション大魔王」EDテーマ)は1960年代洋楽ポップス風の傑作曲。「進め! ゴレンジャー」(特撮TVシリーズ「秘密戦隊ゴレンジャー」OPテーマ)は佐々木功とのデュエット。「たたかえ! ガ・キーン」(TVアニメ「マグネロボ ガ・キーン」OPテーマ)は水木一郎とのデュエット。「キャンディ キャンディ」(TVアニメ「キャンディ・キャンディ」OPテーマ)は100万枚を超える売上げを記録した大ヒット曲。その他、「ボルテスVの歌」(TVアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」OPテーマ)、「花の子ルンルン」(TVアニメ「花の子ルンルン」OPテーマ)など有名曲・佳曲多数収録

30th Anniversary Special Edition MICCHI 100% 〜あしたがすき〜

(Various Artists)/家宝 〜歌のお子様ランチ〜 (1969-1999)

1960年代末〜1990年代の主に子供向けTV番組発の大ヒット曲を集めたオムニバス(全16曲)。日本の童謡ヒット曲の元祖、「黒ネコのタンゴ」(皆川おさむ、1969年)の原曲はヴィンチェンツァ・パストレッリ(Vincenzo Pastorelli)の「Volevo Un Gatto Nero」(「黒い猫が欲しかった」の意。イタリアの子供向けの音楽コンクール「ゼッキーノ・ドーロ」入賞曲。作曲はフランチェスコ・パガーノ)。「ピンポンパン体操」(金森勢・杉並児童合唱団、1971年)はフジTV「ママとあそぼう! ピンポンパン」の放送曲。「およげ! たいやきくん」(子門真人、1975年。キンクスの「Sunny Afternoon」によく似た曲)、「いっぽんでもニンジン」(なぎらけんいち、1975年)「パタパタママ」(のこいのこ、1976年)はフジTV「ひらけ! ポンキッキ」の放送曲。「山口さんちのツトム君」(1976年)はNHK「みんなのうた」の放送曲(歌:川橋啓史(東京放送児童合唱団))を当時の子役スターの斉藤こず恵が歌ったもの。「ビューティフル・サンデー」(田中星児、1976年)は英国人歌手、ダニエル・ブーンの曲の日本語詞カヴァー。「ビューティフル・ネーム(ニュー・ヴァージョン)」(ゴダイゴ、1999年)はNHKで1979年に放送された「国際児童年」キャンペーンソングの再録音。「めだかの兄弟」(わらべ、1982年)はTV朝日のホームコメディー「欽ちゃんのどこまでやるの!?」の挿入歌で、編曲は坂本龍一。「おどるポンポコリン」(B.B.クィーンズ、1990年)はTVアニメ「ちびまる子ちゃん」のエンディングテーマ。とんねるずの「ガラガラヘビがやってくる」(1991年)、「がじゃいも」(1992年)はフジTV「とんねるずのみなさんのおかげです」のオープニング曲。「勇気100%」(光GENJI、1993年)はTVアニメ「忍たま乱太郎」のオープニングテーマ。「ILE AIYE 〜WAになっておどろう〜(NHKみんなのうたVersion)」(1997年)は角松敏生の覆面バンド、AGHARTAによるアフロラテン・クロスオーバー・フォーク(長野冬季五輪公式テーマ曲。V6のカヴァーヴァージョンも有名)。「だんご3兄弟」(速水けんたろう・茂森あゆみ・ひまわりキッズ・だんご合唱団、1999年)はNHK教育TV「おかあさんといっしょ」の放送曲。「でたらめな歌」(爆チュー問題、1999年)はフジTV「ポンキッキーズ」の爆笑問題のコントコーナーから生まれた曲

家宝 〜歌のお子様ランチ〜

早川義夫/かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう (1969) **

ジャックス解散後の1stソロ。アコースティックギター、ピアノ、オルガンの伴奏。シンプルな音の歌モノ。「サルビアの花」収録

かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう

エイプリル・フール/APRYL FOOL (1969)

元フローラル(GS)の小坂忠(vo)、菊池英二(g)、柳田ヒロ(key)と元バーンズの細野晴臣(b)、松本隆(ds)が結成したバンドの唯一のアルバム。60年代末の英米ブルース/サイケデリック・ロックの影響が色濃い音。歌詞は英語と日本語。日本のロックの黎明期の記録

