2020年02月26日

マキシマム ザ ホルモン/予襲復讐 (2013)

1998年に東京都八王子市で結成されたロックバンド、マキシマム ザ ホルモンの7作目のアルバム(オリコン1位位)。前作『ぶっ生き返す』(2007年)と同様、ヘヴィーメタルとハードコアパンクをベースに、キャッチーなヴォーカル・メロディーとデス声を含んだポップでラウドなメタルコア。両A面マキシシングル『爪爪爪/「F」』からのの2曲とトリプルA面マキシシングル『グレイテスト・ザ・ヒッツ 2011-2011』からの3曲(『鬱くしき人々のうた』、『maximum the hormone』、『my girl』)を収録。『爪爪爪』は日本テレビ系の音楽番組「音楽戦士 MUSIC FIGHTER」のオープニングテーマとして使用された曲。『「F」』は鳥山明の漫画『ドラゴンボール』のフリーザをテーマにした曲で、鳥山はアニメ映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』(2015年)の着想をこの曲から得たと語り、この曲は映画内でバトルソングとして使用された

予襲復讐

2020年02月13日

Jo Kondo/Surface, Depth, and Colour (Ensemble Nomad, 2012) *

近藤譲作品集『表面・奥行き・色彩』(ALM Records)。1947年東京生まれの日本の現代音楽の作曲家、近藤譲が2000年〜2009年に作曲した作品7曲、8楽器のための「杣径(そまみち)」(2008年)、バス・フルート、ヴィオラ、チェロ、ピアノのための「空の空」(2009年)、ヴァイオリンとピアノのための「冬青(そよご)」(2003年)、アコーディオンと弦楽四重奏のための「ヤーロウ」(2005年)、ギターのための「カラミンサ」(2000年)、オーボエと打楽器のための「ダーティングトン・エア」(2000年)、12楽器のための「表面・奥行き・色彩」(2008年)を収録。目的論的な方向性と遠近法的な空間性を欠いた、日本の伝統的な絵画のような、幽玄で独特の雰囲気がある作品群。演奏はアンサンブル・ノマド

Surface, Depth, and Colour

2020年01月29日

Various Artists/The Sound Gallery Vols. 1-2 (1995/1996/1968-1976)

1968-1976年にEMIからリリースされたイギリスのインストゥルメンタル・ミュージックの楽曲を集めた編集盤(Scamp)。Vol.1は24曲、Vol.2は27曲を収録。バート・バカラック(Burt Bacharach)的なオーケストラ・ポップやジャズ、ファンク、ロックの影響が強い曲など、キャッチーなイージーリスニング/ラウンジ・ミュージック/ライブラリー・ミュージック(映画・TV番組・放送で使用される非商用の音楽)の楽曲を多数収録。作曲者はアラン・ホークショウ(Alan Hawkshaw)、キース・マンスフィールド(Keith Mansfield)他。キース・マンスフィールドの「Young Scene」はTVのサッカー番組「The Big Match」のテーマ曲として使用された曲。アラン・ホークショウの「Blarney's Stoned」はデイヴ・アレンのTV番組のテーマ曲として使用された曲。ジャック・パーネル・アンド・ヒズ・オーケストラ(Jack Parnell and His Orchestra)の「Enter The Dragon」は映画「燃えよドラゴン」のテーマ曲。ジョージ・マーティン(George Martin)の「Theme One」はBBCラジオ1のテーマ曲として使用された曲

The Sound Gallery Vol. 2

2020年01月15日

Alice Coltrane/Journey in Satchidananda (1970)

主に1960年代末から1970年代前半のインパルス!レコードでの前衛ジャズの録音で知られるアメリカ合衆国のジャズ・ピアニスト、ハープ奏者、アリス・コルトレーン(Alice Coltrane)の4作目のソロアルバム(Impulse!)。ジャズ・サクソフォーン奏者のファラオ・サンダース(Pharoah Sanders)との共同制作。コルトレーンのピアノとハープ、サンダースのソプラノ・サックスを中心とするモーダルなスピリチュアル・ジャズ。弦楽器のタンブーラやウードを使用しているため、南アジアや中東の民族音楽の要素もあり。聴きやすくて心地よい音楽

Journey in Satchidananda

2020年01月03日

Charles Earland/Black Talk! (1969)

ソウル・ジャズにブルース、ファンクを混合した、主に1960年代末〜1970年代の演奏で知られるアメリカ合衆国のジャズオルガン奏者、チャールズ・アーランドのセクステットによる1969年のアルバム(Prestige)。ポピュラー/ロック寄りのソウル・ジャズのヒット作。タイトル曲はザ・ビートルズ(The Beatles)の「Eleanor Rigby」の変奏。「More Today Than Yesterday」はアメリカ合衆国のポップバンド、ザ・スパイラル・ステアケース(The Spiral Starecase)のヒット曲のジャズ・アレンジ

Black Talk!