APRYL FOOL

和田アキ子/ベスト・ヒット (1968-2001)

高校を中退しジャズ喫茶で歌っているときにホリプロにスカウトされ、1968年に歌手デビュー。TVタレントとしても有名な芸能界の大御所。「あの鐘を鳴らすのはあなた」他のヒット・シングルを網羅する16曲入りベスト盤。日本の伝統的な通俗歌謡曲のメロディーとパワフルでブルージーなヴォーカル、ソウル/ファンク風のアレンジを融合させた初期(1960年代後半〜1970年代前半)の楽曲(「どしゃぶりの雨の中で」、「笑って許して」、「天使になれない」、「古い日記」等)は和製R&Bの源流の一つ。「古い日記」はジェイムズ・ブラウンを歌謡曲にしたようなファンキーな曲

ベスト・ヒット

ジャックス/ジャックスの世界 (1968) **

早川義夫(vo、g)在籍。日本のアングラなロックのルーツ的存在。日本のフォークやGS、ドアーズ等に似た音。「からっぽの世界」収録の1st


ジャックスの世界

ザ・タイガース/世界はボクらを待っている (1968)

沢田研二/ジュリー(vo)、加橋かつみ/トッポ(g)、森本太郎/タロー(g)、岸部おさみ/サリー(b)、瞳みのる/ピー(ds)の5人組。GSの中で最も大衆的な人気が高かったバンドの一つ。同名の主演映画のサウンドトラックとして発売されたアルバム。甘いメロディの歌謡ロック。シングル曲「僕のマリー」「シーサイド・バウンド」「モナリザの微笑」「君だけに愛を」「銀河のロマンス」「花の首飾り」収録。楽曲提供は橋本淳(作詞)・すぎやまこういち(作編曲)

世界はボクらを待っている

ザ・フォーク・クルセダーズ/紀元貮阡年 (1968)

加藤和彦(vo、g)・北山修(vo、b)・端田宣彦(vo、g)の3人編成時に発表した唯一の公式スタジオ録音アルバム。テープの早回しによる甲高いヴォーカルのコミカルな曲「帰って来たヨッパライ」はアングラ・フォーク・ブームの発火点となった大ヒット曲。「悲しくてやりきれない」は叙情的なメロディが美しい名曲

紀元貮阡年

ザ・ゴールデン・カップス/COMPLETE BEST BLUES OF LIFE (1967-1969)

R&Bやブルース/サイケ/ガレージ・ロックの影響を強く受けた本格洋楽ロック志向のGSバンド、ザ・ゴールデン・カップスのベスト盤。「リード・ベース」と呼ばれたルイズルイス加部の超絶ベース、デイヴ平尾のソウルフルなヴォーカル、ファズを多用したエディ藩のサイケなギターが聴きどころ。歌詞は英語と日本語。「ヘイ・ジョー」(ジミ・ヘンドリクスもカヴァーしたガレージ・バンド、ザ・リーヴスの曲)、「ショットガン」(ジュニア・ウォーカー&ジ・オールスターズ)、「ミッドナイト・アワー」(ウィルソン・ピケット)、「ストレンジ・ブルー」(ザ・クリーム)、「ルシール」(リトル・リチャード)、「ワン・モア・タイム」(ゼム)、「泣かずにいられない」(ザ・ブルース・プロジェクト)等のカヴァー曲の他、「ジス・バッド・ガール」「LSDブルース」「過ぎ去りし恋」等のオリジナル曲、「長い髪の少女」等の歌謡GSヒット曲も収録

COMPLETE BEST BLUES OF LIFE

加藤登紀子/ゴールデン☆ベスト シングルス (1966-1987)

フォーク、シャンソン、南米のフォルクローレ、ロシアやアジアの民謡などの多彩なスタイルの楽曲で知られるシンガー・ソングライター。1966年のデビュー曲「誰も誰も知らない」から1987年のヒット曲「百万本のバラ」まで、シングル曲36曲のオリジナル録音を収録したベスト盤。「ひとり寝の子守唄」「知床旅情」「時代おくれの酒場」「灰色の季節」など有名曲多数。「愛のくらし」はドイツのタンゴ奏者、アルフレッド・ハウゼとトミー・チルドレンによる曲。「灰色の瞳」(長谷川きよしとのデュエット)はアルゼンチンのケーナ奏者、ウニャ・ラモス作のフォルクローレの名曲をカヴァーした大ヒット曲。「この空を飛べたら」は中島みゆき作曲。「時には昔の話を」はアニメ映画「紅の豚」のエンディングテーマ曲。「百万本のバラ」はエストニアの作曲家、ライモンズ・パウルスが作曲し、ロシアの女性歌手、アラ・プガチョワがロシア語でヒットさせた曲

ゴールデン☆ベスト シングルス

(Various Artists)/カルトGSコレクション [クラウン編] VOL.2 (1965-1969)

クラウン編のVol.2。ザ・プレイボーイ「シェビデビで行こう」、ザ・レンジャーズ「赤く赤くハートが」、ザ・ジェノバ「サハリンの灯は消えず」、ザ・クーガーズ「アフロデティ」他収録

カルトGSコレクション [クラウン編] VOL.2

(Various Artists)/カルトGSコレクション [クラウン編] VOL.1 (1965-1969)

1960年代英米ガレージ・ロックに似た音のGSの曲を集めたオムニバス。田辺昭知とザ・スパイダース「フリフリ」、ザ・レインジャーズ「レッツ・ゴー・レインジャーズ」、ザ・クーガーズ「テクテク天国」「J&A」他収録

カルトGSコレクション [クラウン編] VOL.1

ザ・スパイダース/コンプリート・シングルズ (1965-1970)

グループ・サウンズ(GS)と呼ばれた初期の国産歌謡ロックの先駆者。田辺昭知(ds)、かまやつひろし(vo、g、作曲)、堺正章(vo)、井上順(vo)他在籍。全シングルA・B面完全収録の2枚組CD。キンクス等に似た洋楽ロック寄りのポップな佳曲あり。「フリフリ」「モンキー・ダンス」「青春ア・ゴーゴー」「サマー・ガール」「なればいい」「なんとなく なんとなく」「真珠の涙」「黒ゆりの詩」他

コンプリート・シングルズ

加山雄三/グレイテスト・ヒッツ アビーロード・スタジオ・マスタリング (1965-1990)

1960年代に主演映画「若大将」シリーズで映画スターとなり、ミュージシャン(ギタリスト、歌手)としても先端的な活動を行っていた加山雄三の代表曲24曲を収録した編集盤。曲は全部自作で、カントリー&ウェスタン、ロカビリー等をベースにしたメロディアスな曲が多い。「君といつまでも」は大ヒット曲。「加山雄三とザ・ランチャーズ」名義でリリースされた「ブラック・サンド・ビーチ」はヴェンチャーズ風のエレキギター・インストロックの傑作。「お嫁においで」はウクレレを使用したハワイアン風の佳曲

グレイテスト・ヒッツ アビーロード・スタジオ・マスタリング

2005年05月16日

幻の名盤解放歌集*ビクター編 渚の歓喜(エクスタシー) (1964-1980)

湯浅学(音楽評論家)・船橋英雄(ライター)・根本敬(マンガ家)が結成した「幻の名盤解放同盟」監修による、日本の歌謡曲の珍品を集めたオムニバス作品。発情した年増のジェーン・バーキンのような喘ぎ・囁き唱法が濃厚な應蘭芳(オウ・ランファン)のお色気歌謡、「渚の歓喜」ほか全5曲を中心に、テンプテーションズを下品にしたようなR&B風ムード歌謡「中川浩夫とアンジェラス/ヨコハマ物語」、純朴な高校柔道歌謡「倉丘伸太郎/花の対抗試合」、本宮ひろ志のマンガの主人公との自己同一化による明朗歌謡「山田銀次郎/硬派銀次郎」、超絶ファルセットが強烈なムードコーラス歌謡「マハロ・エコーズ/どうしたの」、謎の大阪人による自作自演の料理指南歌謡「屋台のおっさん/変な串かつ教室」などを収録。この歌集はシリーズ化されており、他にも多数の珍曲が「解放」されている

幻の名盤解放歌集 Victor編 渚の歓喜(エクスタシー)