2019年12月18日

Nirvana/In Utero (1993)

ニルヴァーナ/イン・ユーテロ

1987年にワシントン州アバディーンで結成されたアメリカ合衆国のロックバンド、ニルヴァーナ(Nirvana)の3作目にして最後のスタジオ録音アルバム(全米・全英アルバムチャート1位)。ポップで洗練された前作「Nevermind」(1991年)よりもダークでヘヴィで荒々しいグランジ/オルタナティヴ・ロックの傑作。シングル曲、「Heart-Shaped Box」(全英5位)、「All Apologies/Rape Me」、「Pennyroyal Tea」収録。プロデュースはスティーヴ・アルビニ

In Utero

2019年12月04日

涼宮ハルヒの完奏〜コンプリートサウンドトラック〜 (2016)

TVアニメシリーズ『涼宮ハルヒの憂鬱』(2006年版・2009年版)の全サウンドトラックを収録したコンピレーション・アルバム(CD5枚組)。TVシリーズの劇伴音楽、主題歌、挿入歌とドラマCD、ラジオ番組の主題歌を網羅し、TVシリーズで使用されなかった楽曲も多数収録。Disc 1〜4は劇伴、Disc 5はヴォーカル曲を収録。楽曲のスタイルはオーケストラ・ポップ、エレクトロニカ、クラシカル、ロックなど様々。劇伴の大半は、元ナムコのサウンド・クリエイターでヴィデオゲームやアニメの劇伴で知られる作曲家・編曲家・音楽プロデューサーの神前暁が作曲・編曲したもの。聴きどころは、TVシリーズの2006年版と2009年版のオープニング/エンディング曲全4曲を含むキャッチーなヴォーカル曲12曲のフルヴァージョンを収録したDisc 5。TVシリーズ2006年版のエンディング曲「ハレ晴レユカイ」は、振付があるダンス曲として有名なヒット曲

涼宮ハルヒの完奏〜コンプリートサウンドトラック〜

2019年11月20日

Ali Farka Touré with Ry Cooder/Talking Timbuktu (1994)

アリー・ファルカ・トゥーレ・ウィズ・ライ・クーダー/トーキング・ティンブクトゥ

西アフリカの伝統音楽と北米のブルースに根ざした音楽で知られるマリの歌手・ギタリスト・ソングライター、アリー・ファルカ・トゥーレ(Ali Farka Touré)と、スライドギターの演奏とルーツミュージックの発掘で知られるアメリカ合衆国のミュージシャン・ソングライター、ライ・クーダー(Ry Cooder)の共同制作。西アフリカの伝統音楽とブルースを融合させた、トランス的で催眠的な心地好さがある音楽。アリーのヴォーカルと2人のギターが中心で、ンジャルカ(1絃フィドル)、バンジョー、ムビラ(ジンバブエの親指ピアノ)、マンドリン、マリンバ、アコーディオンを含む。1994年のグラミー賞最優秀ワールドミュージック・アルバム賞受賞作。プロデュースはライ・クーダー

Talking Timbuktu

2019年11月06日

BABYMETAL(ベビーメタル)/METAL GALAXY (2019)

芸能事務所アミューズ所属のメタルダンス・ユニット、BABYMETAL(ベビーメタル)の3作目のスタジオ録音アルバム(全米アルバムチャート13位)。2018年にYUIMETAL(scream, dance)が脱退し、SU-METAL(vocals, dance)とMOAMETAL(scream, dance)の2人組となってからの初のアルバム。Jポップ、ヘヴィーメタル、エレクトロニック・ダンス・ミュージックの融合をベースに、ユーロビート、インドやロシアの民謡、宇多田ヒカル風のアーバンR&&B、ラテン音楽、ヒップホップなどの要素も含んだキャッチーなポップ・アルバム。シングル曲、「Starlight」、「Elevator Girl」、「PA PA YA!! (feat. F.HERO)」、「Shanti Shanti Shanti」収録。ゲスト参加は、B'zのギタリストの松本孝弘、サバトン(Sabaton)のヴォーカリストのヨアキム・ブローデン、ポリフィア(Polyphia)のギタリストのティモシー・ヘンソンとスコット・ルペイジ、アーチ・エネミー(Arch Enemy)のヴォーカリストのアリッサ・ホワイト=グラズ、タイのラッパーのF.HERO。プロデュースはKOBAMETAL(アミューズのプロデューサー、小林啓)

METAL GALAXY

2019年10月23日

Beach House/Teen Dream (2010)

ビーチ・ハウス/ティーン・ドリーム

2004年にメリーランド州のボルチモアでヴィクトリア・ルグラン(vocals, keyboards, organs)とアレックス・スカリー(guitar, basses, organs, piano, harmony vocals)によって結成されたアメリカ合衆国のドリーム・ポップ・デュオ、ビーチ・ハウス(Beach House)の3作目のスタジオ録音アルバム。電子オルガン、ストリング・シンセ、ドラムマシンを使用したエレクトロニカ/ドリーム・ポップ/インディー・ポップの傑作。洗練された心地よい音とシンプルだが美しいメロディー。シングル曲、「Used to Be」(2008年のシングル曲の新ヴァージョン)、「Norway」、「Zebra」収録

Teen Dream