2005年05月14日

中村八大/中村八大作品集 上を向いて歩こう (1952-1999)

ポピュラー音楽の作曲家/ジャズピアニストの中村八大(1931-1992)が作曲・演奏したオリジナル音源を集めた作品集。水原弘「黒い花びら」(1959年)、坂本九「上を向いて歩こう」(1961年)、坂本九「明日があるさ」(1963年)、梓みちよ「こんにちは赤ちゃん」(1963年)、三波春夫「世界の国からこんにちは」(1967年。日本万国博覧会"EXPO 1970"テーマソング)、シング・アウト「涙をこえて」(1969年。合唱曲の定番)等のヒット曲・有名曲の他、ジャズコンボでの演奏や映画の主題歌、TV番組のテーマ曲、CMソングなども収録した4枚組CD。坂本九の「上を向いて歩こう」(英題「Sukiyaki」)は、1963年に米国の音楽誌、ビルボードとキャッシュボックスの両誌のチャートで1位になった、世界的に有名な大ヒット曲

中村八大作品集 上を向いて歩こう

美空ひばり/オリジナル・ベスト50 悲しき口笛〜川の流れのように (1949-1989)

太平洋戦争敗戦後間もない1949年に12歳の少女歌手としてデビューし、その後の戦後の昭和歌謡史において最大の人気歌手となった女性ヴォーカリスト。独特の艶のある歌声と卓越した歌唱力。楽曲は演歌が中心だが、ジャズや洋楽ポピュラー音楽に影響されたポップな歌謡曲も多数。1950年代には同世代の女性歌手の江利チエミ、雪村いづみとともに「三人娘」として映画共演などでアイドル的な人気を博した。最初のヒット曲「悲しき口笛」(1949年。同名の主演映画の主題歌)から最後のシングルとなった人気曲「川の流れのように」(1989年)まで、代表的な楽曲50曲を収録したCD3枚組のベスト盤。「東京キッド」「越後獅子の唄」「リンゴ追分」「港町十三番地」「哀愁波止場」「柔」「悲しい酒」他ヒット曲多数。「お祭りマンボ」(1952年)はラテン音楽に影響されたマンボ歌謡の傑作。GS全盛期の1967年にジャッキー吉川とブルーコメッツと共演した「真赤な太陽」はGS風のキャッチーな歌謡曲

オリジナル・ベスト50 悲しき口笛〜川の流れのように

笠置シヅ子/ブギの女王 (1939-1955)

戦前に少女歌劇の松竹楽劇団(大阪松竹歌劇団/OSKに所属)の花形スターとして歌・踊り・舞台・映画出演などで活躍し、太平洋戦争敗戦後の連合国による占領期には歌手として「東京ブギウギ」をはじめとするブギ歌謡で一世を風靡した稀代のエンターテイナー、笠置シヅ子(1914-1985)のほぼ全ての録音を収録した3枚組CD(未収録は「北海ブギウギ」ほか4曲)。スウィンギーなリズム感とパワフルで張りのあるヴォーカル。楽曲の9割は服部良一の作曲で、米国のジャズをベースにしたモダンな作風。戦前にビッグバンドを従えて録音した「ラッパと娘」(1939)はスウィングジャズ風の佳曲。東南アジアの民謡風の「アイレ可愛や」(1946)は戦中の人気曲(録音は戦後)。「東京ブギウギ」(1947)は霧島昇・並木路子の「リンゴの唄」(1946)と並ぶ終戦直後の大ヒット曲。「ジャングル・ブギー」(1948)は黒澤明監督の映画「酔いどれ天使」の主題歌。「買物ブギー」(1950)とその続編の「たのんまっせ」(1953)はリズミカルな大阪弁ポップスの傑作

ブギの女王

2005年05月03日

服部良一/僕の音楽人生 (1935-1973)

日本のモダンな歌謡曲の創始者、服部良一(1907-1993)のコロムビア在籍時の作品のアンソロジー。淡谷のり子「別れのブルース」(1937年)、渡辺はま子・霧島昇「蘇州夜曲」(1940年)、笠置シヅ子「東京ブギウギ」(1947年)、高峰秀子「銀座カンカン娘」(1949年)、藤山一郎・奈良光枝「青い山脈」(1949年)他収録の3枚組CD

僕の音楽人生